ふぶきの部屋

皇室問題を中心に、政治から宝塚まで。
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会見なし・参拝なし・ティアラなし

2013-04-23 17:06:19 | 皇室報道

 まあ・・・予想はしてても、それが文章になるとぞぞっとするわけで。

 

今日発売の「女性自身」によりますと。

 皇太子夫妻が東宮大夫に「二人で行く」と返事をしたのは4月15日。

 17日に両陛下に報告

 記者団は「医師の見解」を期待したが

  「今回は医師の診断ではなく判断ですので」と小町大夫。ゆえに医師団の見解はなし。記者会見もなし。

 大野医師の考え → オランダは公式訪問になるので負担が大きい。6月スペインに同行の方がいいと判断。

   しかし、雅子妃がそれを振り切って決断。

 なぜなら「オランダ訪問」こそが7年前の恩返しになると雅子妃は信じているから。

 皇族は弔問以外の海外渡航の場合、必ず宮中三殿に参拝する。それも両陛下、皇太子夫妻は装束を身に着けて

   参拝。しかし、雅子妃は長時間の移動と側式の為「体力温存」に心がけ、参拝しない事を決めた。

 また、少しでも(数百グラム)負担を減らすためにティアラもつけないという自衛策に。

 雅子妃は1か月以上前からオランダ訪問の為にダイエットをしており、(ウオーキングと食事療法)

    オール学習院ではみるからに痩せて やつれた感じがあった。

   雅子妃はもともと太りやすい体質。しかしとても生真面目なので、重要な式典の前には体調だけでなく

   スタイルにも非常に気を使われる。

 オランダには大野医師も同行。

 他には香山リカ、斉藤環らおなじみの「擁護」メンバーが「成功体験は大切。出来る事から頑張って」とか

  「数か月単位の海外静養を」とか・・・

   

 ちょっと今までの整理。

 1月 → ベアトリクス女王が退位し、ウイレム王太子が即位する事が発表され、4月と決められる。

 2月 → 外務省・宮内庁が「皇太子単独で式典参加」と内々でオランダに報告。

         小和田恒氏、安倍首相と面談?

 3月 → 皇太子が訪米。そこでオランダ王太子に「二人で行きます」とこっそり話す。

         内々に東宮職に招待状が届く。3月上旬で返事をと言われる。

        マサコ妃、ダイエット開始?

 3月下旬 → 皇太子一家はスキー旅行。そこで小和田恒氏から頻繁に電話が入る。

 4月1日 → 正式な招待状が宮内庁に届く。

  4月7日 → 両陛下と東宮家の昼食会

     8日 → 山本長官の苦言

    10日 → 両陛下、東宮御所で食事

    11日 → 風岡長官の苦言

    12日 → 小町大夫「医師の診断待ち」

    このあたりでオランダのマキシマ妃から直電話?「ぜひ来て欲しい」と説得された・・・?

    15日 → 大野医師は反対。しかし東宮夫妻は小町大夫に「二人で行く」と返事。

    16日 → 両陛下に報告

    17日 → マスコミが一斉報道

           即位式・レセプションは必ず出るが、他は体調を見て判断

    18日 → 園遊会欠席

    19日 → 愛子内親王インフルエンザ報道

           小町東宮大夫「医師の診断ではなく判断で」

                    「即位式・レセプション以外は出ない。訪問自体がダメになる事も

                     もしかしたら即位式も出ないかも」

 

多分、全てが出来レース。1月からこういう流れで事をすすめるという事はわかっていたに違いありません。

国民は踊らされたという事ですね。

今頃になって「もしかしたら・・・」を連発し、さらに「・・・・しない」を当たり前のように突きつけて

「体調の波があるにも関わらず皇室外交の為に身を犠牲にする雅子様」と持ち上げても一体誰が信じるでしょう?

