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きまぐれ雑記

日常の出来事と私の好きなものを思いつくままにゆっくり記していきます

師走の十一面観音めぐり 1

2015-12-12 19:53:47 | 寺社めぐり
念願だった北びわこの十一面観音めぐりに参加して来ました。

季節ごとに滋賀県から送られてくる観光案内の中に下のチラシが入っていたので、申込みをしました。



これまでにも参加したいなあと思う観音様巡りのツアーがいくつかあったのですが、日程と自分のスケジュールが合わずに何度も見送っていたので、今回、やっと参加できました。



当日は朝9時半に米原駅に集合。幸いにも薄曇り程度でお天気はこの時期の米原にしては良い方でした。

 

バスに乗って最初の見学地、高月観音の里歴史民俗資料館へ向かいます。

この資料館の佐々木先生がこの日の講師としてツアーに同行され、観音様はもちろん、この地方での観音信仰についてなど、幅広くお話をしていただきました。





まず、この資料館で湖北の信仰の歴史や民衆の中で守られてきた仏たちのお話を聞き、資料館の展示品を鑑賞。


続いてお隣の向源寺へ。

向源寺は真宗大谷派のお寺。本堂には阿弥陀如来像がお祀りされています。



この本堂と棟続きに収蔵庫があり、国宝の十一面観音様がいらっしゃいます。

こちらの十一面観音様は日本にある七体の国宝の十一面さんの中でも最も美しいと言われていますが、その評判に違わない美しくて優しい姿の仏様で、間近で拝見できる上に、周囲を一回りできるようにお祀りされているので、通常は絶対に見る事が出来ない、後ろの大笑面も拝見する事ができます。

これは収蔵庫を新しくする際に後ろも見られるようにしてほしいとの文化庁の要請があったため、このような形になったとの事でした。

  

これまでに、私は他の国宝の十一面さんはこれまでにすべて拝見させていただいているので最後に残った国宝の十一面さんになるのですが、やっと会えた感激とその美しさにずっと見とれていました。

この十一面さんのお隣には大日如来像ともう一体、小ぶりな十一面さんもいらっしゃいました。

又、機会があったら、十一面さんにお会いしたいなと思いながら、収蔵庫を後にしました。

午前中の見学地はここまで、昼食をはさんで、午後の見学地へ移動します。 

続きは後日。
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