「駄（だ）マラー」になる・・・

（用語の解説：「駄（だ）マラー」の駄（だ）とは、無駄の駄。それとマラニック→マラソンとピクニックの造語　の愛好家という意味を掛けて「駄（だ）マラー」
要は、タイムにこだわらず、自己の楽しみのためだけに一日を費やして走る半ば狂人的な集団のこと。）

　長崎・佐賀県下のウルトラマラソン愛好家で年に何回か練習会を開いている。ほとんどは、半日以上かけてだらだら走り、ひとっ風呂浴びてジョイフルで打ち上げ（なぜ、居酒屋ではなく、ジョイフルなのか・・・それは、生ビールが２９９円だからであります！）なので走る以上に飲み方も真剣になる。いや、実に楽しい集まりである。

　今日は、年があらたまっての第一弾、で武雄温泉から嬉野温泉を長崎街道を中心に回るコース。約４３ｋｍだが、この距離が実は一番、おいしくビールを飲める距離なのだ。（２０ｋｍ～３０ｋｍでは、物足りない。たいした運動量でもないのに逆に飲むことに罪悪感を感じてしまう。かといって１００ｋｍ走った後では、疲れて飲んでいるうちに眠くなる・・・）

　予報では、午後から晴れであったが、雨がしつこくつきまとう。冬の雨は、戦意を喪失させる。それでも、１０人の集団でバカ話をしながら、よく笑った。今日は節分ということで、赤鬼の面をつけて豆をまきながら走る韋駄天氏には参った。

　４３ｋｍを約６時間かけてだらだら走った後は、武雄温泉の元湯へ。何だか寒い、と思ったら古めかしい建物の屋根というか欄間の部分が隙間になっていて、そこから冷たい風がピューピュー入ってくる。屋内にいながら露天風呂状態である。

　最終的に６人でジョイフルで打ち上げ。皆にとっても、飲むのにほどよい距離だったのだろう。１時間半で一人で６杯（３リットル）飲んだ人もいた。（私ではない。）本当に気持ちのいい酒だった。

　帰ってきて、そう言えば明日は１泊の短期出張であった事を思い出す。荷物の中身をそのまま入れ替え。今週は出張１回と週末に１８０ｋｍの練習会（小倉～別府）が控えている。ま、気楽に行こう・・・！