全体的にサラッとした透明感のある絵画が多いと思います。絵画にも
エネルギーを感じたい自分としては、本当のところは彼の奥さんである
"三岸節子"画伯に多く惹かれるものがあります。
① 北海道札幌市出身。札幌第一中学校(現・北海道札幌南高等学校)を卒業後、画家を志して1921年に上京。1923年、第1回春陽展に『檸檬持てる少女』が入選。翌1924年、第2回春陽展に『兄及ビ彼ノ長女』などを出品、春陽会賞を主席で受賞。同年、吉田節子と結婚。初めアンリ・ルソー風の素朴な画風から出発し岸田劉生の東洋趣味への傾倒を経て、やがては中国旅行(1926年)の体験を元にしたエキゾティックでロマンティシズム溢れる画風に転じた。
1930年、福沢一郎らと独立美術協会の結成に参加する。最年少の会員となり、独立展で『面の男』など道化をモチーフにした作品を数多く発表した。この頃から画面は、ジョルジュ・ルオー風のフォーヴィズムの影響が顕著になって来る。さらに、1932年に開催された「巴里・東京新興美術同盟展」に衝撃を受けたことを契機に三岸のその画風は前衛主義に急速に接近して行った。
② 北海道立三岸好太郎美術館は、札幌出身の画家である三岸好太郎の功績をたたえ、彼の作品・関係資料の収集・展示を行なっている美術館である。作品が遺族から北海道へ寄贈されたことを機に発足した。
所在地・開館時間等
所在地 北海道札幌市中央区北2条西15丁目
開館時間 9:30 - 17:00
休館日 毎週月曜日(例外あり)、年末年始、展示替え期間等
※ 札幌に行った時、一度訪ねて行ったが残念ながら休館日でした。