日経平均
海外(株価・指標):原則15分ディレイ(指数によって異なります)
現在値 19,698.76↑ (20/03/09 15:15)
前日比 -1,050.99 (-5.07%)
始値 20,343.31 (09:00) 前日終値 20,749.75 (20/03/06)
高値 20,347.19 (09:02) 年初来高値 24,115.95 (20/01/17)
安値 19,472.26 (11:14) 年初来安値 20,613.91 (20/03/06)
〔マーケットアイ〕株式:新興株市場は大幅続落、マザーズ指数9%超安 海外投資家の売り
2020/03/09 15:11
[東京 9日 ロイター] -
<15:05> 新興株市場は大幅続落、マザーズ指数9%超安 海外投資家の売り
新興株市場で、日経ジャスダック平均、東証マザーズ指数はともに大幅続落した。新型コロナウイルス
による世界経済への影響が懸念される中、原油価格が急落し、世界的にリスク回避姿勢が強まった。市場か
らは「レバレッジを高めていた個人投資家は先々週の金曜日に投げさせられており、今は海外投資家や機関
投資家が投げ売りしている」(松井証券のシニアマーケットアナリスト、窪田朋一郎氏)との声が出ていた
。
マザーズ市場では、そーせいグループ<4565.T>、メルカリ<4385.T>など時価総額上位銘柄が売られたほ
か、直近買われていたアンジェス<4563.T>が一時ストップ安。ブティックス<9272.T>はストップ安比例配分
となった。
ジャスダック市場では、ワークマン<7564.T>が続落。半面、フジトミ <8740.T>、第一商品 <8746.T>な
ど商品先物取引関連が買われた。
<14:45> 日経平均は1万9500円台後半、今晩も米国株安との見方も
日経平均は1万9500円台後半で推移している。市場では「今晩の米国株市場でも大幅安が警戒され
ており、押し目買いを狙えるような地合いではない。為替の急速な円高ドル安も、想定為替レートを109
円近辺で見込んでいる製造業は大きな打撃を受ける。減益は回避できそうにない」(国内証券)との声が出
ていた。
<12:49> 日経平均は戻り鈍い、投資家心理は冷え込み
日経平均は1万9500円台半ばで推移している。後場寄りでやや下げ幅を縮小したものの、戻りは限
定的。市場からは「日銀のETF(上場投資信託)買いが意識されたが、この下げの勢いは止まりそうにな
い。投資家心理は冷え込んでいる」(国内証券)との声が出ていた。
<11:48> 前場の日経平均は大幅続落、1276円安 原油価格急落や円高進行にらみ
前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比1276円68銭安の1万9473円07銭となり、大
幅続落した。原油価格の急落と為替の円高進行に伴って朝方から全面安の展開。心理的節目の2万円を下抜
けても下げ止まらず、1万9500円を割り込んだ。2019年1月4日以来約1年2カ月ぶりの安値を付
けている。
日経平均は前営業日比406円44銭安で続落スタート。為替の円高や米株先物の急落などを横目に下
げの勢いを加速し、2019年1月7日以来1年2カ月ぶりに2万円を割り込んだ。その後もじりじり下げ
幅を拡大し、一時1万9472円26銭まで下落した。
市場からは、原油価格の急落という新型コロナウイルスとは別の次元から切り込んできた話によって想
定外の下げ方をしている、との声が出ていた。「売られ過ぎの側面が強いが、いったんこうしたセンチメン
トが強まると、何が下値を支えるきっかけとなり得るのか見出しづらい」(大和証券のチーフグローバルス
トラテジスト、壁谷洋和氏)という。「18年12月25日の安値(1万9117円96銭)も視野に入っ
てきた」(国内証券)との声も聞かれた。
TOPIXは6.07%安で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は1兆5897億円だった。東証
33業種すべてが値下がり。鉱業、石油・石炭製品がそれぞれ値下がり率1、2位となった。「OPECプ
ラス」の協調減産協議の決裂やサウジアラビアの原油大幅増産計画などを受け、原油価格が急落したことが
嫌気された。
個別では、ジャスダック市場上場の商品先物取引関連が買われた。リスク回避姿勢が強まる中、「質へ
の逃避」として金が買われ、相場が上昇している。金などの商品先物取引を手掛ける企業で取引が活発化す
るとの思惑から買いが入った。
東証1部の騰落数は、値上がりが22銘柄に対し、値下がりが2133銘柄、変わらずが8銘柄だった
。