夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

桜花、東京郊外に私の住む地域でも、恥じらうように咲き始めて・・。

2014-03-28 15:23:48 | 定年後の思い
私は東京郊外の調布市に住む年金生活の69歳の身であるが、
平素の買物専任者として、家内から依頼された品をスーパー、専門店などで買物の責務を終えた後、
自宅の周辺3キロ範囲の遊歩道、小公園などを歩き廻ったりしている。

そして季節のうつろいを享受したりしているが、その上に何よりも認知症は避けたくて、
殆ど毎日のように歩いている。

こうした中で、10日前の頃から、早咲きとして名高い大島桜(オオシマザクラ)の親戚のように桜が咲き、
私は立ち止まって、見惚(みとれ)れたりしてきた・・。
          

その後も早咲きの桜にめぐり逢えて、やはり長らく眺めたりしてきた・・。
          

          

私は世田谷区と狛江市に隣接した調布市の片隅に、結婚前後5年を除き、
63年ばかり過ごしてきた私としては、染井吉野(ソメイヨシノ)の桜が最初に咲き始めると、
その後に山桜(ヤマザクラ)、最後に八重桜(ヤエザクラ)が咲くのが、平年の慣(なわら)わしで、
過ぎし年の思いでも重ねて、愛惜感を深めたりしている。

このような思いもあり、桜花は染井吉野(ソメイヨシノ)、山桜(ヤマザクラ)、そして八重桜(ヤエザクラ)に、
私の場合は限る、と思ったりしている。


本日は暖かな快晴の朝を迎え、4月下旬のような陽気になります、
とテレビのニュースで報じられていたので、
私は買物を終えた後、自宅の付近に流れている野川の遊歩道を歩いたりした・・。
          

この周辺は桜並木のように100本ぐらい桜樹が並んでいるが、
平年ならば3分咲きの時節であるが、今年の冬は30数年ぶり寒さとなっていたので、
やはり染井吉野(ソメイヨシノ)も遅れている、と少し落胆しながら歩いたりした。

やがて大きく莟〈つぼみ〉が膨らみ、今にも咲きだしそうな枝先を見て、
まもなく開花だよねぇ、と私は心の中で呟(つぶや)いたりした。
           
そして幹を眺めていた時、何かしら遅れてご免なさいと言ったように、
恥じらうように咲き始めていた桜花に、私は微笑んだりした。
          

私はサラリーマンの現役時代は、中小業の民間会社に35年近く勤めて、
陽当る表舞台のエリートコースには縁がなく、
裏方の管理畑が多かったので、何かしら幹におまけのように咲いているこの桜花に
心を寄せてしまったのである。

ほんの2輪ばかりであったが、私の住む地域でも、咲き始めたねぇ、
と応援したくなる心情で見つめたりした。

やがて私は帰路に向かいながら、明日も陽気に恵まれるので、
この桜並木は三分咲きで彩(いろど)るだろう、と思いながら歩いたりした。



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