ふぶきの部屋

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樹木希林さん死去

2018-09-16 17:54:00 | ドラマ・ワイドショー

 樹木希林さん 死去 

 9月15日、女優の樹木希林さんが都内の自宅で死去

 享年75

最後はご自宅で看取られたんですね。つい最近「ぴったんこカンカン」で見た豪邸。

滅多にこない内田裕也の部屋も用意していてそこは孫が使っているとか。

不動産売買に長けている人だったようです。

あまりにも小さいころから見続けて来た女優さんですので、今更何が代表作で何が一番よかったかなどとは言えません。(寺内貫太郎一家は見てなかったし)

「時間ですよ」は見てたかな・・・・「リンゴ殺人事件」あたりが全盛期というか売れ始め?だったかなと。あの強烈な異次元的なキャラは「ムー」では必要不可欠だったでしょうし。そういう意味では「変わった役」をやる人というイメージでした。

個人的には朝ドラ「はね駒」で「え、こういう役もやるんだ」と思ったくらいで、その後の「葵三代」の春日局は印象的でした。

私が見てたドラマも映画も必ず出演していたとう印象です。

独特な人生で最後まで内田裕也との関係は理解出来ないなと思ったけど、一人で子育てして、その娘が本木雅弘という稀有な婿を貰ってくれて、孫を3人も持つことが出来た。何も言わなくても娘はちゃんと内田家を継いでくれて子孫も残す。

今時、こんな幸せな老人はいません。

だけどまだ75歳じゃないですか。これから本当に「老け役」として頑張って欲しかったし、穏やかな老後を過ごして欲しかったと思います。

心からご冥福をお祈りします。

 

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星秀★煌紅 Killer Rouge

2018-09-16 07:00:00 | 宝塚コラム

 もうねーー姫ちゃん涙・涙ですし、私も天寿光希という人を誇りに思いますという公演でした。

ショーは時間が伸びたのと出演者が変わったことで、色々な部分が少しずつ変わっていました。

まず、華形ひかるの場面が全部天寿光希に変わったことで、これが一番大きかった事じゃないでしょうか?彼女の方が歌詞が聞き取れるし(すみません)キザり方が違うというか。

最初は銀橋もないし狭いし人数も少ないんだしと思って見ていたんですが、最初から星組メンバーの熱さがすごいというか、一人ひとりの自己アピールが強くて、オラオラ感がすごくて、テンションが下がらずに一気にフィナーレまで行っちゃった。

少数精鋭という言葉がぴったりの濃さ。人数が少なくて本来は前に出られない実力者が前に出て来たことでよりまとまりが強く、歌もダンスも上達したという感じです。

 マスクオブルージュ

七海ひろきの髪がストレートになったことで、マスクが妙に目立って「あんなのつけてたっけ?」とあとでDVDを見て納得。かつらが違っていたのね。

クラブシンガーが天寿光希&音咲いつきになり、姫ちゃんいわく「ミッキーと音咲いつきの声がすごくあってるの」らしい。

私はとりあえずオペラグラスを天寿光希にロックオンしてみてたのですが大劇場よりリラックスして歌いやすい感じがしたし、そこに色気も感じました。

 トリオデルージュ

新しく出来たシーンで綺咲愛里と礼真琴と天華えまが中国語でロックの曲を歌って踊るというめちゃくちゃうるさいシーンでした。

この煩いシーンからよくぞピンクのルージュローヤルへ持って行ったなあと、ひたすら音楽を担当している方に脱帽。

 紅子のシーン

シリアスなタンゴのシーンが終わったと思ったらいきなりの紅子登場。

2階席からは一切見えないのですが、紅さんはそれをちゃんとわかってくれて舞台の上に上がってくれました。彼女のアドリブに付き合う綺咲愛里と礼真琴が大変というのはよくわかりました。緊張感がこっちまで伝わってくる程なんですから。

このシーン、結構長いのですが台湾ではどうするんでしょう?全部日本語でやるの?果たしてウケるのか?

 紅いペガサス

笑いに笑ったシーンからいきなりペガサスだから、少しは違和感が・・・と思ったんですけど、何というか僅か1秒で雰囲気を変えた音楽と天華えまには感謝します。ここのソロは天華えまが担当しているのですが柔らかくて優しくて聞き心地がいい歌です。

またここで姫ちゃん感激!「ミッキーが青いペガサスだあ」そりゃまあ華形さんおところだからね。彼女のキレのいいダンスは見てて清々しいです。

 タイミング

 それから綺咲愛里の「タイミング」が始まるんですけど、何でこんな歌いにくい曲を・・何もJーPOPに拘ることないのに。

可愛いからいいけど。

 アメージング ルージュ

ここでは紅ゆずるが恐らくは台湾の曲を歌って一人で踊る。そして黒燕尾の面々が降りてくるという幻想的なシーンです。この曲を聞きながら心から台湾との友好を願いました。

今、台湾は政治的に難しい時期にきています。中国の嫌がらせでどんどん外交を遮断されているんです。中国としては「一つの中国」政策の一環で、台湾が独立なんてありえないんだろうけど、戦前までは日本の領土だったしその頃のいい思い出が台湾人をして「中国に取り込まれたくない」と思わせるのです。

どこの国も手を放しても日本だけは台湾の味方でいて欲しい。台湾には日本の昔を思い出させるものが沢山あります。私の母が生まれて暮らしていたのは台中。そこへ行ってくれるのも嬉しいし。ほんと、お金があったら追いかけたいくらいだったなと思いました。

日本はいつだって台湾と共にある・・・・と思いました。

で、ここからがすごいんですよ。日本でいうなら演歌のあとにラテンが来て歌謡曲にいくようなもので、これをまた違和感なくアレンジした人、すごすぎる。

メンバー全員の集中力が半端なく、見てるこっちが熱くて熱くて。みんな前に出てくるんだけど「こっちを見て!」ばっかり。ウインク、投げキッス何でもあり。

雪組の朝美絢が40人いるようなものです。くらくらしてしまいましたよ。

で、秀樹の曲では天寿光希が一世一代の見せ場を与えられ、階段に座り込むという大技を披露。あのかっこよさと色気は会場全員の目線を釘付けにしたのでは?

