昨日から来週のイベントの展開について、あれこれ考えましたが、週間で小反発の
場面はあるが最終的に今週の金曜日は、8日(金)より下落して終わると予想しました。
為替と石油に大きな変化がないとすれば、主要な材料は次の四つになります。
① 6月13日開催の連邦公開市場委員会(FOMC)の会合でFFレートが上げられる
可能性が高い事です。
… 多くのアナリストの予想通り、現行の1.50%-1.75%から
1.75%-2.00%に引き上げられると想定されます。
② 12日、米朝首脳会談
主要問題の非核化については、"玉虫色"の結果に終わり具体的には
サプライズはない結末になると予想しています。
実際、トランプ大統領も最初よりハードルもトーンも落としています。
③ G7は今までで最悪の分裂を世界に明らさまにしてしまった。
トランプ大統領は、錯乱したのかと思う程の固執振りで、一度認めた
声明も後でツイートで否定するなど、先行きの混乱を誰もが認識させられ
ました。予測不可能が、投資家の不安を駆りたてます。
中国もG7の場外ですが、習首相が"保護主義"反対の強いメッセージを
出しています。
④ イタリアの政局が、再びEUに混乱をもたらす可能性も、まだ、
かなり残っています。
★ 日経平均・終値(8日)
-129円、(-0.56%) 22,695円
☆ レンジ予想(今週)
22,300円~22,800円
※ 振幅は大きいですが、22,300円、プラスマイナイ50円と
予測しました。