① ""1年前から地震あいつぐ!「海底火山が出現」深海探査で発見 仏""
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アフリカ東部とマダガスカルにはさまれたモザンビーク海峡に浮かぶ仏領マヨット島では、過去1年間にわたって断続的な地震が続いていたが、仏政府の調査で島の東方沖に新たな海底火山が誕生した事実が明らかになった!
マヨット島は、ナポレオン3世が皇帝に就任するより前の1843年、海賊被害に悩まされていた島民の要請を受けて、フランスがマダガスカルから購入した領土だ。
フランスの研究チームが参集
(マヨット島とフランスの位置関係 )
歴史をひもとけば、コモロ諸島のほかの島々がフランスからの独立を果たしたのに対し、マヨット島だけは残留を希望。20世紀に入ると、フランス本土で地方分権化が進むのに合わせて、海外県になったことから、現在でもフランスと同じ法律と社会システムが採用されている。
そのマヨット島では2018年5月以来、ひんぱんに地震が起こるようになったことから、政府主導で同国内トップの研究機関が集結し、周辺の海洋調査を実施。その結果、島から50キロほど離れた東方沖の深さ3500メートルの海底で、新たな火山が成長していることを発見。
高さ800mに成長
(海底火山のエコー画像。山頂火口から噴出するマグマ由来の物質の流れも見える)
海底火山は直径4〜5キロ、現在の標高は800メートルまで成長していて、マグマ由来の物質が上昇しているが、その高さは最大2000メートルほどなので、現時点で海面まで届く心配はないという。
研究チームは、できるだけ早く、地震計や地殻変動の観測装置などを設置し、火山活動の変化を常時監視できる体制づくりを進める方針だ。
🌋 昭和新山を想起しました。(wikipedia)
地質[編集]
有珠山の側火山。デイサイト質の粘性の高い溶岩により溶岩円頂丘が形成されている。標高398mであるが、温度低下や浸食などによって少しずつ縮んでいる[4]。
有珠山の麓にあった平地に火山が形成された。山肌が赤色に見えるのは、かつての土壌が溶岩の熱で焼かれて煉瓦のように固まったからである。そして、川に運ばれ平地の地下に埋まるなどしていた石が溶岩によって持ち上げられたため、昭和新山の中腹には河原にあるような丸い石が場違いに転がっているのも見ることができる。