◎◎ トルコ・ギリシャ沖地震 死亡確認71人に 救助活動続く
🌊🏨■⇨ トルコとギリシャの間のエーゲ海で発生した地震と津波から丸2日がたち、これまでに71人の死亡が確認されました。現地では、倒壊した建物の下に取り残されている人の救助活動が続くとともに、津波で浸水した地域の住民は泥をかき出す作業に追われています。
先月30日、トルコとギリシャの間のエーゲ海を震源とするマグニチュード7.0の大きな地震が起きてから丸2日がたちました。
●■⇨ トルコとギリシャの当局によりますと、これまでにトルコでは69人が死亡、949人がけがをし、ギリシャでは2人が死亡、19人がけがをしたということです。
◇◇ 大きな被害を受けたトルコ西部のイズミル県では、建物が倒壊した現場8か所でがれきの下に取り残されている人の捜索と救助活動が昼夜を通して続けられています。
⇨⇨ また、津波で浸水したイズミル県沿岸の町セフェリヒサルでは、住民が自宅などに流れ込んだ泥をかき出したり、水につかった家具などを片づけたりする作業に追われています。
🌊 今回起きた津波では、この町に住む85歳の女性1人が、溺れて亡くなりました。
🌊 土産物店で働いている女性によりますと店の前の通りに押し寄せた水は高さ50センチほどに達したということで、「ここで死ぬのではないかと思って泣いてしまいました。1日も早く元の生活に戻りたいたいです」と話していました。