ふぶきの部屋

皇室問題を中心に、政治から宝塚まで。
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ダンダリン 労働基準監督官

2013-10-03 09:56:20 | ドラマ・ワイドショー

 いよいよ秋ドラスタートで。

「ごちそうさん」見てますけど・・・・・子役の発音が聞き取れなくて。

 

 ダンダリン 労働基準監督官 

 

こういうドラマが作られる背景には、いかにして今の企業が人件費をおさえて

ブラックな働き方を強いているかって事があるのだと。

今回、問題になった建設会社でしたっけ?の社長さんのセリフ

不景気なんだから、働けるだけでもありがたいと思え」っていうのが企業の本音。

いくらヒロインのダンダリンが「雇用者と非雇用者は対等な権利を持つ」と

主張したって無理無理。

渡辺いっけいは、ラストシーンで手を挙げたけど、普通は上げない。

 

ネットでは「ひどいドラマ」って言われてました。

 ダンダリンの性格が異常

 トリンドルの泣き演技はいらない

 ほふく前進の意味はなんだ?

って事らしいですが、私は結構楽しく見ましたよ。

竹内結子の硬い演技は・・・ああ、それなり。感情が高ぶってくると

「うーうー」って唸るんですけど、それがすぐるちゃんっぽくて。真似か?と。

叫んだり物を壊したりしないだけいいのかな。

山のあなた」を唐突に出してくる意味はわからないけど

(野村萬斎が「にほんごであそぼ」でやってた「ややこしやー」を思い出す)

 

トリンドル玲奈の「泣き」も個人的にはありですね。一番笑いました

公務員らしくはないけど。

ほふく前進の意味は・・・雨の中、あそこまでこそこそして逮捕しなくちゃ

いけないって変だよなーーと思いましたが。

 

脚本があれこれ言われてるけど、ただ一つ、あっているのは

「公務員的思考」かな。

松坂君のような「今の環境で十分幸せで、今以上に何かしたいとか出世とか

高収入とか望んでない。ひたすら平穏無事な毎日を望んでる」ってのが

まさにぴったり

そういえば、夏にバイトした時、まだ23歳の若者に

俺が公務員になったのは、他にやりたい事がなかったからです。全くなくて。

それで勉強だけは出来たので、公務員試験受けてみようかなって。

採用試験も東京に近い方がいいと思って。俺、子供とか生まれたら絶対に

最高の教育をしたいっす。その為には東京に通える環境じゃないとって。

だからここに決めました」

って言われた時は、ほぼ同い年のジュニアのフーテンぶりと比べると

あまりに堅実ですごいっ 偉いっ って思ったけど、何だか夢がない?

本当に公務員の方々って表情がないんですよね。喜怒哀楽に乏しいっていうか。

それはヨンジュナの学校の先生方も同じ。

だからドラマで、そこだけは忠実だったなあと思うわけです。

 

お仕事ドラマっていえば「ハケンの品格」が一番面白かったけど、あの路線で

行くのかしら?

とりあえず11%の視聴率はとったらしいので。

 

あ、それと桃李と風間俊介の身長差がすごすぎて・・・・・

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式年遷宮

2013-10-03 09:41:02 | 皇室報道

 昨日の夕方に2重の虹が・・・・・・・

関東でも式年遷宮をことほいでいたのです。

実は、その時間は私、ヨンジュナに締め出されて・・・・(鍵を預けたらそのまま

出かけちゃった)なので延々と外にいました。

午後の3時半くらいから晴れ始めて、それから柔らかい雨が降りました。

雨が柔らかい 歌の歌詞のようですがまさに「銀色の柔らかい雨」だったんです。

最初、虹はとぎれとぎれだったのに、ばあーーっと大きな、本当に大きな虹に。

そしていつしか日が沈んでいく、暗くなっていく過程を久しぶりに見ました。

(ヨンジュナのばかあ

という事で、昨日、伊勢神宮では「式年遷宮」の内宮遷御が行われました。

 戦前以来の総理大臣出席としても話題になりました。

20年に一度の神様おお引越し。神様のお引越しをつつがなく行う為に

人は環境を守り、技術を磨いて伝承し、心を伝えて来たんですね。

それを思うと感慨無量です

 

