消防によりますと、19日午前5時前、東京・多摩市の京王電鉄永山駅付近にある線路の高架下の変電所から出火しているという通報がありました。
消防が調べたところ、変電所の地下ケーブルや蓄電池などが燃え煙が出ているということで、午前6時半現在、消火活動が続いているということです。
この変電所の近くには京王線と小田急線の線路が隣接して走っていて、京王電鉄によりますと、この火災の影響で、京王線と京王井の頭線は午前5時3分ごろから、全線で運転を見合わせています。
また、小田急電鉄によりますと、小田急電鉄の多摩線は午前4時49分ごろから、新百合ヶ丘駅と唐木田駅の間の全線で運転を見合わせています。
火災の起きている京王電鉄の変電所の隣には小田急電鉄の変電所があって、共通の送電線を使っているため、いずれも送電が停まり停電が発生していて、運転再開の見通しはたっていないということです。