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中国では、新型コロナウイルスの感染者が8万人を超え、韓国でも4000人を上回りました。一方、新型コロナウイルスの感染が広がっているヨーロッパでは、イタリアやフランスで休校の措置がとられるなど各国で対策が強化されています。
中国の保健当局は、1日、新型コロナウイルスへの感染が確認された人が新たに202人増えて合わせて8万26人になったと発表しました。また、死亡した人は、湖北省で42人確認され、中国での死者は2912人になりました。
韓国では、新型コロナウイルスの感染者がさらに476人増えて、4212人になり、このうち、新興宗教団体の教会で集団感染があった南部のテグ(大邱)で3081人と3000人を超えたほか、首都ソウルでは新たに4人の感染が確認され、91人となっています。死者の数は4人増えて、22人となりました。
一方、ヨーロッパでは先月下旬にイタリア北部のロンバルディア州で感染者が見つかり、これまでに感染が確認された国は20か国以上に上っています。
このうちイタリアは1日、感染者が前の日より500人以上増えて1694人になったほか、死者は34人となり、イタリア政府は、感染が相次いでいる北部の11の自治体を1週間余りにわたって事実上、封鎖していた措置を当面続けると発表しました。
また、ロンバルディア州を含む北部の3つの州や集団感染が確認された地域では、先月下旬から行っている学校の休校措置を今月8日まで延長するとしています。
感染者の数が130人となったフランスでも、全土で5000人以上の規模のイベントを中止にしたほか、集団感染が確認されたパリ近郊の自治体などで学校の休校措置に踏み切るなど対策を強化する動きが広がっています。