へんないきもの日記

今日も等身大で…生きてます😁

「ひきこもり」について考える👍

2020-12-27 05:49:35 | 日々雑感


【最近のマイブーム3つ】
 以前、このブログで「最近のマイブーム」、近ごろ私がハマっているモノ♥
 についてお話しました。

 その時、マイブームは3つあって、一つは「カレー」、一つは「西洋占星術」…
 あと一つは?

 今日はその残り一つについてお話したいと思います。
 …で、タイトルが「ひきこもり」?

 そう、なんです。
 マイブームの最後の一つは…
 ひきこもり?🙄



【"ひきこもり"になれない人😅】
 マイブーム♥
 というと語弊があるかもしれません、と言うより誤解を招きますね😁

 マイブーム、ではなくて…
 「関心がある」🙄


 って、私が「ひきこもり」を目指しているワケではありません。
 たぶん、この私は「ひきこもり」になれないでしょうね😁
① じっとしていられない
② 太陽の光を浴びないと生きていけない
③ 経済的に頼る人が居ない

 以上、3つのいずれかに該当する人は…
 ひきこもり失格です😅←ちなみに私は全部当てはまりマス👍



【"ひきこもり"とは?】
 そもそも、ひきこもりとはナニか?

 カンタンに言うと…
 仕事や学校に行かず、家族以外の人と接触がないまま半年以上、自宅に居るコト…デス


 ひきこもり…
 というと…
 
 以前は、イジメ等が原因で学校に行かない生徒のイメージがありましたが…
 最近では、仕事に行かないオトナたち…
 職場のハラスメントや業務内容に馴染めず、仕事に行けなくなったオトナ…も含みます。

 そして…
 ひきこもりの期間が長くなると…
 世に言う「8050問題」に発展していくワケです。



【私がひきこもりに関心を抱いた理由】
 決して自らは"ひきこもり"にならないであろうこの私が、なぜ、ひきこもりに関心を寄せたか?
 というと…

 2年前からお世話になっているフリースクールに通っている生徒たちの中に、"ひきこもり"スレスレのコが居るコト。

 そして体験で訪れる中学生の中に、半年以上、学校に行っていない
つまり正真正銘の…"ひきこもり"のコたちが居るコト…

 コレは、どうしても"ひきこもり"のシステムについて理解しないといけない。
 システム、と言っては失礼ですね。
 メカニズム?いや、"ひきこもり"に至る経緯について…
 一定の理解をしておかないと、今後、フリースクールでの仕事は難しくなるのではないか?


 特に、今年からは新型コロナウイルスの問題で、人との触れ合いが絶たれ、マスクで表情は見えにくく…フツーにコミュニケーションが取りにくい…そんな環境です😅


 というコトで、この秋から「ひきこもり支援相談士」の資格を取るための勉強を始めました👍






【本当に必要なのは…当事者のナマの声】
 そして、先週、図書館で見つけてきたのが…
 この本👍



 まさに"ひきこもり"当事者本人の…ナマの声です。
 ココには、4人のひきこもり経験者が登場します。

 一人は小学校時代からのイジメが原因で不登校に…
 一人は母子2代でひきこもりに…
 一人は自身のひきこもり経験から当事者同士の居場所をつくるに至った…
 そして最後の一人は、社会人になってからひきこもりになった人…

 特に、最後の人のように…
 社会人になってからのひきこもりは深刻だと思います。

 子供の頃のひきこもりと違って…
 即、「経済問題」に響いてくるからです。
 養っている家族が居れば、家庭崩壊、家族離散…

 仮に独身者であれば、やがて経済的に底をつくから、親元に転がり込む…
 すると、年代的にも、その親は既に仕事の最前線から外れて年金暮らし…
 親の年金で2代で暮らしていけるハズもなく…

 8050問題へと繋がっていくワケです。


 では、若いうちからのひきこもりは大丈夫なのか?
 若いからいくらでも"やり直し"は効きそうですが…

 コレも、ひきこもりの「期間」が問題で…
 長くなればなるほど、自信を無くし、自己肯定感を無くし…セルフネグレクト的になります。
 特に、この本の最初に出て来た方は、小学校の時からのイジメによるトラウマで、社会に出る寸前に自宅のトイレに籠もったままトイレで1年間生活していたそうです。

 洋式便座に座った状態で1年間…
 そのため、両膝が曲がったまま、伸びなくなり、最後は父親と親戚の男性に両脇を抱えられて「救出」されました。


 極端な例かもしれませんが…
 他人事ではありません。

 最初の3つに該当しない人は全て、ひきこもりになる要素は持っています。
 人は、ちょっとしたコトで子供でもオトナでもつまずいて前に進めなくなってしまうコトがあります。


 大切なのは…
 周りが「変化」に気付いてあげるコト…
 そして本人が「助けて」と言えるコト…
 なのかもしれません。


 
コメント
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