オランダへ行っても「お手ふり」だけであとは出なかったら「何の為に?」と言われますが、それが「成功体験の一つ」

になるんでしょうか?香山リカ先生

渡航前後の儀式やしきたりを全部無視して成功体験が得られるのでしょうか?香山リカ先生。

そこまでして行かなくてもいいし、かえってオランダに迷惑でしょと誰もがそう思っています。

 

 医師の診断ではなく判断について

要するに医師団は診察をしていないという事ですね。だから診断が下せないのです。

大野医師の「判断」一つで物事を進めようとするあたり、今までは騙せてもこれからはそうは

いかないでしょう。

なんせ「判断」は「オランダ行きはやめた方が・・・」だったんですから。

その忠告を受け入れずに行くという事は自己責任。

どんな風に笑われても失敗して叱られても、全部東宮夫妻の実績になるわけで。

それでいいんですね?

それでも医師を同行させるというのはどういう事でしょう?

静養ならともかく、公式行事出席に精神科医を同行(セラピストじゃないよ)する妃って。

「お医者様の判断により」行事欠席の理由づけをするつもりなんでしょうか?

国内では国民はわかっていても何も言いませんが、外国でそれが通じるでしょうか?

 

 宮中三殿参拝なしについて

 オール学習院では夕方まで元気に歩き回る事が出来、日々、ウォーキングに励んでいる雅子妃が、

 まぜ装束をつけて参拝する事が負担なんでしょうか?

  確かに装束は重い。重いけれどまだ50にならない女性が着られない程のものじゃないでしょう?

 それに、参拝したその足で飛行場に向かうわけではないし、休む時間などいくらでもあるじゃないですか?

 悠仁親王殿下だって卒園式の翌日に武蔵野陵に参拝しているんですけど?

 雅子妃は前回のオランダ静養の時も「医師が止めるので」宮中三殿参拝なし、両陛下への挨拶すらなさらなかったですね。

 無論、帰国後、武蔵野陵にも行っていませんし。

 そういう事に関して「神道の宗家」である両陛下はなぜ怒らないのですか?

 神社本庁、伊勢神宮はなぜ怒らないのですか?

  前回の参拝なしに続き、今回の事に関して両陛下や皇族方が異を唱えず、言いなりになっている事がどうしても

 理解できないし、国民としてどう考えたらいいかわかりません。

 正直、よその家の「墓参り」とか「法事」には他人は口を出す事が出来ません。

「あそこの嫁さん、法事に出ないし墓参りもしないんですって」程度ですよ。

叱るべき、怒るべきは両陛下であり、伊勢神宮であり神社ですよ。

そして皇族方です。

なぜ異を唱えないのですか?将来の天皇と皇后なのに、なぜ「参拝しなさい」と言えないのか。

これでは両陛下が神社を軽く見ていると思われてもしょうがないですよね。

 

 ティアラなしについて

ティアラというのは王族・皇族の象徴です。公式行事、ローブ・デコルテには欠かせないもの。

しかし、皇后陛下は頸椎の負担を減らす為にティアラをつけるのをやめました。

それにならって・・・・と言いたいのか何なのか。

自ら「自分は皇族ではない」と宣言しているようなものです。

 

しかし、即位式はローブ・デコルテじゃないようですね。前日の晩さん会?昼食会?などがデコルテ着用だとすると

雅子妃は出席しないので関係ない筈ですが。レセプションがデコルテ着用なのかしら?

各国王族方がデコルテでティアラをつけて出席しているパーティで、一人だけ、何もない女性がいたら

それは回りからみたら「妃」ではないでしょう。妃未満の扱いを受けたいという事ですね。

日本では「ティアラなし」が許されてもヨーロッパでそれはありえないでしょう。

 