紅5のドラマ以来のヒットです。華形ひかるより歌がはっきり聞こえたというのも素晴らしかったけど、これが星組風なんだと確信しましたね。

天寿の後ろに秀樹が見えた・・・という感じです。

(姫ちゃん、こんなもんでいいですか?)

 

総括するとこのショーは時間が伸びた分、よりごちゃごちゃしてまとまりがなくなった印象ですが、それを星組が編み込んで頑張った結果、一つのショーになったということですね。

紅ゆずるのリーダーシップは組をまとめるというより、それぞれの個性を生かすような感じで引っ張っています。礼真琴の暴走を止めているのが七海ひろきと天寿光希なんでしょうね。

綺咲愛里の貫禄が一段と増して、可愛いけどかっこいい、あらたな伝説の娘役の誕生だと思いました。

 

 

コメント (3)
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Thunderbolt Fantasy 東離剣遊記

2018-09-16 07:00:00 | 宝塚コラム

 金曜日に姫ちゃんと観劇しました。

木曜日の夜に熱をだしてぐったりしていたので、翌日行けるかなーーと心配したんです。雨が降っていたし、体調が最悪の状態で青年館に行きました。

本当に何年ぶりの外苑だったでしょう。随分変わったなというイメージで、とにかく日本人がいないっ こういう世の中が普通になっていくんだろうけど、母国で「日本語、通じるかな」って思いながら色々注文したりするのは結構なストレスですよね。

青年館は新しいのに使い勝手が悪すぎませんか?

ホテルと劇場が同じ場所っていうのはやっぱり考えるべきでした。

ロビーにはヅカファンと大量の外国人でごった返し。トイレには長い列で横入りだって出来ちゃう環境。

やっと受付を終わらせたと思ったら、まるでシアターオーブのようにどこから入ればいいんだ?状態。席での飲食ダメって廊下の座れる椅子は少ないし、通路は狭いし。

「なんて劇場なんだ」っておじさんが怒っていたのが印象的です。全く同じ気持ちでした。

席は2階席の後ろだったのですが、音響が届かないというか、私の耳が遠いだけなのか。もともと早口で聞き取りづらいのに何だかな。

天寿光希が何度も耳元のマイクを直しているのを目にし、音が届きにくいのかしら?と思ったりしてね。

一言でいうと「宝塚歌劇が2.5次元ミュージカルをやってみました」という作品です。でも果たしてミュージカルって言える?曲は少ないし、立ち回りは多いけど踊るシーンも少ないし。

ちゃんとスカステニュースで予習してから行くべきだったと思います。

あの人形劇を見たことないし。それぞれに「本名」「通り名」「別名」があると言われてもさっぱりわからなくて。

そうはいっても再現率高すぎ。

 人形より可愛いもんね。っていうか人形だからこんな重苦しい格好をしても動けるけど、これを生身の人間が着て動くのは大変だったろうなと思います。

主役は一応紅ゆずるの凜雪鴉なんですけど、彼はキセルを持って人を動かすだけの役で概ねストーリーの要になっていうのは七海ひろき演じる殤不患であること。

七海ファンとしては近年まれにみるいい役がついたーー!って感じでしょう。

正義感が強くてカッコよくて強くて優しい。

ストーリーはぐちゃぐちゃだったけど、映像を駆使し、セットのちゃちな部分を補い、それぞれに見せ場があり、退屈させない作りでした。きっと台湾の人には色々理解できる部分もあるんでしょうね。

今回の公演で狩雲霄を演じた輝咲 玲央のかっこよさに初めて気づきました。今まで全然眼中になくてごめんなさい。輝咲 玲央の師匠は見た目もいいですし、声も素敵。ショーのソロもよかったんだなあと。

ところで、これを台湾に持って行くのはいいけど、名前くらいは中国語読みにするのかな。地名とかそういうのも日本語だとあちらの方にはしっくりこないんじゃ。

ああ、でも半分以上は日本人だからしょうがないのかな。

話としてはエクスカリバーみたいだなと思ったんですが、セリフのハシハシに中国の故事やら理屈が出てくるので、日本流のセリフに慣れている身としては一々理屈っぽいよなと思ったりします。

中国的な考え方としては、正しいか悪かは別として理屈が通る方が権力を持つわけで。だから凜雪鴉が禅問答のごとく理屈で乗り切るという手法は普通なんですよね。

敵ですら簡単に味方になってしまうというのは違和感を禁じ得ませんが、理を通された以上は従い、いずれは自分の思い通りに・・・という思惑があるからでしょう。

それにしたって悪役の理がよくわからなかったなあ。神剣よりも大事なものが?

今の今まで剣を取り戻す事に集中していたのに、実はそれが主役じゃなくて・・・ええーー?そこにくる?みたいなどんでん返しが面白かったです。

一番理解に苦しんだ凜雪鴉。師匠が殺されようと一切の感情なし。この人には悲しむとかいう感情がないのかしら?と思ったりして。

回りの人がわりと感情をむき出しにしているから余計にそう見えるんでしょうね。

きっと人形劇を見たらわかるんでしょうけど、うちの環境では無理だしなあ。

とりあえず映像が綺麗、演出がいい・・・ということで。

コメント (1)
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