夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

6月23日、無力な私でも沖縄に向かって、朝のひととき秘かに黙祷をして・・。

2011-06-22 18:20:20 | 時事【社会】
私は東京郊外の調布市に住む年金生活の66歳の身であるが、
毎年6月23日は、起床し洗面した後、玄関庭に下り立ち、
襟を正して沖縄に向かって黙祷を毎年している。


私は1944(昭和19)年9月に東京郊外で農家の三男坊として生を受けたので、
敗戦となった翌年の8月15日からは、ほぼ一年前になり、
戦争を知らない世代のひとりである。

しかしながら、少なくとも沖縄戦が事実上集結したこの日の6月23日は、
『沖縄慰霊の日』は認識している。

恥ずかしいことを告白すれば、東京オリンピックが開催された1964(昭和39)年、
私は大学2年で中退し、映画、文学青年の真似事をし、
まもなく中野好夫、新崎盛輝の両氏による共著『沖縄問題二十年』を読み、
沖縄について深く学んだのである。

もとより太平洋戦争で、日本の国土である沖縄列島が直接に戦闘地域となり、
軍人の死もさることながら、一般の人々までが戦場の中で多大な犠牲の上、
沖縄戦は事実上集結した日である。
沖縄県は『慰霊の日』として、この日は戦没者追悼式が行われている。

何よりも戦時中、日本本土のの防波堤となり、
直接にアメリカ軍との激戦地となり、民間の住民まで戦禍にまみれ、
尊い犠牲の上で、今日の日本の心の平和の礎(いしずえ)である、と思いながら、
戦争を知らない私でも深い心の傷として、今日に至っている。

このような思いから、私は国民のひとりの責務として、
沖縄に向って、満22歳より黙祷をしている。


そして私は原爆という余りにも過酷で悲惨な8月6日の『広島被爆』、8月9日の『長崎被爆』、
敗戦となった8月15日は、
たった一枚の赤紙(召集令状)で徴兵され、戦場で亡くなわれたお方達、
或いは戦時下、空襲などで亡くなわれた多くの人々に哀悼の意を表して、
黙祷をし、尊い命の冥福を祈っている。


尚、敗戦後の日本の平和が続いているのは、
国際の主要国の怜悧な国益に基づいて、悪夢のようなことであるが、
核抑止を中核とした軍事力を根底とした政治・外交・経済で、
何んとか今日を迎えている事実も、確かなことであると思考している。


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武田邦彦・著の『エネルギーと原発のウソをすべて話そう』、読んでみたい本のひとつ・・。

2011-06-22 10:51:37 | 定年後の思い
今朝、いつものように読売新聞の朝刊を読んでいて、
一番魅せられたのは、4面の最下段にある新刊の本の広告であった・・。

《 電力不足だから原発が必要?
  自然エネルギーで電力は足りる?》

と明示されて、

《 武田先生、
      本当のことを
             教えて!! 》
と大きく明記されていた。

私は微苦笑しながら、ぜひ本屋に行って、購読してみたい本となった。

http://www.sankei-books.co.jp/m2_books/2011/9784819111317.html
☆【産経新聞出版ホームページ】 <==『武田邦彦・著作 エネルギーと原発のウソをすべて話そう』☆


私は武田邦彦(たけだ・くにひこ)氏の著作された本は、
昨年の7月初旬に、たまたま本屋で見かけて、
『偽善エコロジー ~「環境生活」が地球を破壊する~』(幻冬舎新書)を買い求め、
精読したひとりであった。

このわずか一冊しか読んだことはないが、
今でも私の思考を遥かに凌駕していた本であったことを心の片隅に残っている・・。


私はひとつの事件で興味のあることは、テレビのニュース、新聞、雑誌、
ときには単行本、新書などで学ぶこともある。

たとえテレビのニュースさえも、
NHK、アメリカ、イギリス、フランスなどのテレビ局から報じる内容は、
それぞれ異なる場合もあり、こうした角度から見つめると、ひとつの事件でも大幅に違って、
私なりに思索させられ、ひとつの事件を複眼的な思考が養われ、解析できる場合もある。


もとより民主主義の下では、それぞれが利害の対立する事柄でも、
相手方の意見を聞くことが、少なくとも最低限のルールーであり、
公言される内容を抹殺できるのは、独裁政権下だけである。

こうしたことも含めて、
《・・
主な内容
•第1章 原発の後始末もウソばかり
•第2章 原子力と国際社会とエコと核
•第3章 自然エネルギー幻想と石油のウソ
•第4章 もう騙されない福島原発
•第5章 忘れられた地震予知の罪
•第6章 ウソとタテマエと巨大技術
・・》
氏の掲げられた標題を、専門家、関係者の諸兄諸姉は、謙虚に学び必要がある。


作家・曽野綾子さんの何かのエッセイの御著書に於いて、
《・・学者は嘘を公言、学説をされたりしたすると非難されるが、
 作家は本当のことを書くとプライバシー侵害などで訴えられる・・》
とこのような内容を作家・三浦朱門さんが私言されていた、と名言がある。

私は三浦朱門、曽野綾子の両氏を信愛しているので、
この名言を頼りながら、
今回の本書を武田邦彦氏から、多々教示を受けたく、購読の決意をしたのである・・。


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