◎◎ 米外為市場サマリー:流動性確保の需要後退で一時105円50銭台に軟化
2020/10/12 07:32
▼▼ 9日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=105円62銭前後と前日に比べ40銭強のドル安・円高。ユーロは、1ユーロ=124円93銭前後と同20銭強のユーロ高・円安だった。
◇◇ 「トランプ米政権が追加経済対策の規模を1兆8000億ドルに引き上げ、民主党に再提案する」などと報じられたことで、市場参加者の間に早期成立期待が台頭。これを受けて米株式相場が上昇したことを背景に、流動性確保のためのドル需要が後退した。
★★ また、民主党が大統領選での勝利だけでなく、上下両院で過半数を獲得するとの見方が強まっていることも影響し、ドル円相場は105円58銭まで軟化する場面があった。一方、ドル売りが優勢となるなかユーロは対ドルで買われるとともに、対円でも上昇した。
☆☆ ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1826ドル前後と前日に比べ0.0060ドル強のユーロ高・ドル安だった。
出所:MINKABU PRESS