① ""北欧神話とアニメのヨルムンガンド""
今、世界史で北方ゲルマン族とヴィキングについて興味があって、歴史書を読んだり、wikipediaで調べている途中なのですが、北欧神話からアニメや映画に影響を与えたものが結構、多くあるので本論ではありませんが、それにちょっと触れてみたいと思います。
まず、アニメの題名に使われている「ヨルムンガンド」と北欧神話の関連についてです。このアニメは、凡太郎も好きで何回も見ていました。 アニメのイントロ部分で、ヨルムンガンドに関する説明のセリフがあります。 どんなアニメか知らない方もいるかも知れませんので、wikipediaから概要を抜粋しておきます。
★ ヨルムンガンド (wikipedia)
『ヨルムンガンド』は、高橋慶太郎による日本の漫画作品。『月刊サンデージェネックス』(小学館)にて2006年5月号から2012年2月号まで連載された。
☆ 概要[編集]
女武器商人ココ・ヘクマティアルの私兵少年兵ヨナ達の、鉄と火薬で出来た日々を描くガンアクション漫画。
第1話から第3話では大江英明、第4話では『ブラック・ラグーン』の軍事考証も手掛けている津久田重吾が「情報協力」としてクレジットされている。第2集の第8話では、作画協力として漫画家の秋月亮(現:あきづきりょう)が参加。第3集より、『タクティカルロア』・『機動戦士ガンダムUC』などの設定考証を担当している白土晴一が情報・考証協力。第4集から、情報協力・考証に白土晴一、アシスタントに市川剛、ヘルプに秋月亮という制作態勢が確立された。
第7集オビ(初版)にて、単行本累計100万部突破がアナウンス。同時期の編集部日記にて、第1集の12版が伝えられた。
2012年4月から6月まで、テレビアニメ第1期、同年10月から12月まで、第2期が放送された。
☆ あらすじ[編集]
―――僕は、武器商人と旅をした。
両親を戦争で失い、兵器や武器に関する一切を憎む主人公の元少年兵ヨナは、神の悪戯か、若き武器商人の女性ココ・ヘクマティアルと、その部下である「ヒトクセもフタクセもあるが優秀な私兵8人」と世界各地を旅する事になる。
武器商人としてのビジネスと、そこに群がる敵の排除を重ねていくヨナ達だったが、その裏でココのある「計画」が浮かびあがってくる。
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② 北欧神話に現れるヨルムンガンド
北欧神話の神々たちは、ギリシャ神話と同じように人間的であり喜怒哀楽と欲望に突き動かされて悲喜劇を巻き起こす。そして、超越的なパワーを持ち戦いを好み、巨人や怪物たちと戦い続けている。その怪物の一匹がヨルムンガンドである。
🐉 ヨルムンガンド[1]
(古ノルド語: Jörmungandr)は、北欧神話に登場する毒蛇の怪物。その名は「大地の杖」[2]あるいは「大いなるガンド(精霊)」[3]を意味する。ロキが巨人アングルボザとの間にもうけた[4]、またはその心臓を食べて産んだ3匹の魔物(フェンリル・ヨルムンガンド・ヘル)のうちの1匹。日本語訳では、ユルムンガンド、イオルムンガンドル[5]などがみられる。他の呼称としては、ミドガルズオルム(古ノルド語: Miðgarðsormur。綴りは他にMidgardsormrも)、ミズガルズの大蛇[6]、ミッドガルド大蛇[7]、ミッドガルド蛇[8]、世界蛇[9]などがある。
(ヨハン・ハインリヒ・フュースリーによって描かれた、釣り上げたヨルムンガンドをミョルニルで斃そうとするトール。)
(スウェーデンのストックホルム、セーデルマルム(Södermalm)にある、ヨルムンガンドとトールの像。)
(17世紀の写本『AM 738 4to』に描かれたヨルムンガンド。)
(参考文献)
📚 「バイキングと北欧神話」 武田龍夫著 明石書店