(米ドル/円)
海外(株価・指標):原則15分ディレイ(指数によって異なります)
買・売 | 108.60-108.62↓(19/12/09 12:14) |
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前日比 | +0.01 (+0.01%) |
高値 | 108.67 (03:04) | 始値 | 108.67 (03:04) |
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安値 | 108.53 (09:08) | 前日終値 | 108.59 (19/12/06) |
① ""〔マーケットアイ〕外為:正午のドルは108円半ば、イベント控え動意薄""
2019/12/09 12:05
[東京 9日 ロイター] -
<12:00> 正午のドルは108円半ば、イベント控え動意薄
正午のドル/円は、6日ニューヨーク市場の午後5時時点とほぼ同水準の108.59/61円。
朝方の取引では、株価が上げ幅を縮小するのを眺めつつドルは108.54円まで下落した。
しかし、6日の米雇用統計発表前までは1.78―1.79%台を推移していた米10年国債利回りがこの日は1.84%台まで持ち直していることで、ドル売り機運は強まらなかった。
市場では、「今週はイベントウィークなので、実需筋も投機筋も週前半は様子見になりそうだ」 (国内銀)との意見が聞かれた。
<11:28> 人民元は7.03元前半、中国11月輸出は予想外の減少
🐉 人民元は1ドル=7.0331元付近。取引開始直後に7.0349元まで弱含んだが、その後は落ち着いた値動きを見せている。
中国税関総署が8日に発表した11月の貿易統計では、市場の予想に反して輸出が4カ月連続で減少した。
米中貿易摩擦による製造業への影響が根強いことが浮き彫りになった。ただ輸入はプラスに転じ、当局の刺激策が需要を促進している兆しもみられた。
11月の輸出は前年比1.1%減少。
エコノミスト予想は1.0%増、10月は0.9%減だった。輸入は前年比0.3%増加し、4月以来のプラスとなった。エコノミストは1.8%の減少を予想。10月は6.4%減だった。
貿易収支は387億3000万ドルの黒字。エコノミスト予想は463億ドルの黒字、10月は428億1000万ドルの黒字だった。
「中国輸出の減少はリスク回避の円買い材料だが、これまでのところ大きな反応はみられない」 (金融機関)という。
💲¥ ドルは朝方から108.54―108.66円の狭いレンジ内での推移となっている。
米中対立に関しては、中国の外交担当トップである楊潔チ・共産党政治局員が7日にポンペオ米国務長官と電話会談を行い、米国は中国の内政問題への干渉をやめるべきだと訴えた。[nL4N28I12G]
<09:09> ドル108円半ば、下げ渋るが上値も重い
ドルは108.55円付近で弱含み。株価の上げ幅縮小に歩調を合わせている。
ユーロは120.06円付近。ユーロは11月末から120―121円の「居心地のいいゾーン」(金融機関)にとどまっているとされ、方向感に乏しい。
6日のニューヨーク市場では市場予想を上回るパフォーマンスをみせた11月の米雇用統計を受けて、ドルは108.92円まで上昇したが、その後はダラダラと下落し、108円半ばで落ち着いた。
「(ドルが)108.50円を下回れば買いが出てくる状況に変化はないが、米中の第一段階の通商合意を巡る不透明感や英国の総選挙などの不確定要素があることや、欧州中央銀行(ECB)理事会と米連邦公開市場委員会(FOMC)を控え、一歩踏み込んでドルを買いにくい環境になっている」 (FX会社)という。
📘 11月の米雇用統計で非農業部門雇用者数の伸び(26.6万人)は、ストライキを起こした自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)の従業員約4万6000人が仕事に戻ったことが一因となっている。
ただ、GMのスト終結の影響を除いても11月の雇用伸びが20万人を超えたことで、開始から1年5カ月が経過している米中貿易戦争の影響で製造業部門が痛手を受けているものの、より広範な経済には波及していないことが示されたとエコノミストらはみている。 [nL4N28G391]