ふぶきの部屋

皇室問題を中心に、政治から宝塚まで。
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なぜ速報?愛子内親王のティアラ借用

2021-11-17 07:00:00 | 皇室報道

 インスタ始めました・・・と言っても、始めたのは姫で私は動画を提供しているだけですが。

jiang.tonsuke で検索して下さい。あるいは「#とんすけパペット」で検索しても見られます。

ツイッターでも動画を見られます。

羨羨で検索してください。よろしくお願いします。

私は大元の動画を作っています。つまりおしゃべりしているのは私ですが(いや、とんすけです)そこに音楽をいれたり字幕を入れているのは姫です。

可愛い兎のとんすけがあなたを癒してくれるでしょう

 

 

【速報】愛子様のティアラ借用へ  には笑いました

もうあきれ果てて声も出ないわ。

なんで速報にするの?そんな急ぎの話ですか? 愛子内親王が20歳になるだけですよ。しかも自分の都合で誕生日を外した日曜日に成年式。

っていうか、内親王の成年式は全て誕生日当日になっているのに、何という甘やかしでしょうか。

ところが!美談になっちゃった。

つまり、コロナ禍で苦しむ国民を思い、ティアラは新調しないで黒田清子さんのものを借用し調整する。ああ、ありがたやありがたやと。

まあ、愛子内親王以降、内親王や女王が生まれていないしこれから生まれる可能性があるかないかわからないので、これが「先例」になって「新調するなんて贅沢」とか言い出す国民がいなくなるように望みます。

愛子内親王がティアラを新調しない理由で、もっとも近いと思われるのは

 借用した方が高級だから

の一言です。 降嫁した内親王のティアラなら二度と本人が使う筈ないので、ずーーっと内親王のもの。新調するのと「調整」するのとどっちがお金かかるって・・多分「調整」だと思います。

しかも「紀宮清子内親王がお使いになったもの」という由緒正しいもの。

上皇后の娘が使い、その孫が使うのだから上皇后は大変喜ばれているでしょうみたいな美談が週刊誌を飾りますよね。

いわゆる「天皇家」の直系なのだ~~とアピール出来ますし。

で、かつ

 天皇家だから皇室内のティアラは使いたい放題なのだ

と見せつける事も出来るでしょう。

 

もうご存知だと思いますが、日本の皇室には「髪飾り」文化がありません。

おすべらかしの真ん中に刺すのは飾りというより象徴のようなものですね。

武家の女性もかんざしは素材がよくても派手にはなりません。

しかし、中韓は違います。

大昔から中華圏や草原の人達の間では「髪飾り」が女性の「地位」を表す重要なアイテムでした。

つまり、遠目で一目見ればその女性が誰かわかるという事です。

しかし、日本では内親王も公家の姫もみんな同じ髪型ですので、暗がりだったら絶対に見分けがつきませんよね。

皇后だろうが、女御だろうがそんなに形は変わらない。変わらなくても何の不便もない、女性が殊更天皇の「正室です」とか「側室です」と存在をアピールしなくてもいい世界観だったのです。

 

しかし、明治になり外国王室との付き合いが出てくると、それまで表に出なかった皇后も出ざるを得ず、洋装に身を包み、ティアラを付けたのです。

明治22年あたりに昭憲皇太后に作られた「星のティアラ」は

トップのダイヤが星型と丸型に変更できる。貞明皇后はティアラの一部をブローチにしていますね。皇后の第一ティアラはこれで3連の真珠ネックレスがセットですが。平成の皇后陛下より1連になってしまい、その理由はなんだろうと・・・と未だに謎です。

時代によって形が変わって見える・・これが「調整」です。

で、当然他の皇族方や華族の方々もティアラやネックレスなどを作りました。

当時は国産品がなく、全て輸入品でした。

それぞれティアラはその家で保管して、代々受け継がれ、あるいは新調しティアラは増えていったものと思います。

香淳皇后の「菊のティアラ

 これは国産だったと思います。

しかし、戦後、それらの多くは雲散霧消してしまい、皇室には僅かなものしか残りませんでした(多分)

それでも、元皇族や徳川家にはいくつかティアラが残され、秩父・高松・三笠の3宮家はそれぞれ御実家に残るティアラを使用していました。

現在、三笠宮家・高円宮家の女王方は自分用に新調したティアラと、本家に残るティアラを貸し借りしているようです。

高松宮妃は遺言で「ティアラは1つは雅子妃に、1つは紀子妃に」とおっしゃったそうですが、どちらにも受け継がれていません。秩父宮妃のティアラは平成の皇后の第3ティアラになりました。

