きまぐれ雑記

日常の出来事と私の好きなものを思いつくままにゆっくり記していきます

誰がために鐘は鳴る

2011-01-26 20:14:22 | 観劇・ミュージカル
3本目は「誰がために鐘は鳴る」。

言わずと知れたヘミングウエイの小説をミュージカルにしたもの。
小説は読んでいますが、ほとんど内容は覚えていなかった私は、こういう内容だったんだと・・・。

舞台の初演は30年以上前で、今回が2度目の上演だそうだ。
流石に初演は観ていないので、観てみる事にしたのでした。


物語はスペイン内戦で、橋を爆破する任務のために派遣された男性の、作戦実行日までの4日間の恋の物語。

内戦のお話なので、綺麗な衣装とかセットとかが全くない舞台で、お芝居がメイン。
宝塚っぽくない感じではあるのですが、ミュージカルとして魅せるためにショー場面を上手く織り込んだ作品作りは、流石に宝塚だなと思いました。

いつも意欲的に様々なジャンルの作品をミュージカルとして上演しているので、その手法はすごいと思いますし、それにこんなにたくさんのオリジナルミュージカルを長年上演し続けているのは宝塚だけなので、今後も楽しめる作品をと願います。

ところで、今回の作品は登場人物が少なくて、活躍できる場が持てない人が出てしまったのも事実だ。
この辺りが劇団としては難しいのだろうなと思ったのでした。



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