ふぶきの部屋

皇室問題を中心に、政治から宝塚まで。
毎日更新しています。

何を反省すべきか

2016-08-16 07:00:00 | つれづれ日記

15日。

職場の21歳男子に「今日は何の日かわかる?」って聞いたら

わからなかった・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「公務員試験で日本史と世界史はばっちり」とか言ってたのに

「広島の原爆投下の日は」

「長崎は」

とたずねても「8月3日っすか?」

例のPTA会長も、「わからないです。そんな世代です」と笑って

そんな世代ですまされる問題なのか?

バカバカしく思えます。私なんてただの「歴史オタクなおばちゃん」なんだろうな。

戦没者追悼式における天皇陛下のお言葉は

本日,「戦没者を追悼し平和を祈念する日」に当たり,

全国戦没者追悼式に臨み,さきの大戦において,

かけがえのない命を失った数多くの人々とその遺族を思い,

深い悲しみを新たにいたします。

終戦以来既に71年,国民のたゆみない努力により,

今日の我が国の平和と繁栄が築き上げられましたが,

苦難に満ちた往時をしのぶとき,感慨は今なお尽きることがありません。

ここに過去を顧み,深い反省とともに,今後,

戦争の惨禍が再び繰り返されないことを切に願い,全国民と共に,

戦陣に散り戦禍に倒れた人々に対し,心から追悼の意を表し,

世界の平和と我が国の一層の発展を祈ります」

 そっか・・・15日は「平和を祈念する日」だったんだ。

   てっきり「戦没者を追悼する」だけの日かと思いましたけど

  「ああ、今の日本は平和だな。日本が71年前みたいに道を誤って

 他国を侵略などしなければ平和な日々は続くのだ」

 という意味なのかと。

 「過去を顧み、深い反省と共に・・・・」の部分は

 「日本が他国を侵略などしないように、そして戦争を起こさないように」

の意味なんだなあと。

 私は、15日は「戦没者を追悼し、我が国を守る為に戦って下さった

 方々に感謝をする日」だと思っていましたよ。私の父などは毎年黙とうを

 捧げていましたけど、戦友たちに「君達の犠牲の上に今の平和がある。

 私もいずれそっちへいくから」と祈っていました。

 「英霊の犠牲の上の平和」と

 「戦争で亡くなった人達に対して、「もう過ちは繰り返しません」と反省しつつ

 平和を祈念するのでは随分とニュアンスが違うよねと思います。

 15日には韓国の議員が竹島に上陸しました。「光復節」だ!

  日本の植民地支配から脱した記念すべき日だと喜んではみても

  その後の朝鮮戦争の成り行きを見ると、親を亡くした子供のように

  ゆらゆら揺れて結果的に「教養」「社会的常識」を失って、不良になった

  国という気がします。

  戦勝国なのに、経済的な発展が大幅に遅れ、しかも、21世紀の今日では

  「金持ち」という名の「両班」に庶民が搾取される日々を繰り返し、

  人々は「恨」にまみれ、冷静さを失っています。

 中国は太平洋をアメリカと分け合う事を考えているといい、今現在

  まさしく東南アジアから侵略の真っ最中。

   自国の少数民族を次々滅ぼし人権を奪い、力があれば何でもできると

  いわんんばかり。

  それを「71年前の日本だ」という人がいますけど、それは違うと思います。

 私はただ悲しいです。

  日本の天皇が、あからさまに自国の歴史を責め、よく調べもせずに

  自虐史観にまみれている事が。

  それがGHQの戦略だったといっても、洗脳されすぎではないですか?

  学友の橋本明氏に「次は韓国訪問」とか言わせて、何とか謝罪旅行に

  行こうとするその心情が。

  皇后の入れ知恵だという人も多いです。

  確かにそういう部分もあるでしょう。というか、お二人で自虐史観を増幅

 させてしまった罪はどこにあるのか。

 もうお二人とも80を超え、今更考えが変わるはずないし、ますます意固地に

  なって「日本が悪かったって言ったら悪かった!それを反省もせずに

  安倍政権は憲法を変え、いつでも侵略戦争できるようにしている」と

  思い込んでいるんですから話になりません。

  遺族の方々も「戦争やめて」と叫ぶ相手が違うのではありませんか?

  日本国民に向かって言わないでほしい。

 反省すべき点があるとすれば、今も昔もマスコミの報道を鵜呑みに

  する国民性でしょう。

  言うべき事言わないで黙っているその国民性ではありませんか?

  自虐史観が育った背景も、慰安婦問題がこんなに大きくなったのも

   竹島や尖閣が脅かされるのも、全て日本が「事なかれ主義」に陥り

  「他人を責めるよりは悪者になった方がまし」という投げやりな態度の

  せいではないのですか?

 「生前退位」という言葉はないってワイドショーでは誰も言いません。

  「退位する事には反対」と誰も言いません。

 「いいよ。退位するならしても。その代わり内廷費、皇族費も、それぞれの

 公務量に応じて増やすとか減らすとかさせて頂きますから。1公務1ポイント

 一年間に接見・引見・拝謁〇回で何点、勤労奉仕団に会釈1回につきいくら

 一年間で公務が50日未満の成年皇族は臣籍降下、配偶者のいない妃は

 臣籍降下、赤坂御用地は国に没収。たとえ80だろうが90だろうが、

  病気になって公務が出来なくなったら生活費を支給せず」

 にするから・・・とは誰も言いません。

 でも、陛下の「お気持ち」ってそういう事でしょ?

  戦後70年もの間、「そこにいて下さるだけでありがたい存在」であると

 思えばこそ3億の内廷費、その他諸々無料の特権を与えてきたのに

 天皇自ら「公務が出来なきゃ天皇じゃない」って言ってしまったんだもの。

 上皇になって、ろくに仕事の出来ない天皇や皇后と共に甘い汁を吸おうと

 してもそれこそ考え違いでしょ・・・・って誰も言いませんよね。

 反省すべきはそこです。

 日本人はすぐに流されやすいし、信じやすい。

  真実を見ようとしない軽薄さがあるんです。

 

コメント (14)
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