◎◎ 〔マーケットアイ〕外為:ドル105円前半、IMMでは円とユーロの買い持ち縮小
2020/10/19 08:47
[東京 19日 ロイター] -
<08:46> ドル105円前半、IMMでは円とユーロの買い持ち縮小
◇◇ ドルは105.44円付近で、前週末のニューヨーク市場の高値圏での取引となっている。早朝の安値は105.33円だった。
¤¤¤⇨ 米商品先物取引委員会(CFTC)が発表したIMM通貨先物の非商業(投機)部門の取組(10月13日までの週)に基づくロイターの算出によると、ドルの主要6通貨(円、ユーロ、ポンド、スイスフラン、カナダドル、豪ドル)に対する売り越し額は272億4000万ドルで、前週の283億5000万ドルから減少した。
売り越し額は7月下旬以降で最低。8月下旬には約9年ぶり高水準の336億8000万ドルに達していた。[nL4N2H800B]
枚数ベース(13日時点)では、円のネットロング(買い持ち)が1万9976枚と、前週の2万1102枚から縮小した。ユーロのネットロングは16万8637枚と、前週の17万4308枚から縮小した。
⇨⇨ 一方、英ポンドの売り持ちは9802枚と、前週の1万1298枚から縮小した。
¤¤¤⇨ 市場では「円については、投機筋の関心が薄いことがわかる。英ポンドの売り持ちは7月末の半分以下まで減ってきている。投機筋はあまりポジションを抱え込まずに、合意なきブレグジットを含め、英国を巡る様々な不確実性に備える構えかもしれない」(外国銀)との見方が聞かれた。