(第二章 恋愛をうつす鏡 ⑩)もし相手が、あなたの何気ない言葉や行動にとてもがっかりし、混乱するのならば、あなたにかなりの期待があったことを示しています。理想や条件を相手に望み、それが整えば自分は満たされると思うことは、多くの人が陥っている錯覚の一つです。そんなときは、期待通りに演じないことが、恋愛を長続きさせていくコツです。『相手の望みに応えないと嫌われるのでは?』と不安になるかもしれませんが、 . . . 本文を読む
(第二章 恋愛をうつす鏡 ⑨)私たちは、人を助けるときとそうでないときがあります。相手を助け、支えるときとは、相手の成長の役に立つときです。そんなときは、すがすがしい開放感があります。また、相手もあなたの好意をありがたく受け取ってくれていることでしょう。しかし、もしあなたが、相手に否定的な扱いを受けていたり、支配されていたり、一方的な要求を突きつけられていたりするのなら、一歩下がって、二人の関係を . . . 本文を読む
(第二章 恋愛をうつす鏡 ⑧)会話のとき、相手の話をさえぎって、自分ばかりが喋(しゃべ)っていることはありませんか? 相手に、自分のことを分かって貰いたい気持ちからでしょうが、それは、あなたが愛を受け取る機会を、自ら遠ざけてしまうことです。愛を受け取るには、聴くことが必要です。聴くとは、相手の話すことをただ聞き流すのではなく、相手がどんな世界観の持ち主で、どんな気分かに焦点を合わせ、会話に参加して . . . 本文を読む
(第二章 恋愛をうつす鏡 ⑦)悲しみや寂しい気持ちを繰り返しているなら、決してそのままにしていてはいけません。誰かに慰めてもらっても、気分が良くなるのは一時的です。特に、あなたの心が、喪失感や、裏切られたという気持ちを持つのなら、病気で弱っている人と接するように、自分自身と接することです。自分自身に対して、優しく繊細でいることです。そして、速(すみ)やかに癒していかなければいけません。心の苦しみを . . . 本文を読む
(真理は強くなければならない)地上の人間の数によって、つまり、彼らが合意し、応援し、賛成した数によって、真理が決まるわけではありません。真理は、天上界においてのみ決まっています。それを、地上の人間が受け止めることができるかどうかです。この地上では、ときに、十億人を超える人間が、一人の悪魔に支配されることすらあります。その一人の悪魔に支配された国家に対して、無力な学生たちが立ち向かうというようなこと . . . 本文を読む