ふぶきの部屋

皇室問題を中心に、政治から宝塚まで。
毎日更新しています。

皇室ウイークリー

2018-12-29 08:00:00 | 皇室ウイークリー

ご日程

両陛下

12月21日・・・天皇陛下 → 通常業務

12月23日・・・両陛下 → 天皇誕生日につき諸行事

12月25日・・・天皇陛下 → 通常業務

12月26日・・・天皇陛下 → 信任状奉呈式

       両陛下 → 外務省から進講を受ける

12月27日・・・両陛下 → 午餐会(皇族・元皇族・旧皇族)

              赴任大使夫妻とお茶

       天皇陛下 → 赴任大使に会う

 

皇太子同妃両殿下

12月23日・・・皇太子殿下 → 天長祭の儀

                天皇誕生日茶会

       両殿下 → 祝賀の儀、お祝い御膳、宴会の儀、一般参賀

       愛子内親王 → 天皇誕生日につき祝賀

12月25日・・・皇太子殿下 → 大正天皇例祭の儀

12月26日・・・皇太子殿下 → 外務省から進講を受ける

12月27日・・・両殿下 → 午餐会

 

秋篠宮家

12月23日・・・両殿下・眞子内親王・佳子内親王 → 祝賀・宴会の儀、茶会の儀

                          一般参賀

       悠仁殿下 → 祝賀

       両殿下 → お祝い御膳

12月24日・・・両殿下 → 第62回日本学生科学賞」中央表彰式出席,受賞者との懇談及び入賞作品を見る

12月25日・・・両殿下・佳子内親王 → 大正天皇例祭の儀

       両殿下 → 外務省から進講を受ける

12月27日・・・両殿下・眞子内親王・佳子内親王 → 午餐会

 天皇陛下は風邪気味で祭祀をお休みしているのに茶会だ午餐だと、そういうものはおやりになる。祭祀は寒いし大変だし。それはわかってるけど、だったら静かに全てを慎むのが普通じゃないのかと思います。

 12月28日に皇太子一家は六本木などのイルミネーションを見物。またこういうお遊びが始まったのか…次回は信号操作しながら進むんでしょうかね。

  悠仁殿下は一般参賀に交じって未来のご自分を見ていらっしゃいます。

KKに始まりKKに終わった皇室の1年。締めくくりは壮絶な紀子様叩き。

これはもう皇室ではありません。

思えば「元号」というのはいつも突然終わりがやってきて、突然変わるものでした。

ある時は「縁起がいい・悪い」「〇〇が起きたから」「帝の死」など、突然のことです。

こんな風に次の年の〇月〇日より新しい元号になります・・・なんていうのは日本の歴史始まって以来かもしれませんよね。なぜそうまでして。

元号ってものすごく大事なものだし、それが15年であっても64年であってもそれは一つの時代であるし世代でもあります。それを自ら予定の中で変えて行こうとすること。国民の為でもなく祟りを鎮めるでもなく、心機一転でもない。

単に「全身全霊で公務が果たせないから」というひどく自己中心的な理由で元号を変えるんですから、今上は本当にお偉いのねとしかいいようがありません。

誕生日記者会見での皇后賛美にしても、自分はずっと孤独の中にいて、それを支えてくれたのは皇后一人であると言わんばかりでした。天皇が天皇としてあるのは、それを支えてくれる人達がいるからだし、何より国民の為に存在している事に価値があるというのに。

来年は景気が悪くなるんですって。世界的にね。そういう時代に新しい天皇の代がやってくるんですね。

              

 

 

コメント (13)
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ふぶきの部屋恒例 2018宝塚大賞

2018-12-29 07:00:00 | 宝塚コラム

今年もそんな季節がやってまいりました。

ふぶきの独断と偏見による宝塚大賞です。東京公演がメインなので「ファントム」は含まず、そのかわり「ひかりふる路」が入ります。

 

 最優秀作品賞・・・芝居部門 → 「ANOTHER WORLD」(星組)

 全体的にストーリーがまとまって、様々な落語のセンスがうまい具合に入り込み、素晴らしいコメディ作品になっていました。日本物としてこんなに面白い芝居は「恋さわぎ」以来じゃないかしら?と思います。

 

          次点 → 「ひかりふる路」(雪組)

 少々ストーリー展開やセリフに矛盾はあるものの生田大和の傑作といえるでしょう。楽曲のさよがそれを助けたけどそれは演出家の成果ではありませんしね。

 

         ショー部門 → 「BADDY」(月組)

 上田久美子のデビュー作でしたが、少ない予算の中で素晴らしくレベルの高いショーをつくり上げました。ストーリー性にも富んでおり、現代社会に皮肉を言う余裕も。今後も上田久美子には期待します。

         次点 → Killer  Rouge(台湾バージョン)

 ほぼ1年間、斎藤吉正作品で始まって終わった星組。です。大劇場で見た時はめちゃきちゃ雑多な感じがして「なんじゃこれは?」と思ったけど、青年館で見た時は、同じ作品でも随分進化したと思いました。

西城秀樹の曲が1曲だけになって代わりに入ったナンバーがよかったことと、台湾の曲が入ったことが評価できました。 でも本当は星組めんーあのノリのさよでもていたのも時事ですが。