オランダ行きが取沙汰されてから・・・っていうか、秋篠宮家の慶事が終わってから

両陛下も他の皇族方も息をひそめているように見えます。

東宮家が何をしようと「どうぞお好きに」状態。

その裏にどんな思惑が隠されていても国民からは「ああ、雅子妃には誰も逆らえないんだな。

非常識を常識にしてしまう。それが雅子妃であり、東宮家であり皇室である」と。

テレビはそんな「非常識極まりない」事を大げさに持ち上げて「素晴らしい」と報道する。

すると「ああ、それが常識なのか」と思う輩も出てくる・・・経済活動に支障をきたす。

日本経済は悪くなる。アベノミクスどころじゃありませんって。

でもいいんですよね。日本の象徴たる家がそうなら。国民は「死なばもろとも」ですから。

 

 

   

 

              

 

 

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韓国史劇風小説「天皇の母」108(なぜにフィクション?)

2013-04-23 08:00:00 | 小説「天皇の母」101-120

皇太子夫妻に子供が出来ないという問題は、皇室の内部のみならず、

次第に国民の間にも広がっていき、関心がある者は「大丈夫なのかしら」と不安になった。

女性天皇を容認すべき」という意見が出てきたのはこのころで、このままいくと

アキシノノミヤ家のマコ内親王が女帝に立てられるかもしれないという可能性もあった。

今上は「法律に委ねるべき」と一切の言葉を発する事がなく、宮内庁としては戸惑うばかりだった。

一体、陛下はどのようにしてほしいのかおっしゃってさえくれたら

カマクラはつぶやく。

宮内庁のスタンスはあくまでも「男系維持」である。しかし、カマクラの下にはすでに外務省上がりの

左翼がかった職員も数名おり、「なぜ男系男子にこだわるのかわからない」といい始めるものもいた。

それを理屈ではない。これは伝統なのだ・・・と教えこむのに一苦労。

今時のジェンダー思想はなんでもかんでも「男女平等」で解決しようとする。

雇用機会均等法が浸透してきたことと、皇位継承の問題は別だといのに。

外国のメディアは盛んに「閉じ込められたマサコ妃」と皇室がいかに旧弊でキャリアウーマンに冷たいかを

書くばかり。それに便乗して女性週刊誌などは毎週毎週「マサコさまはお可哀想」と書き立てる。

職員達も自分達ばかり悪者にされる事にうんざりしている。

 

カマクラも東宮夫妻に対するありとあらゆる教育が全部破たんする様には失望を隠しきれなかった。

この年にはベルギーの王室ご一家が来日。

事もあろうにマサコ妃は王妃と同じ色のスーツに身を包み、公式の場で笑いをこらえるしぐさをして

回りをはらはらさせた。

どんな時にも皇太子をたてるようにと言っているのに、自分が前に出ないと気が済まないらしく

ベルギー皇太子の前では自分の夫をさそいて会話しようとするそぶりさえ見られた。

カーティシーも満足にできず、気の利いた会話もまだ出来ない。

どこが優秀だったのかわからない。だから黙って言われた通りに動いていればいいものを

通訳などが一歩でも自分の前に出ると怒り出す始末。

 

シラク大統領が来日した時は終始ご機嫌で、公務を嫌がらなかったが一転して赤十字大会などに

行くと不機嫌になり、休みたがる。

実はシラク大統領は「ぜひ皇太子夫妻にフランスへ来て頂きたい」と誘いをかけていた。

というのも1982年にミッテラン前大統領と鈴木善幸元総理の間で交わされたパリ日本文化会館の

着工が着実にすすみ、来年の5月には開館セレモニーが行われる予定なのである。

大統領はこの式典に「ぜひ皇太子夫妻を」と言ってきたのだ。

こちらが何も申し出なくてもマサコ妃の耳には外務省を通じて情報は入っている。

それゆえに大統領来日時にはご機嫌だったのか・・・・

しかし、今の状態で皇太子夫妻を海外に出していいものか。

 

