きまぐれ雑記

日常の出来事と私の好きなものを思いつくままにゆっくり記していきます

Endless SHOCK 2016

2016-02-14 19:53:12 | 観劇・ミュージカル
今年も何とかチケットを手にすることが出来て、帝国劇場で「Endless SHOCK」を観て来ました。

一般発売の電話が本当に繋がらなくて、繋がった時には希望の日は無かったのですが、チケットのある日に自分の予定を合わせる事でなんとか帝劇の客席に座る事ができました。



今年の舞台は昨年のヴァージョンとの大きな変更点は無く(所々セリフが変わっていたり、衣装やカツラが変わっていたりはありました)、メインの出演者もリカ役の小南さん以外はこれまで出演されてきた方々ばかりでした。


その新しい風の小南さん。

とっても若い方で、レミゼなどに出演されていたそうなんですが、私はこれまでお名前を知る機会がなくて、今回、初めて拝見しました(大好きな「エリザベート」のトートダンサーの方の妹さんなんだそうですが)。

お芝居の経験がまだ浅いとの事でしたが、素直な清々しいリカで、好感を持つことが出来ました。

時々、セリフが流れてしまう所もあったのですが、それほど気になる事は無かったです。


そして、大好きな美波里オーナーが戻ってきて下さったことに私は大感激。

オープニングから、うるうるしてしまいましたし、今回、観られて良かったと思いました。


そして、コウイチ役の光一さん、ライバル役の屋良さんをはじめとするカンパニーメンバーもそれぞれに輝いて、目がいくつあっても足りないくらい。

昨年観た舞台よりも数段良くなっていて、この一体感が「SHOCK」だと感じられて本当に幸せな時間を過ごさせていただきました。


そして、改めて思いました。

私は光一さんのダンスが本当に好きだという事と、この作品の世界感が好きだという事。

考えてみれば、この作品を観続けてきて、前の年の方が良かったなあと思った事は一度もないんですよね。

これって本当に凄い事で、舞台の再演は前の上演と同じレベルでは2度目以上の観客に満足を与える事が出来ないと言われますが、いつも、今年の仕上がりは凄いと思わせ続けてるって、どうなってるの?と思います。

それはきっとこの作品をより良くするために努力を続ける光一さんとカンパニー全員(出演者はもちろん、スタッフさんも含めて)の思いが一つになっているからなんでしょうね。

それもきっと座長として、すべてをまとめている光一さんの力なのかなと思いました。


こんなお化けみたいな作品に出会えたことは私の観劇ライフにとってとても幸せな事。

すべての舞台観劇お好きな方に一度は観ていただきたい作品です。

走り続けるって本当に素晴らしい。

誰にでもできる事ではないので、なおさらに、その真直ぐな姿が観ろ人の心に力を与えてくれる。そんな作品です。



余談ですが、今回、私が一番変化を感じたのが「Dancing On Broadway」の時の女性ダンサーさんのヘアがブロンドのカツラになっていた事かな。

それから、私、最初の「ONE DAY」の時、下で踊っておられる女性ダンサーさんの中にとても踊り方の素敵な方がいらっしゃって、ここ数年、ひそかに楽しみにしているんですが、今回もそのしなやかなダンスを堪能できて幸せでした。
コメント
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