二年前に民主党政権ができて
早くも三人目の総理大臣の誕生
である。
民主党内のたらい回しであり、
総選挙で国民の洗礼も受けずに
国民をほったらかしの政治ゴッコ
の ようである。
今回の野田総理は54歳と若く、
前総理の管直人よりも11歳若い。
野田総理は1957年生まれで
その頃の世相を見てみると、岸内閣が
生まれ、東海村の原子炉が臨界点に達し、
初めて原子の火が灯った年であり、
きしくも、今年の大震災で原発の存廃が
大きな政治課題になっている。
初めて500円硬貨や5000円札
(聖徳太子)が発行され、長嶋が
巨人軍に入団したり、栃錦や千代の山が
活躍し、世の中島倉千代子の東京だよ
おっかさん、フランク永井の
有楽町で逢いましようがはやり、
日本は高度経済成長の時代であった。
学生時代に学生運動をして以来
社会運動家として左翼志向のまま
総理になって失敗した管直人と違い
学生運動もせず、高度経済成長期に
青春時代を過ごした野田総理は
民主党の中でも保守派と言われるのは
当然である。
野田総理が幼児のころの1960年に
日本では安保闘争があり、我が身も
学生であり、1960年6月15日の
情景が今も目に浮かび、忘れることが
出来ない。
その日はデモ隊が国会を何重にも
取り囲み、国会の南門にバリケード
していた戦車を引っ張り出し、国会の庭へ
突入し、機動隊ともみ合いになり、
樺美智子さんが死亡した事件は
いつまでも忘れることができない
悲しい思い出である。
野田政権の閣僚は若い世代が多い
鳩山管政権が悪すぎた分野田政権は
国民の期待に応えてほしい。
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