ふぶきの部屋

皇室問題を中心に、政治から宝塚まで。
毎日更新しています。

香港国家安全維持法可決でアジアはどうなるのか

2020-07-01 07:00:00 | 政治

 今年は梅が稀にみる不作で高騰・・今まで梅が高騰した話は聞いたことがないです。千葉県手賀沼の蓮が全滅してレンコンが取れない。中国ドラマを見始めてから「蓮」の根のみならず実にも興味が湧いてきたのに。忍者が食べた「兵糧丸」には蓮の実が使われていたけど今はどこで主に食べられているのかしらとかね。

稀にみるサボテンの花が咲いた・・とにかくおかしい事ばかり。

今、日本はものすごく危険な状態になっていることをどれだけの人が知っているんでしょう。ワイドショーでは毎日、新型コロナがどうのばっかりですが、日本の領土が中国に侵略されかかっていること、韓国と北朝鮮の動き次第で民主主義と共産主義の戦いが始まるかもしれないというのに、全然日本人は興味を持たない。

マスコミがわざと報道しない・・・あるいは、軽い扱いをするから少しも大きなことだと思わないのでしょう。

世の文化人たちは日本人が「馬鹿」になったと感じているようです。本を読まない、時事に疎い、漢字が読めない、深く考えられない。少子高齢化と無関係ではないような気もするんですが(歳をとると段々本を読まなくなるし、深く考えるのが面倒になる人も多い)

だからワイドショーを鵜呑みにして(っていうか、今時の人、「鵜呑み」もわからないんじゃないか?)パニックになって買いだめしたり、皇后マンセーしたり紀子様嫌い、眞子さま嫌いになったりするんですよね。

報道に裏に何があるか、真実はどこで起きているかとか全く考えない。

私は、15歳の少年がピストル自殺した件はまだ覚えていますよ。だけど一切報道されなくなりました。本当はワイドショーが食いつきそうな話なのに。という事は裏で「外務省」あたりが絡んでいると考えるのが当然。そこをネットで追求せず、芸能人のツィッターに踊らされて責めなくていい人を責めたりする。

マスコミも左翼の人達も、こんなバカな国民は扱いやすくてしょうがないでしょうが。

でも、尖閣諸島の近くでは今日も海上保安庁が頑張っているわけ。一生懸命日本の漁船を守り、不法侵入を防ぎ、闘っているのです。中国漁船が毎日のように日本の領海に侵入し、「尖閣だけじゃなくて沖縄も自分達のものだ」と宣言しようとしている。

本土の人達はほとんど関心なくて、毎日新型コロナに「こわーい」とか言っているけど、海の上では最小限の武器しか持たない海保が頑張っているんです。日本の領土を守る為に。日本の海を、日本の国民の安全を守る為に頑張っているんです。

誰にも感謝されないけどね。

領土というのは広げれば広げる程自国の影響力が増すし、行き来もしやすくなるし、資源も手に入る。一方で奪われれば奪われる程国力がなくなり、その国の自尊が脅かされる。あるいはなくなる。

明日、北海道と沖縄に中国軍が侵攻してきて「今日からここは中国領。ゆえに日本語を使うな。中国語を話せ、歴史の教科書は中国版を。日本人が持つ土地は全て在日中国人に与える」と言われても、日本人は一瞬、何の冗談かと思って、次に怖いから逃げて、あっという間に中国本土に引きずられて国ごと収容所にされて、毎日虐殺でしょうね。

同じことが今、ウイグルで起きているのです。

中国は本来、多民族国家です。でも、今、その風景は見えないでしょう?

かつて中国を支配していた満州族は、愛新覚羅やウリナラ・イェホナラと名乗ってたのに今じゃすっかり中国人の名字なっています。内蒙古なども同じです。

今の中国共産党は全てを「漢人」と一緒にしないと気が済まないからです。

また宗教がないからなのか、敬虔なイスラム教徒であるウイグル人を街ごと封鎖して、ウイグル独特の仕草や文化を全て奪い、強烈な産児制限まで課している。はっきりいってやってる事はナチス以上です。

異民族に支配されてきた歴史が長いからなのか、漢人の復讐のつもりなのか、とにかく異文化を認めない。部族名・漢人でなければ認めない。

そんな中国が一国二制度に基づいて存在している香港を認めず、「香港国家安全維持法」を可決してしまいました。

香港といえば広東語で、北京語じゃないでしょう?

少なくてもジャッキー・チェンの映画では広東語が主流でした。

しかし、香港の憧れだった筈のジャッキー・チェンはすっかり中国本土に取り込まれ、今や広東語なんか話さない。

その香港がアヘン戦争によってイギリスに奪われ、その結果、統治されていたけどそれなりに自由な気風が育ってしまった。中国に返還される時、先を見越した香港人は外国へ脱出したけど、希望があると思った人もいた。

私はアグネス・チャンやジャッキー・チェンが大喜びで返還の日を讃えていた事を覚えています。そしてその時、「どうして中国に返還される事を喜ぶのか。自由じゃなくなるのに」と思いました。彼らはやむなくなのか、それとも元々そうなのかわからないけど、権力の側にすり寄って「香港人」としてのプライドを捨てたのです。

 

中国で国家安全維持法が可決されたのと同時に、民主派運動が解散し、デモも起こせなくなった。後は、民主化運動に携わった人達が狩られて刑務所か収容所へ送られるのをただ見ていることしか出来ない。

民主化の女神・周庭さんと黄之峰さんが一刻も早く香港を脱出する事を祈っています。今は生き抜くしかないので。

アメリカが何をやろうとも、中国は手を緩めないでしょうし習近平の独裁は続く。

そうなると、香港から多くの人が海外に出る可能性があるのです。難民化するかもしれない。そしたら日本は受け入れるのか。

中国でまた新型のインフルエンザが見つかり、パンデミックもありという情報が。

こうなってくると、故意にウイルスをまき散らしているのではないか?と思う程です。

世界は中国を許してはいけないし、日本もまた断固たる覚悟で自国の領土を守らなくてはなりません。

こちらからしかけなければ戦争は起きない?そんなもの70年前の幻想です。

どうぞ若い方々は学校で習って来た歴史の教科書を白紙に戻して、ちゃんと考える力をつけてほしいです。

 

 

 

コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする