ガザ地区での抗議と制圧活動
① ガザ地区での最近の写真ですが、場所と日時は特定できませんでした。もう少し調べてみます。
② 外務省の危険情報(15日)
"イスラエル・パレスチナにおける注意喚起、安全対策5/15 "
在イスラエル日本国大使館
【本文】
イスラエル・パレスチナにおける注意喚起、安全対策5/15
(ポイント)
・ 昨14日には米国大使館のエルサレム移転に伴い、ガザ地区、ヨルダン川西岸地区、東エルサレムで抗議活動が実施されました。
・ ガザ地区では、イスラエルとの境界付近で大規模な抗議活動から発展したイスラエル治安当局との衝突により、これまでパレスチナ人側に50名以上の死亡を含め約2,800人以上の死傷者が発生しています。
・ ヨルダン川西岸地区では従来からのフラッシュポイントで衝突が発生し、パレスチナ人12名が負傷したものの(死者は無し)、大規模化せず、地理的にも拡大しませんでした。
・ エルサレムでは新米国大使館周辺でのデモ参加者がイスラエル治安要員と小競り合いや東エルサレムの一部地域での衝突は発生したものの、死傷者を出すような衝突には発展しませんでした。また、エルサレム旧市街周辺ではデモ自体実施されませんでした。
・ 本15日はパレスチナにおける「ナクバの日」(イスラエル建国に伴いパレスチナ人が居住地を追われた悲劇を嘆く日)であり、引き続き抗議活動や衝突の発生が予想されます。
・ 治安情勢については極めて流動的な状況で、今後も抗議活動から発展した激しい衝突がガザ地区のみならず西岸も含めた複数の地域で発生する可能性が多分に想定されますので、呉々も慎重な行動を心がけ願います。
訪問場所付近の最新の治安状況を十分確認の上、状況次第では予定している行動を変更(中止)することも考慮ください。抗議活動の現場に遭遇する場合には、決して近づかず、直ちに安全な場所に退避して下さい。
(参考:15日に予定されている抗議活動(報道ベースであり、網羅的なものではありません)
●ガザ地区
パレスチナ諸派から、15日も抗議活動の継続が呼びかけられている。
●エルサレム
午後6時,ダマスカス門にて,ナクバの日を記念する抗議集会を組織。
●ヨルダン川西岸地区
ラマッラ: 午後8時,「帰還と自由」のための松明の行進を実施。
ナブルス: 午後,ナクバの日を記念するとともにガザでの虐殺を非難するため,南部ホワーラCP等のイスラエルとの接触地点(チェックポイント:CP)に向けて行進を実施。
ベツレヘム: 正午,北部ラケル廟に向けて行進を開始。
※ 1.注意事項と2問い合わせ先は省略しました。
※ 今後、懸念されるのは、中東は勿論、ヨーロッパ各国、そして東南アジアに
おけるテロ攻撃です。