(MRJ・三菱リージョナルジェット)
① ""UPDATE 1-三菱航空機、ボンバルディアを反訴 MRJ巡り""
2019/01/29 11:12
((情報を追加して再構成しました))
[東京 29日 ロイター]
- 三菱重工業<7011.T>子会社の三菱航空機は29日、カナダの航空機・鉄道車両大手ボンバルティア
三菱航空機の訴えでは、ボンバルディアが2015年以降、三菱航空機、そのパートナー企業、従業員に対し、違法な反競争的行為を多岐にわたって行ってきたと主張。ボンバルディアが三菱航空機に対し企業秘密の不正使用を行っていると訴えているが、事実的根拠や法的妥当性を欠き本拠がないとしている。ボンバルディアの真の意図は、MRJ(三菱リージョナルジェット)の開発を阻害し、最終的に市場投入を遅らせることにあると強調した。
ボンバルティアは昨年12月19日、三菱航空機などをシアトルの米連邦地裁に提訴していた。三菱側が開発したMRJの認証に役立てるため、秘密情報を入手する目的でボンバルディアの元社員を引き抜いたのが違法であると主張した。同社は三菱航空機のほか、複数の元社員、MRJの認証手続きに携わっている米エアロテックも訴えた。
訴状によると、三菱もしくはエアロテックに採用されたボンバルディアの元社員は、米国とカナダにおける航空機認証に関する秘密文書とデータを持ち出した。三菱側がこれを、航空機認証という「極めて複雑かつコストのかかる」手続きを迅速に進めるために利用しようとしたのは、2016年の商取引上の秘密保護を定めた法律に抵触するとの見解を示している。
(田巻一彦)
🛬 訴訟の結果は、勿論、一番大事なことですが、訴訟でいつまでもガタガタしている
のも、それ自体が非常に大きなリスクです。それに、かなり財務上の負担にもなって
いるはずです。
三菱重工業クラスになれば国際法務部とか国際法に強い弁護士団と関係がありそうで
すが…。
これに対して、ホンダジェットは順調なようです。
※ ホンダジェット、wikipedia
(デモ飛行するホンダジェット(オシュコシュ、2005年))
🛫 HondaJet
用途:ビジネスジェット機
製造者:ホンダエアクラフトカンパニー
運用者:ホンダエアクラフトカンパニー
初飛行:2003年12月(実験機)
生産開始:2012年10月
運用開始:2015年12月
運用状況:運用中
ユニットコスト:約490万USドル
✈ 表示
HondaJet(ホンダジェット)は、本田技研工業の航空事業会社であるホンダエアクラフトカンパニーが研究開発、製造販売をする小型ビジネスジェット機である。現在北米、欧州、中南米およびアジアで運用中。
(青山ショールームに展示される模型)
✈ 概要[編集]
主翼上面のエンジン配置(Over-The-Wing Engine Mount)形態や自然層流翼型(Natural Laminar Flow)、一体成型複合材胴体などのHonda独自開発技術により、クラス最高水準の最高速度、最大運用高度、上昇性能、燃費性能、静粛性および室内サイズを実現。エンジンはGE・ホンダ・エアロ・エンジンが開発・製造したHF120搭載している。主翼の上にエンジンを搭載した世界的にも珍しいデザインや、空気抵抗を低減する先進的な空力技術などにより、従来のビジネスジェット機に比べ、燃費性能を約17%、速度を約10%、客室容積を約30%改善。操作性や静粛性などにも優れている。超軽量ジェット機としては比較的低価格な490万ドルをベースプライスとしている[1]。
乗員を含む最大7人乗りで、全長約13m、幅約12m、高さは約4.5m。最大運用高度は13,106m (43,000ft)、最大巡航速度は約782 km/h (422 knots)で、航続距離は2,265 km(1,223 nm)。カラーバリエーションはレッド、ブルー、グリーン、イエロー、シルバーの全5色。2007年(平成19年)にはグッドデザイン賞金賞を受賞するなど、デザインの美しさも高評価されている。また、2017年(平成29年)には、米国Flying誌(英語版)のFlying Innovation Awardを受賞している。
2015年(平成27年)12月に連邦航空局(Federal Aviation Administration:FAA)から型式証明を取得した後、北アメリカ、ヨーロッパ、ラテンアメリカ、東南アジア、中国およびインドに販売サービスネットワークを拡大。
2017年(平成29年)通年の出荷機数は43機であり、同年の軽量小型ビジネスジェット機の出荷量ではセスナの主力機サイテーションM2の39機を抜いて世界No.1を達成した[2]。2017年(平成29年)8月時点での受注数は100機超、月産4機の体制であり、2019年(平成31年)3月期末までに月産7機程度にまで生産能力を拡大させ納期を短縮させる予定である[3]。
2018年(平成30年)本田技研工業の企業CMの題材となり、ネット上での動画再生回数が公開から1ヶ月で1,900万再生回数を突破するなど話題となった[4][5]。
🛫 HondaJet Elite[編集]
2018年(平成30年)、改良版のEliteをラインナップに追加。カラーバリエーションにアイスブルー(Ice Blue)/ルビーレッド(Ruby Red)/マナークオレンジ(Monarch Orange)を追加、航続距離を約17%(+396km)延長、高周波のエンジンノイズ低減により客室内の静粛性をさらに向上、そしてアビオニクスシステムの進化により、離着陸時および飛行時の安定性や安全性などの面でもその機能をさらに強化した[6]。
同年4月にFAA、5月に欧州航空安全機関(European Aviation Safety Agency:EASA)の型式証明を取得。日本においても5月17日、国土交通省航空局に型式証明の申請を行い、12月7日取得した[7][8]。
同年7月6日には日本での販売を発表[9]、国内販売代理店は丸紅の子会社である丸紅エアロスペースが行う[10]。日本国内ではビジネスジェットの市場は非常に小さく、そのほとんどが公用機であるが、今後HACIが市場を作り拡大を目指すとしている。12月20日には初号機の引き渡しが行われた[11]。
※ 日本の航空機については、これは軍事分析になりますが、国産の戦闘機を作れる
かという問題があります。製造できますが、資金をジャブジャブ湯水のように注ぎ込ん
で、最短で10~15年かかると考えています。但し、国内の需要だけでは割高になり
採算度外視でやることになります。