Don't harvest in haste.
結果を急ぐな。
急いで結果を得ようとするな。
努力の成果を急ぐな。
harvest と haste が韻を踏んでいるような感じで似た音。だから、似たような言葉を絶対英語圏で使っているだろうと思ってググったけど、見当たらず。
harvest は、名詞の収穫ではなく、動詞の「刈り取る」。
ビジネス英語でも「(行為の)結果を得る」という文脈で結構使われる。
人間なので結果を得たい。
早く結果がほしい。
四半期開示で株主に示さないと。
定量的に上司に示して、認められないと、出世できない。
でも。
巻いてすぐ芽が出るような施策は、えてしてすぐ駄目になる。
近視眼的に結果を急いだら、いろんなところに軋轢を生じる。
Don’t harvest in haste.
結果を急ぐな。
努力の結果なんて、5年、10年、30年後に出るようなもの。
もしくは、50年後、100年後、死後かもしれない。
そんな気の遠くなる未来をにらみながら、それでも、焦らず、腐らず、諦めず。
努力ってそんなものじゃないか。
Don't harvest in haste.
結果を急ぐな。
人間はタバコと同じ。
煙にならないと価値はわからない。
自戒を込めて。