へんないきもの日記

今日も等身大で…生きてます😁

オプション

2008-02-17 21:12:48 | 日々雑感
 昨日、今日と私にしては珍しく、出勤して仕事した。他にやる事がなかった訳ではない。地元のウルトラマラソンクラブの練習会に参加する、福岡のマラソンクラブの練習会に行く、天神のスペイン語教室に行く、フラメンコのライブショーを見に行く、ライフセービングクラブの新たな拠点の改修工事に行く・・・と、それなりのオプションは、あった。

 が、なぜか今週、自分が選んだオプションは「仕事」であった。実は、ウィークデーに仕事がさばけなかっただけ・・・と言ってしまえばそれまでだが・・・

 しかし、土曜の朝から、なぜか仕事がしたくて?仕方がなかった。先週末、走り過ぎて、もはや走ることに飽きてしまったのか?

 土曜の午前中、職場に行くと、すでに先客が2名もいた。みな、他にやることないのかなー?それでも、休日は電話はかかってこないし、ウルサイ隣人?はいないし、仕事はおもしろいほどはかどった。午後は、スポーツクラブに小堀流踏水術、と、ぶっつけ5時間運動した。
 
 今日も、同様のパターン。日中、仕事して、夕方、スポーツクラブ・・・それなりに充実した週末だったと思う。

 先週、思いっきり走ったおかげか、今週は思う存分、仕事に集中できた。思うに私は、何事にも夢中になる性分なのだ。だから、イイ男とパチンコ屋には絶対に近づかないようにしている。

 先ほど、地元のウルトラマラソンクラブの掲示板をのぞくと、23日の土曜日に先週の慰労会をやる、とのこと。もちろん、参加。そして翌、日曜日は、これまた北九州のメンバーと47.5kmのウルトラマラソン&飲み会。その前に、明日から金曜日まで長期出張・・・今週も充実盛りだくさん、てんこ盛りの一週間になりそうで嬉しい悲鳴・・・”だ。
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不規則のススメ

2008-02-16 10:10:33 | 日々雑感
 昨夜、スポーツクラブから帰って24時。それから、軽く飲んで1時に寝た。
 今週は、先週末に180km走ったので早めの就寝を心がけ、だいたい22時~23時には寝て6時間以上の睡眠を確保した。

 「規則正しい生活をしなさい。」と子供の頃からよく言われていたが、大人になってみると、不規則な生活をしていて良かった、と感じることがある。その一つがウルトラマラソン。特に、夜通し走る場合は、毎日夜9時に寝ている生活をしていると、とてもつらい。逆に夜9時に寝る日もあれば、夜中の2時に寝る日もある。早朝4時に起きる日もある・・・なんて生活(今の私)をしている方が対応が効く。

 んで、飲みながら録画しておいた「遠くへ行きたい。」を見た。小堀流踏水術の収録は、年末の平日早朝から熊本のアクアドームで1時間以上に渡って行われたはずだが、映っていたのは10分に満たない程度。でも、師範の「なんば」という手足を同時に出す泳ぎ(右手と右足、左手と左足を交互に前に出して進む。)にハタと思った。我々ウルトラランナーの間で一時話題になった「なんば走り」を思い出したのだ。

 同じ方の手足を同時に前に出して進むその走りは、飛脚が実践していた走り方でもあり、疲れが少なく、長い距離を走れると言われている。私自身、なんば走りを意識したことはないが、250kmの後半、登り坂で知らず知らずと同じ方の手足を同時に前に出して進む「なんば歩き」をしていた。
 
 そしてその先に参勤交代時代からある石畳が待っている・・・特に雨の日は滑って神経を使うところだが、昔の人はどうしていたのだろう・・・?そこでふと、思った。そうか、「わらじ」か。「わらじ」だから濡れた石畳も滑らず降りて来ることができたのだ。「先人の知恵」、というか案外、現代人って頭がイイようで実は肝心のところで先人の知恵を生かしきっていないな、と思った。 
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バレンタインデー

2008-02-14 19:46:14 | 日々雑感
 世の中、バレンタインデーである・・・だからナニ?と言いたいとこだが、一応、職場で多数派のオヤジ達の存在を無視するわけにもいかず、同僚の女性と相談した結果、「簡単に済ませる。」という結論に達した。

 朝、職場のオヤジ達が密かな期待をこめて出勤して目にしたものは、応接セットのテーブル上に山の如く積まれた駄菓子風のチョコレートであった。(しかも、お茶代で買った、とは言えない・・・)ちょっぴり残念そうなオヤジ達。そしてチョコを一番、喜んで食べていたのは何を隠そうこの私であった。
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不思議の国おおいた

2008-02-12 00:18:03 | 日々雑感
 昨夜、ゴール後の温泉は○○温泉と名前を聞いていたので、宿に預けておいた荷物を取って○○温泉目指して出かけた。途中、いかがわしい小路を入ってしばらくすると○○温泉はあった。思ったよりも小さかった。どこから入るのか?と迷っていると2階にあがる階段がある。だが、看板の電気は消えている。・・・やはり、○○温泉を語ったいかがわしい種類の店だった。それにしても・・・危なかったなあ。人を疑うことを知らない私は、もし、電気がついていたら、そのまま○○温泉に行っていたであろう。この話をホンモノの○○温泉で合流した仲間(男2人、女1人)に話したら、ウケた。「100km超走って、そんな元気はないよねえ。」
あったら人間ではなく、野獣・・・だ。

