ふぶきの部屋

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戦争の定義がめちゃくちゃに・・・・

2023-10-18 07:00:00 | 政治

正直、ウクライナとロシアの戦争より、ハマスとイスラエルの方が気になる。

ウクライナ問題に関して思うのは「自国で武器を持たない国は負ける」という真理。

だからロシアが勝つとは言ってないし、世界がロシアに対して厳しい目を向けているのは事実。

でも、ウクライナは戦闘機やドローンなどの武器のほとんどを他国に頼っています。

1年を経て、ヨーロッパの国々は自国防衛に回り始め「武器を貸さない」方向に向いています。

そりゃそうだろうなと。

ゼレンスキー大統領は、勝つためによその国を説得するのではなく、武器を作らないといたずらに戦士を減らしていくだけではないのかと思います。

プーチンは、自分達がやっておいて「民間人が殺戮されるのはダメ」とか言うけどね。

ロシアの兵士というのは、大昔からそうなんだけど、笑いながら民間人を殺せるし、強姦して拷問して捨てるという性格を持っています。

これは民族性なのか何なのか。

そのプーチンが武器を北朝鮮から貰っている事がわかり・・・・お互い泥沼だなあ。

なんせ国連メンバーだから正面切って「ロシアはダメ」と言えない事実が思い。

 

そして今回のハマスのテロ。

完全にテロです。

イスラエルの首相は「戦争状態」と表現したけど、そうではないのです。

戦争の定義は

 宣戦布告

 兵士は軍服を着ている

 戦場でのみ戦う

なんですよ。

でも、いきなりウクライナに侵攻したロシアも、今回のハマスも、その定義にはあてはまっていません。

ハマスは民間人に混じってテロ行為をやる。

まるで南京の中国兵のように・・・そしてハマスを殺せば「人道的ではない」という。

テロ、そして報復の繰り返しは「戦争」なんて上品なものではない、

ただ「殺し合い」が好きだからやってると。

そして二つのグループにはそれぞれ大国が後ろにつき、やがて世界大戦に・・・が見えてしまいました。

日本はかなり出遅れているけど大丈夫なんでしょうかね。対岸の火事ではすまされないと思いますが。

 

歴史を見ると・・・と解説者は1948年でしたっけ? 当時、ナチスに迫害されて殺されたユダヤ人たちへの同情から国をあげようということでイスラエルに移住させた。

イスラエルはユダヤ教→キリスト教→イスラム教の聖地ですから。

要するにユダヤ教から派生したキリスト教、イスラム教と言う事になるわけですよね。

旧約聖書から読むと、まあ、ユダヤの人達は流浪の民って感じがします。

ゆえに世界各地に散らばって、得意な商売などで生計を立て、やがてその才能が地元の国を脅かす存在になったので迫害になったわけですよね。

で、こういう事だけ見れば、後からやってきてイスラム教徒であるパレスチナ人をガザに封じるというのはあまりにも人道的ではない・・というのが日本のマスコミの立場です。

だから「ガザ」の悲惨さしか報道しないのだと思います。

 

しかしながら、21世紀になってイスラム教の解釈が段々変わってっていうか、大きく変わって来てて、

「目には目を。歯には歯を」

「右の頬を打たれたら左の頬を差し出せ」どころではなく「目には目と歯を」「右の頬を打たせるな」みたいな思想になって来たわけですよね。

つまり、世界でイスラム教こそ最高の宗教で、その為によその国を自分達の教義に作り直したいとまで思うようになった事が、イスラエルの怒りを買っている本当の原因じゃないの?

だからイスラエルは「パレスチナをせん滅させる」とまで言うのではないのかな。

日本は無神論・・っていうか、神様は空にいて罰をあてたり、報いてくれたりするものと思っていて、「教義」をあまり論じたりはしないんだと思います。

ゆえに他宗教にも寛容でいられる部分がある。

そんな日本でも「イスラム教徒を土葬にしろ」とか「神社を壊す」とか、何ていうか思想が偏っていくものなのかなと。

歴史を知らないのにと言われそうだけど、この二つの意味がない衝突が将来、世界史に刻まれると思うと、学生さん達、大変だなと思います。

 

コメント (5)
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