昨日は「お伊勢さん」という番組で生中継があったんです。

みちゃいました

何でって・・・・これのナレーションを担当しているのが夢輝のあだったから。

昨日はこの夢輝と檀れいが(同期だよーー)がご出席。

ねったんの着ているブラウスはイマイチヤクザっぽい柄でしたが、座った姿や

アクセサリーがいかにも「男役」という感じで。姿勢がいいので、隣の壇ちゃんがちょっと

猫背に見えました。

ねったん、喋り方がすっかり「アナウンサー」で、声も変わっているので、最初は

本人だと思わなかったんですよね。

 

本物のアナウンサーとねったん、檀ちゃんらによる「式年遷宮」の解説が

非常に意義深かったです。

式年遷宮の日取りを決めるのは天皇陛下だそうです。

そもそも伊勢神宮は天皇家が守ってきた神社ですから、遷宮の日取りは

天皇ご一任」なんだそうです(BY皇學館大学学長)

天皇というのは、祭祀に関してもっとも高い地位にあると同時に、重要な役割を

果たしているという事になりますね。

時代が変わったから祭祀はやらなくていいとか、意義がないとか・・・そういう事を

言ってはいけないんです。

特に皇族は  

次の世代になって「遷宮の日取り」を決めるのは徳仁天皇ですが・・・・

悪いけど、彼が拝礼する姿なんて想像できないよ。

 

「お伊勢さん」によると、今年の式年遷宮は今までにない程注目を集めているとか。

江戸時代の「お伊勢参り」ブームを彷彿とさせる出来事だとか。

確かに、近年「パワースポット」ブームで若い人達が伊勢神宮に行く傾向があります。

パワースポットなんて定義も日本ならではのもの。

日本人は人生の中で一度は「身を清めたい」「新しい自分を作りたい」と思っているのかも。

神様のお引越しにより、何もかも新しくなる事で人もまた・・・清らかな穢れのない

精神になるという事でしょうか。

 

午後8時。「カケコー」という鶏の鳴き声から始まる「出御」

これは天の岩戸開きの故事に則った儀式。

天皇の勅使・祭主らが「浄暗」の中を進み始めます。

いつもは白装束の神官ですが、この日ばかりは色とりどり。

それぞれの御役目によって赤や緑や紺などの装束を身に着けます。

日本の「色」というのはどこか奥ゆかしいですよね。色物の上に白を重ねる事に

よって清浄さを表現するんですから。

黒田清子臨時祭主の装束は皇后陛下が直々にご注文されたもの。

そして「太玉ぐし」をささげ持ち、歩かれます。

これは真榊にゆうを結びつけたものをそう呼ぶという、これまた神話の故事。

真っ暗な中、たいまつの明かりだけが足元照らす、どこまでも神秘的な儀式です。

 

同じ時間、天皇は自ら庭に出て拝礼。ここで伊勢と東京は繋がって行くわけで。 

皇后は御所で、東宮夫妻も東宮御所で拝礼。

でもネットでは「皇太子夫妻は本当に拝礼したのだろうか」と・・・・

こんな事噂されるっていうか、「多分してないなあ」と思われる皇太子夫妻って

 

こうしてみると「伊勢神宮」は日本人の心のふるさとといわれる所以がわかります。

結局の所、日本人の原点というのは「農耕民族」で、大自然の神々と共に生きる

事をよしとし、暗闇にたいまつをかざすように、ちょっと心もとないくらいの光を

大事にする・・・神様のお引越しなのにここまで奥ゆかしいなんて。

皇室の原点もそこにあるんだろうなと思います。

 

20年に一度、華やかな衣装の美しい祭祀のあと、闇の中の儀式。

何ともメリハリがきいてていいなあ。

ちなみに、神様の衣装をおさめる装束櫃は今年、漆ぬりの箱になったんだそうです。

あらためて日本が、心の底から「神様」を求めている事、自分達の原点に

帰ろうとしているんだと思います。

 

5日は外宮のお引越し。

コメント (12)
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