(台湾の呉外交部長(外相に相当))
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① ""台湾、エルサルバドルと断交 中国の圧力に屈しないと表明""
2018年8月21日 / 13:05
② [台北/北京 21日 ロイター] - 台湾外交部(外務省)は21日、エルサルバドルと断交すると発表した。中国が台湾と外交関係を結ぶ国への圧力を強める中、台湾との外交関係を残す国はこれで17カ国となった。
これとは別に、エルサルバドルのサンチェスセレン大統領は国民に向けたテレビ演説で、同国政府が台湾との外交関係を断絶し、代わりに中国との新たな外交関係を樹立したことを明らかにした。
台湾の蔡英文総統はこれについて、中国が台湾への圧力を強めていることを示す新たな証拠だとし、台湾は圧力に屈しないと言明。「同様の価値観を持つ国と連携し、ますます統制が効かなくなっている中国の国際行動に対抗していく」と述べた。
③ エルサルバドル
(1) エルサルバドル共和国(エルサルバドルきょうわこく、スペイン語: República de El Salvador)、通称エルサルバドルは、中央アメリカ中部に位置するラテンアメリカの共和制国家である。北西にグアテマラ、北と東にホンジュラスと国境を接しており、南と西は太平洋に面している[3]。中央アメリカ5カ国のうち、唯一カリブ海に面していない[3]。首都はサンサルバドル[1]。
カリブ海諸国以外の米州大陸部全体で最小の国家であるが、歴史的に国土の開発が進んでいたこともあって、人口密度では米州最高である。
(2)政治
詳細は「エルサルバドルの政治(英語版)」を参照
政体は大統領を元首とする共和制国家であり、行政権は大統領に属する。大統領の任期は5年。国民による普通選挙で過半数の得票により選ばれる。大統領は政府首班と国家元首を兼ねる。立法権は一院制の議会に属しており、議員定数は84人、議員任期は3年である。司法権は最高裁判所に属している。現行憲法は1983年憲法である。
エルサルバドルは政治における軍部の力が強く、1931年から1982年までの実に50年に渡って軍部(あるいは軍部出身者)による政治が続いた。
内戦以前から存在する死の部隊により、現在も元ゲリラ兵士や、非行少年、ホームレスなど社会的に好ましくないと見られる存在が暗殺される事件がおきている
(3)国際関係[編集]
詳細は「エルサルバドルの国際関係(英語版)」を参照
エルサルバドルは1955年に戦後初めて日本の企業が海外進出した国であり、ユサ社は半世紀以上操業を続けている。
エルサルバドルは中華民国(台湾)を承認していたが、2018年8月21日に中華人民共和国と国交を樹立したにより中華民国が断交を発表して、中華民国(台湾)を承認しない。
※ 地獄の沙汰も金次第=「札束で頬を叩く」という外交
経済的な窮地に陥っているエルサルバドルにとって融資や貿易での有利な条件を
提示されれば、今までは親しい友人国も一顧だにしない。
また、中国の「札束で頬を叩く」というえげつない外交が成功を収めたという
ことです。