日本のGDPも平成9(1997)年に500兆円を超えるまでは右肩上がりだったが、その後は平成10、11年と500兆円を割っている。人口数がほぼ横ばいとなり、消費財がある程度充足されれば、生産も消費も量的に下降するのはむしろ自然である。「静止経済」の時代に入れば、量的拡大・伸長という指標で経済を見るのは古いということになる。GDPが500兆円を割って、日本はどうなったか。日本にはそれまでの計量化、数 . . . 本文を読む
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