 

イギリスではティアラの使用許可を与えるのは女王陛下で、カミラ・キャサリン・メーガンと女王陛下が選んだティアラをつけていましたが、ダイアナ妃はスペンサー家のティアラと2つ使っていました。

だから本来は王室にあるティアラは末端の王族でも借りる権利がある筈なんですけどね。

 

「受け継ぐティアラ」がなかったのが正田家。

そこで香淳皇后がお持ちティアラを作り替え「吉祥紋唐草」をモチーフとしたものをミキモとが新しく製作。

さらに、1964年、五輪を記念して美智子妃に送られたのが太陽のティアラ。

美智子妃は皇太子妃時代に2個のティアラを作った事になりますね。

雅子妃は美智子皇后から第一も第二も受け継いだので新調する必要がありませんでした。

紀子妃は成婚時に1つ作っただけで・・・眞子様も佳子様も同様です。

皇嗣妃となってやっと皇太子妃の第一・第二ティアラを受け継いだのですが。

同じティアラなのに光り方の違い・・・偽物説が出るわけですよね。

紀子様はどっちを受け継いだのか。(海外でも「シルバーティアラ」と紹介されちゃったしね)

さて、「さすが愛子様。国民を思ってティアラを新調しないなんてお優しい。慈愛に満ちた内親王。女性天皇にふさわしいわ」

という巷の声は無視して。

黒田清子さんのティアラです。

これは、紀宮殿下の成年式にむけて、天皇家の「お手元金」で作られたと言われています。つまり、皇室内の私費で作られたので紀宮の私物という扱いです。

とはいえ、降嫁の時に紀宮が持って行ったわけではありません。

もしかすると、時の天皇皇后としては、将来、紀宮がティアラを必要とする地位につくかもしれないと思って「私物」としたのかもしれません。(王族などに嫁ぐとかね。あるいは外交官の妻になってパーティで使うとか)

紀宮のティアラには実はもう一つ謎があり。

それは2017年に皇室のティアラ展というのが催され、「紀宮のティアラ」として展示されたものがあったのです。

でもよく見ると違うのではないかとの疑問が。

実はこのティアラは李方子さん所蔵のものではないかというわけです。

梨本宮家で作られた方子さん所蔵のティアラが戦後、宮内庁に保管され、それを調整して作られたのが紀宮のティアラではないかというのです。

 だったら最初からそう言えばいいのに、わざわざ「お手元金」で作ったと言わせたものは何だったんでしょう。

滅びた王家の妃がしていたものなど不吉だわ~~でも他には残ってないしって事だったんでしょうかね。

でも表向き、いえ本当に紀宮のティアラは新調だったとして。

これを愛子内親王用に「調整」するわけです。

頭の大きさに合わせ、ダイヤを増やしたりして。

思えば、美智子妃の第一ティアラも香淳皇后のティアラを改作したものですから、全然おかしくないし、それが普通なんです。

最初から皇太子妃だった雅子さんは、自分専用のティアラを作る必要もなく、また公に出て来る事も少なかったのでティアラは宝のもちぐされでしたね。

 

成年式では、このティアラに宮内庁のお金で作ったイヤリングとネックレス、指輪やブレスレットなどがつき、さらにローブ・デコルテが作られます。

眞子様や佳子様のローブ・デコルテは素晴らしく高級な絹を作ったドレスでした。

特に眞子様のドレスは重厚感がありましたよね。

これはおしゃれで使うものではなく、新年祝賀の儀や宮中晩さん会などの公式の場で使う為に作られるので必要経費です。

しかし。

コロナの影響と、儀式のプロトコル無視の皇后のせいで新年祝賀の儀にティアラをしなかったり、デコルテが制服化したり、晩さん会も行われる予定もなく。

せっかくドレスを作っても披露する場は成年式と新年祝賀の儀のみになりそうですね。

勲章授与もわざわざ速報にする必要もないことだし、平成の最後は勲章すら外して宮中晩さん会に出た美智子上皇后の先例がびしばし効いて、箪笥のこやしになるかもしれませんね。

大事なのは格好ではなく、ちゃんとにこやかに立ってマスコミの前に出られるか、きちんとお辞儀が出来るか、記者会見出来るか・・・だと思うんですが。

 

ところでティアラを「貸した」黒田清子さんは、本当のところどう思っているのかな。ちゃんとご挨拶はあったんでしょうか。

天皇が電話で「うちの愛子に使うね」で終わったかもしれません。

 

コメント (30)
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