◎◎ 「大阪都構想」の住民投票 1日投票 賛成派・反対派訴え続く
□□⇨⇨ 大阪市を廃止して4つの特別区に再編する、いわゆる「大阪都構想」の賛否を問う住民投票は、投票日が11月1日に迫りました。賛成派と反対派の双方は、市内の繁華街などで訴えを続けています。
¤¤¤⇨ いわゆる「大阪都構想」は、5年後、令和7年の1月1日に政令指定都市の大阪市を廃止し、「淀川区」「北区」「中央区」「天王寺区」の4つの特別区に再編しようというものです。
◇◇ 大阪市の有権者を対象に賛否を問う住民投票は投票日が11月1日に迫り、賛成派と反対派の双方は、大阪市内の繁華街や住宅街などで訴えを続けています。
○○ 賛成派のうち、大阪維新の会の代表を務める大阪市の松井市長は「大阪市役所と大阪府庁が対立した過去の悲惨な状況を根元から断ち切るために、制度として役割分担を明確にしていくのが大阪都構想だ。次の世代のためにも、大阪の新しい形を一票一票積み上げてつくらせてほしい」と訴えました。
●● 反対派のうち、自民党大阪市議団の北野幹事長は「賛成多数で可決してしまうと、政令市としての大阪市がこの世から本当になくなってしまう。経済成長と生活の充実の両方をかなえることができるのが政令市の強みだと確信している。市民の手で大阪市を守っていこう」と呼びかけました。
○○⇨ 今回の住民投票では、投票日当日の1日も「賛成」「反対」を呼びかける運動ができることになっています。
□□⇨ 一方、30日までの18日間に期日前投票を済ませた有権者はおよそ36万人で、5年前の前回の住民投票の同じ期間を6万人余り上回っています。
⏰⏰ 投票は、1日の午前7時から午後午後8時まで行われ、即日開票されます。