◎◎ 豪雨被害 熊本県中心に77人死亡 7人行方不明
2020年7月16日 22時40分
▼▼▼ NHKが各地の放送局を通じてまとめたところによりますと、今回の記録的な豪雨で、熊本県を中心に、77人が死亡し、7人が行方不明となっています。
■■ 熊本県
熊本県では65人が死亡し、2人が行方不明となっています。
このうち、球磨村では特別養護老人ホーム「千寿園」で14人が死亡するなど合わせて25人が亡くなりました。
このほか、人吉市で20人、芦北町で11人、八代市で4人、津奈木町で3人、山鹿市で2人が亡くなりました。
行方が分からなくなっている人は、八代市で1人、芦北町で1人となっています。
九州 その他の県
九州ではこのほかの地域でも大きな被害が出ています。
■■ 大分県では、大分市で1人、由布市で1人が死亡したほか、由布市で3人、日田市で1人が行方不明となっています。
■■ 福岡県では、大牟田市で2人が死亡し、長崎県では、対馬市で川に流されたと見られる50代の男性1人が死亡しました。
■■ 鹿児島県では、南さつま市で60代の新聞配達員の男性が死亡しました。
九州では、合わせて71人が死亡し、6人が行方不明となっています。
九州以外
九州以外では、
■■ 広島県東広島市で住宅の裏山が崩れてこの家に住む親子が死亡しました。
■■ 愛媛県では、伊方町で高齢の2人が死亡しました。
■■ 静岡県では、川根本町で作業員が倒れてきた木に当たって死亡しました。
■■ 長野県では、飯田市で73歳の男性が土砂崩れに巻き込まれ、死亡しました。
■■ 富山県では、立山町で70代の男性が、用水路に流されて行方不明になっています。
●● 九州以外では、6人が死亡し、1人が行方不明となっています。