 最優秀男役賞・・・望海風斗 → 「ひかり降る路」ロベスピエールの演技に対して。

 最優秀娘役賞・・・愛希れいか → 「BADDY」のグッディの演技に対して。

         次点 ・・・綺咲愛里 → サンダーボルトファンタジーの演技に対して

「「

 最優秀助演男役賞・・・美弥るりか → 「雨に唄えば」の演技に対して

              天寿光希 → 「ドクトル・ジバゴ」の演技に対して

 最優秀助演娘役賞・・・憧花ゆりの → 「カンパニー」「エリザベート」の演技に対して。

             

 新人賞・・・風間柚乃

 最優秀歌唱賞・・・望海風斗仙名彩世

 最優秀ダンサー賞・・・水美舞斗綺咲愛里

 最優秀脚本賞・・・谷正純(anotyer World)

            上田久美子(BADDY)

 ワースト作品賞天は赤い河のほとり(小柳奈穂子)

 

今年の宝塚を振り返って

 

 花組・・・今年は華々しく「ポーの一族」で幕を開け、明日海・柚香路線が決定し、さらに水美舞斗のプッシュも加わってド派手な「ビジュアル系」の組になりました。全ての組の中で最も長期政権となっている明日海りおですが、何かが急激に進化したわけでもなく上手になったわけでもなく、いつまでも芯枚トップのような初々しさを持つ稀有な人です。そんな明日海が3人目の相手として選んだ仙名彩世は先に退団することに。4人目がどうなるかわかりませんけど、いつも大作をあてがわれ、美しい部分だけを見せられても、観客はそろそろ飽きるのでは?

確かに柚香光はビジュアルはどうであれ、演技力がイマイチ。それを補ってあまりある水美舞斗とのコンビは長い花組の歴史の中でも定番の「男役同士がコンビで娘役いらず」になってしまうことは言えると思うのですが。

2019年もずっと明日海りおはいるようですし、6年目くらいになるんでしょうか?和央ようかと肩を並べてしまいます。とはいっても今の花組は誰がトップになっても「ビジュアル系」という底の浅い組であることに違いはないのですが。

 

月組・・・珠城りょう率いる月組はどちらかというと、凡庸なトップの脇に芸達者でカリスマ性のある愛希れいかと美弥るりかがいてこそ成り立ってきたわけですが、その愛希れいかが退団し、果たして組をまとめていけるのかと心配になります。

珠城りょう自体は性格もよさそうだし、誠実そうではありますが、組を引っ張っていく強烈な個性がない。「カンパニー」の青柳が最も似合うなんて男役にあるまじきことだったんじゃないかと?欠点も多い、それを補う若手は多々いるけど今の月組では頭を出しにくいんです。なぜなら、若手が実力を出すとトップが消えてしまうからです。

今年、大ブレイクした月城かなと・風間柚乃の演技派と美弥るりか・暁千星の正統派二枚目を競わせてこそ面白い組になると思うのですが。芸達者の若手や中堅が多いのに、トップをたてることに終始しなくてはならないのは気の毒です。

今年のラストを飾った「エリザベート」において珠城りょうはやっぱり凡庸であると示してしまったわけですし。相手役が美園さくらになってどうなるのか。

組カラーが統一されないばらばら感が出て来たなと感じています。

 

 雪組・・・望海風斗・真彩希帆コンビ率いる雪組は「ひかりふる路」で最強の組であることを示しました。コンビが両方とも歌唱力とビジュアルに優れているというのはまれなケースだと思うのですが、おかげでしっかりと求心力がつき、雪組はまとまっています。組替えになってきた朝美絢は精一杯の個性を発揮、それにつられて若手も頑張るという図式が出来上がって来ました。

ただ、2番手の彩風咲奈が頼りない。演技の引き出しがないのはわかったけど、さらにどんな個性があるのかわからなくなってきました。彩凪翔は女役もこなす大人のエンターティナーになってきているんですけどね。出来すぎトップの組の悩みはそれに組子が頼りすぎて成長しないことです。

何とか若手を育てて欲しいのですが。

 

 星組・・・1年間お祭り騒ぎだったのが星組です。大劇場公演では日本物のコメディにのぞみ、これが紅ゆずるのキャラによく似合って成功。ショーの方はさらにお祭り騒ぎに拍車をかけた感じで。台湾まで駆け抜けた印象があります。技術的には5組の中でもっとも何も出来ないトップスターの紅ゆずつるですが、それでも彼女がイケイケムードをつくり、組子がのびやかにキザって観客を喜ばせるという星組伝統のパターンで乗り切りました。

二番手以下安定していますが、七海ひろきの退団が惜しまれます。

 宙組・・・新トップの真風涼帆と星風まどかコンビでスタートした宙組ですが、2番手時代に比べると輝きが薄れたトップに見えます。朝夏まなとあっての真風だったのかと思い。あまり作品に恵まれたといえないけど、トップコンビにぎくしゃく感がいなめませんし、愛月ひかるの専科行きでますます薄くなりそうな組ですよね。

毎年、来年こそは宝塚を控えると誓いながらやっぱり見にいくんですよね。やっぱり切り離せない関係なのかな。

来年も、平成と宝塚の関係を完結したいと思いますし、「ファントム」の観劇を楽しみにしています。今年も1年、ふぶきのヅカ話に付き合って頂き、ありがとうございました。

 

 

 

コメント (7)
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