希望をもってがむしゃらに働いて、戦後の日本を経済大国にしてくれた戦後世代。 働いても働いても、経済的にも気持ち的にも楽になれず、でも とりあえず働いている現役世代。 そして、そんな親たちを横目でみながら、労働よりも自分の趣味に重きをおく現役準備世代。
時代のうつりかわりを感じる。
現役準備世代は、仕事そのものに、意味を見出せなくなっているのかもしれないね。
あなたの仕事は人の役にたっていますか? 厳密に 厳密に 突き詰めて考えてみてください。
例えばお医者さん。
外科手術など、やってもらってありがたいと思う処置は、確かにたくさんある。 けれども、ここまでする必要はあるのだろうか(患者が、もし、あなたのお母さんでも同じように処置しますか?)というような処置もたくさんあるのではないか?
以前、愛犬が、おなかの皮を切ってしまい筋肉のようなものまでが見えていたので 獣医さんに診てもらったことがある。 そのとき 「このままほっといても、処置をしても、治る期間は同じ。 処置をしたら、毎日消毒のため連れてきてもらいますが、どうしますか?」 といわれた。 商売っ気のない正直な獣医さんに感謝しつつも、前者を選び、その後、愛犬は元気になった。
人間も同じではないだろうか。
お医者さんは、しなくても良い治療を、しない方が良い治療をやっていないだろうか。 私は父を病院で亡くしたときにそう確信した。
けれども、今の経済は、その余分の治療で、成り立っているのも現実だ。
だから、その余分の部分を拡大する必要がある。
ちょっと前は、”ワクチン”、今は、”認知証” のようにね。
・・・それが良い、悪い、ではない。
言いたいのは、実際に、そのような社会になっていますよね?
若い世代は、それに婉曲にノーサンキューをしているのではありませんか?
ということ。