 翌朝、ホテルの10階のレストランから別府湾の朝日を見ているうちに、私のその日の行動予定は決まった。午前中には、熊本、福岡各地から大分目指して他の仲間がゴールしてくる。そのゴール地点に私も行かねばならない。さすがに走るだけの脚は残っていないので、別府から大分までの11kmを途中、休憩しつつ3時間かけて歩いた。10号線沿いのこのルートは、別府湾を左手に、右手には高崎山、と自然豊かなコースである。後方、鶴見岳には雪がある。そして左手、湾の彼方に先日、自分達が走って(歩いて)きた道が見える。感動のひとときである・・・

 海と山に恵まれた地形、適度に都会で適度に田舎・・・という街を挙げろと言われたら、私は小樽、福岡、別府と答える。特に別府は急峻な山が海にまで迫っている地形が何となく小樽に似ている。(と勝手に思っている。)

 先日、「九州考」と題して、福岡市は九州のインターナショナル・シティと書いたが、別府に来て考えが変わった。別府は今、福岡をしのぐ勢いでインターナショナル・シティになりつつある。一つは別府大学、立命館アジア太平洋大学などの地元の大学が多くの留学生を受け入れ、(うち何人かは残って職に就いている。)その関係もあってか、先日、薬局に入ると若い中国人の男女の集団に合った。店の人も慣れたもので中国語と英語で対応している。打ち上げをした焼鳥屋の店主によれは、別府は留学生や滞在中の外国人の、数ではなくて出身国別で全国1・2位を争うそうだ。それだけ多くの国から別府に来ている、という事になる。

 もう一つ、大分の人は交通マナーがいい。何を基準に、何と比較して、と言われると困るが、全体的に運転速度がゆっくりしている。(おかげで、以前、高知行きのフェリーに乗ろうとして、皆が法定速度かそれ以下?で走るものだから、乗り遅れてしまった経験がある。)今回も、走っていて、道路を横断しようとすると止まってくれる車が何台かいた。全体的にせかせかした世の中なのに、大分の人は、えらくゆったりと余裕を持って生きているような印象をうけた。
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冒険心と総合力

2008-02-11 23:49:25 | 日々雑感
 100kmマラソンの大会に出始めて10年以上になるが、次第に私の中では魅力を失いつつある。その理由は何なのか、最近わかってきた。

 主催者がいて、あらかじめ設定されたコース上を走り、途中でエイドのボランティアを受け、制限時間内にゴールする・・・そして自分は何位だったと自慢する。表彰台に上れる順位以外は皆同じなのに・・・。

 確かに知らない人は100kmを走ったと聞いて「スゴイね。」と言ってくれるが、全然すごくない。規定のレール上を走っているだけだ。だから私は常に他の人がやらないようなマラソン、マニアックなマラニックを求めてきた。誰の力にも頼らず、自分一人で達成する・・・私がウルトラマラソンの世界に求めるのは「冒険心」だ。

 今回、その冒険心をくすぐるような企画を北九州の仲間がやってくれた。名付けて「国東(くにさき)半島一周マラニック」。なぜ、厳寒のこの季節に夜通し走るのか?その理由は5月の萩往還250km出場に焦点を当てているからである。今回参加したメンバーの大半が実はそうなのだ。

 それにしても、寒さと雨(雪)ほど人間の意志を挫くものはない。幸いにして雪は降らなかった(途中、ちらほらと舞った程度)が、暖をとろうと2日目の朝、ジョイフル(を見つけた時の感動と言ったらなかった。普段は利用しないのに。)に入って5人で朝食をとり、そのまま仮眠。結局、1時間休憩してしまった。そのあと、午前中は全員歩きモードに入ってしまった。(経験上、1時間も休んでしまうと脚が固まり、走れなくなる。)

 本当は最初から最後まで一人旅をしたかった、冒険心を満たしたかったが(その方が速く到着したのでは?なんて思っている。正直なところ。)他にたった4人しかいない仲間を裏切るようで、つい、自身も易きに流れて歩いてしまった。

 結局、多少はバラけたものの、ほとんど一緒に別府駅周辺でゴールした。駅近くの温泉でリラックスし、焼鳥屋のカウンターに4人(うち一人は帰ったので。)並んで打ち上げ。この瞬間が一番好きだ。誰しも、もう二度とやるもんか、なんて思いつつ、実は次の構想を練っている・・・

 一人でやっても冒険心は満たされるかもしれないが、こうして仲間と一緒にやると途中、各人の思惑というかエゴがぶつかりあって気まずい思いをしつつ、何て言うか、通常の社会では学べない貴重な体験をさせられているような気がする。これをひとことで言うならば「総合力」とでも言おうか・・・実に意義ある3連休を過ごさせていただいた。

 
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