広田弘毅は毎晩論語を読んでいた。
と、執行草舟さんの本に出てきた。
広田は夥しいほどの書籍を読んだが一日の最後は常に論語に目を通すことが習慣だったという。
と、ネット情報にもある(佐々木常夫さんブログ)。
本当だろうか。ま、本当だということにしておきますか、こういういいエピソードは。
そして、執行草舟によれば、広田は、「自分が毎晩論語を読んでいた」ということを、決して人に語らなかったそうな。
「じゃあなんで80年後の我々がそのエピソードを知っているのか」ってツッコミが来そうですが。
これも、いいエピソードなので、そうなのだ(広田は論語読みを語らなかった)、ということにしておきましょう。
口で語ると教条主義になる。
背中で語れ。黙して実行せよ。
そう執行草舟は言う。
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この広田と論語のエピソードが、あの名作『落日燃ゆ』(城山三郎)に載っているかどうかは、ChatGPTとかで調べても、わからなかった。
いつか再読するかな、、、