◎◎ 米外為市場サマリー:FRB議長のハト派発言で一時103円50銭台に軟化
2021/01/15 07:55
▼▼ 14日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=103円80銭前後と前日に比べ10銭弱のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=126円17銭前後と同10銭強のユーロ安・円高だった。
◇◇◇ この日の夜にバイデン次期米大統領が公表する追加経済対策への期待感が高まるなか、米長期金利の上昇に伴って104円10銭台に強含む場面があった。
ただ、前週分の米新規失業保険申請件数が96万5000件と、市場予想(78万件程度)よりも弱い内容となったことが分かるとドルが軟化。その後、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が講演で「利上げが必要となるときはすぐにこない」などとハト派的な姿勢を改めて示したことが伝わったことも影響し、一時103円57銭まで押された。
★★ ユーロは対ドルで1ユーロ=1.2155ドル前後と前日に比べ0.0002ドル程度のユーロ安・ドル高だった。
出所:MINKABU PRESS