ふぶきの部屋

皇室問題を中心に、政治から宝塚まで。
毎日更新しています。

平清盛・開拓者たち

2012-01-09 09:33:41 | ドラマ・ワイドショー

 土曜日にやってた「徹子と羽鳥の・・・」録画してたのをやっと見ました。

マッチの結婚裏話は「さもありなん」という感じでしたが黒柳さんの「引退」を言い渡すのは

マッチ・・という件で「成程なあ」って

人間引き時が大事・・・でもそれを見極める事が出来なかったのが森光子。

「放浪記」の再演決定から医者の進めで降板までのいきさつを黒柳さんは知っているんで

しょうねーー

若貴の「兄弟対決」って「ガチンコ」だって言い張ってたけど、八百長じゃないの

しかも親方が暗に示唆?それで弟は不信感を抱き今に至った?

それならわかる気がしました 貴乃花親方の「相撲の清浄化」に対する執念は

しつこすぎるものがあるくらい。

でもお兄ちゃんの方としても「藤島部屋」の将来を考えるとスター力士は必要で

兄弟横綱も話題性として必要・・・その為に頑張る自分 感覚は経営者だよね。

翻弄された兄弟の話ですね。

 平清盛 

1回目の冒頭で挫折・・・でも見るって約束したから(誰と?)暫くみますが

脚本家に言いたい

藤本有紀さんへ (宝塚で言うなら児玉明子のような存在?)

 頼朝がナレーションってあまりにおかしい 

  あっちは源氏だよ?

 時代劇は韓国史劇ではない

 時代劇はパイレーツオブカリビアンでもワンピースでもない

 時代考証の本郷和人氏が何と言おうとも、

      皇室の事を「王家」とはいいません

  それも二言目には「王家に取り入る為」「王家の犬」

 「王家が」としつこいんだよっ

 (ベルばら5巻のベルナールの台詞

 「王宮の犬王宮の飾り人形!」を思い出じゃないかっ)

 法皇の前で女性を殺したりはしません。

   まして矢を射掛けるなんて・・韓国ドラマの見過ぎ。

 皇族を名前では呼びません。

  ・・・東宮とか・・・の宮とかそういう言い方です。

 

全体的に韓国史劇の匂いがぷんぷん。

何でかしら?と思ったら、法皇=身分制の最上位にいる圧制者。平家=蔑まれる者

という図式が明確で、そこに「恨」が見えるからです

舞子を目の前で殺された忠盛。舞子の遺児が平太。ここですでに「復讐劇」の下地が。

舞子の殺され方。目の前で徹底的に残酷に殺す・・・という手法はまさに韓国史劇。

そこに「王家」という言葉が入り込んで皇室の尊厳を著しく損なっています。

王家=日王で、法皇と鳥羽帝の争いをワイドショー的なスキャンダル風に描くわけ。

あの当時、そこまで武士が貴族社会に対して「身分制」の不満を持っていたのか・・・

「本当は尊い身分で生まれた男子が格下の家に貰われて、そこでいつかは本当の

身分を取り戻そう」というのはかの国のメンタリティだよ・・・・

それと、何で頼朝がナレーション?

ドラマ冒頭に北条政子が馬に乗って報告に来るというのも変です っていうか

壇ノ浦の頃には清盛死んでるし・・・頼朝が清盛にシンパシーを感じるなんて

ありえないでしょ

全体的におどろどろしい・・・「北条時宗」以来のどろどろ感が。でも時宗はまだ

日本的などろどろだからいいけど、こっちは韓国ドラマ風でもう終わりだーーって感じ。

ラストの剣を引っこ抜く所は完璧にアーサー王か?って感じだしね。

中井貴一伊東四郎もこんな作品なのに大真面目にやってて気の毒です

松田聖子の祇園女御は思ったよりよかったです。うりざね顔だからかつらも似合ってる。

さすがの壇れい。その一言ですね。

三上博史の鳥羽上皇は可哀想で。この人だけが希望か?

見続けるのが大変なドラマになりそうです。

 

 開拓者たち 

高校3年の日本近現代史の授業で『テーマを決めて調べよう」というのがあって

満蒙開拓団について調べようと思い、市の図書館に通った記憶があります。

ところが・・・資料が何一つなかったのです。

司書の方にも聞いて一生県警に調べたけど、何も残ってない・・・・今はネットで何でも

調べられるけど当時は手段がないもの。

なので、結局「そういう歴史があったらしい」という事でまとめた記憶が。

なぜ「満蒙開拓団」に興味を持ったかというと、要するに「引揚者」に

興味があったのね。

私の両親は台湾からの引揚者。私が昔住んでいた一番町の商店街は引揚者や

中国系が多くて、仙台はそういう町だったとの話も聞いたので

でも、今思えば仙台に資料がなくて当たり前だったのね。

多くは那須に引き上げて新しい生活をしていたという事ですか・・・・・

両親が住んでいた台湾は日本人にとって天国のような場所だったうようで、家柄のいい

人も多かったし、生活も豊か。一方満州に開拓団で行った人達は悲惨な目にあっている。

小さい頃からいかに台湾での生活が素晴らしかったか聞かされてきた私としては

もう一方の悲惨さが気になってしょうがなかったんですね

東北の農家は元々貧しかったから、引き揚げてきても迷惑にしかならなかった

んでしょう。

うちは母方が熊本ですけど2世代以上経ってるから故郷がないし、母の兄弟は

その頃は自分達の生活で手一杯。だから仙台の父の実家に身を寄せ、次第に

母の兄弟やその家族を養い、その為に財産を食いつぶし(リアル雅子妃)

いまだにふぶき毛では嫌われ者です・・・・

 

まあ、それはいいとして貴重な証言を元にドラマを作っているので、とてもリアルで

見やすく、また引き込まれていく内容です。大河ドラマとは大違い。

同じ放送局で何でここまで違いが出る?と思うと情けなくなりますが。

 

満島ひかりがとてもいいですね 体は細いけど肝っ玉母さんって感じだし、

その妹役,山下リオがさらにいい。あんなにナース姿が似合うなんて・・・あまりの

可愛らしさに脱帽です。

3回目はいよいよ日本へ帰るんですね。苦労の多い人生が報われるといいなあ。

 

 

 

 

 

コメント (3)
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