年末。

宮内庁記者会から何度も催促されていた、マサコ妃の誕生日記者会見が行われた。

嫌だと言っているのにどうして無理強いするの」

無理強いではなく、これは皇族としてのお務めです。皇族であるかぎり、年に何度かはこのような

機会を持たなくてはなりません。皇室と国民の間を近く持っていなくては皇室は滅びるのです。

それに妃殿下。記者達の要望に応じておかないと、あれこれと変な噂を流される恐れもありますし

半ば脅しのような言葉にマサコは唇をかみしめた。

妊娠に触れないと約束するなら

ええ。勿論です」

にっこりとカマクラは笑った。そしてソガ東宮大夫には

「くれぐれもおかしな事は喋らせるなよ」と言った。

記者会見の出来次第によっては・・・という気持ちだった。

それにしても、皇太子夫妻はどうしてこうも「世継ぎ」問題に無頓着なのか。

皇太子は確かに回りに流されやすい面もあるが、元々は気のいい青年だ。

それが今やすっかり「我」を張るようになっている。

今回の記者会見も頼みに頼んでやっと・・・・すでに東宮御所はマサコのいいなりになりつつある。

そうはさせてはいけない。

皇統を守る為には男尊女卑もない。きちんと身分をわきまえる妃が必要なのだ。

 

あくまでも宮内庁は「記者会見の場は提供するが質問内容に関しては感知しない」というスタンスだった。

しかし、結果的に「懐妊」の質問は控えられ、記者会の中でも特定の記者達10数人に限られ

15分程度で終わらせるようにとの暗黙の了解があった。

マサコはロイヤルブルーのスーツで登場。久しぶりに見るその姿はほんの少し太った感じがして

それがまた「懐妊ではないか」と噂のもとになりそうだった。

しかし、結婚直後の勝ち誇ったような表情はすでになく、どこかおどおどしている。

3年前とすっかり同じではないかと誰もが思った。

口調は早口で暗記した文章をさらさら読んでいる・・・という印象だった。

海外で「哀しきプリンセス」などと噂される事にかんしては「事実でない事が大げさに報道されている」と

要するにそういう事を言いたいのだろうが、めちゃくちゃに回りくどくしかも「脳内革命」などという言葉まで

使って説明するので、記者達は面食らった。

皇太子妃の役目というものはわかっている(世継ぎを産むべきなのはわかってる)しかし、自分らしい生き方も

したい」・・・多分そういう事を言いたいのだろうなあというのを、さらにさらにわかりにくく言う。

よくもまあ、そんな文章を作って暗記できるもの、さすがにマサコ様だなどと記者達は別な意味で称賛した。

けれど、最後の最後に残った印象は、結果的に

「まだお妃になってない」というもの。

結婚して3年も経つのに、妃らしい動作も言葉もつかえない。いや、使いたくないのだ。

どこまでもかたくなに自分を守ろうとしている。

どんな人間も3年もすれば馴染むものを。この人はいまだ「オワダマサコ」なのだと。

 

そんな記者達の印象をよそに、マサコとしてはかなりうまくやれたとほっとしていた。

暗記は昔からおてのものだし、これで少しは彼らも自分の優秀さがわかったに違いない。

自分は今までの皇太子妃とは違う。

外務省を後ろ盾に持つ、キャリアウーマンだった妃なのだから。

 

しかし、カマクラの下した判断は別だった。

やはり・・・・」

彼はため息をついた。記者会見の間中、体がこわばって自然な笑顔を作る事が出来なかったばかりか

臨機応変に言葉を変えるという事も出来ない。

回りくどい言い回しで何を言いたいのかわからない。けれどプライドだけは異常に高い。

これでは中東の二の舞だ。

あの時はまだ新婚だったから、多少の失礼があっても回りは許してくれた。

アラブの馬は褒めてはいけないのに褒め称えて「馬をせびった」と思われたことも、ヨルダンの王妃の

言葉にふてくされた表情をしたことも、何もかも「まだ結婚したばかり。お若いし」ですんだ。

しかし今は違う。

外交的に失礼があったら困るのだ。

 

パリ日本文化会館の開館式にはノリノミヤ様を」

カマクラは決断した。

 

 

 

 

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