このゆびと~まれ!

「日々の暮らしの中から感動や発見を伝えたい」

秦の始皇帝はどこの民族だったのか?

2016年11月09日 | 歴史
秦の始皇帝の陵墓を守護するために周囲に埋められた兵馬俑が、遠く離れた古代ギリシャの影響を受けたとの説が浮上していると、最近、イギリスBBC(電子版)が伝えた。  多くの王国に分かれていた中国を初めて統一し、氏族を基にした封建制に終止符を打った秦の始皇帝は、中国史の中でひときわ大きく輝いている。始皇帝が建設した万里の長城は、その強大な権力の象徴でもあるのです。   兵馬俑とは死者を守るために共に埋められる人形のことであるが、その核心を揺るがす見解が示されたのです。これは、外国の研究者だけが発表したものではなく、中国の研究者によっても同じ趣旨の見解が出されました。 . . . 本文を読む
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日本人は何故、ルノアールの絵が好きなのか?

2016年11月06日 | 日本
ルノアールはフランスの印象派の有名な画家です。後半生はリューマチに苦しみつつ、最後の20年は手に鉛筆や筆を縛りつけて、描き続けたのでした。  1919年12月2日、普段と同じように静物画を描いていました。その日、描き終えた静物画の完成度の高さや豊かさは目を見はらせるものだったようです。 そして筆を受け取ってくれと女中に合図をして、最後の言葉を遺したのでした。  「ようやく何か分かりかけてきたような気がする。私はまだ、進歩している・・・・・」  これが、ルノワールの言葉として伝えられる、最後のものです。 . . . 本文を読む
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“辞世の句”という日本の文化

2016年11月04日 | 日本
今、日本の美しい「辞世の句」は海外からも注目されている。 日本の死生観に深く根差した習慣、「辞世の句」を紹介した本が海外で出版され、人気を集めている。  日本には昔から死の直前に辞世の句を一句詠むという習慣があります。 この世に別れを告げる際に歌で心をあらわすことは、現代に生きる我々からすると考えられないことであり、圧倒されることでもあります。  辞世の句、歌を残す文化を持っているのは、日本だけと言えるでしょう。ハラキリ(切腹)の方だけ有名になり、その時に彼らが書いた辞世の句、歌の方が忘れられていたのは片手落ちのように思われたのですが、ここにきて海外でもやっと理解できる時代になったと感じています。 . . . 本文を読む
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「努力する者が報われる社会」をつくるべき

2016年11月02日 | 政治・経済
国家の運営というものは、長い目で見て、「努力する者が報われる社会」をつくった国が繁栄することは間違いがありません。「最大多数の最大幸福」ということを考えると、基本的には、努力する者が報われる社会をつくるべきだと思います。  例外的な救済措置は、いつの時代にも必要なので、それはそれで対応すべきだと思いますが、怠け者や、ずるいことした者が得をするような社会は、つくってはならないと考えます。 . . . 本文を読む
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