□■⇨⇨ 半世紀ぶりに「保守分裂」の構図となった富山県知事選挙は、新人で、ガス会社の元社長の、新田八朗氏が、初めての当選を果たしました。
○○ 富山県知事選挙は、新人の新田八朗氏が、自民党などの地方組織が推薦する現職の石井隆一氏らを破り、初めての当選を果たしました。
⇨⇨ 新田氏は、富山市出身の62歳。
銀行での勤務を経て、父親が社長だった地元のガス会社に入り、平成12年からみずからも社長を務めました。
○○☞☞ 今回の選挙では、自民党富山県連が石井氏を推薦しましたが、一部の県議会議員などは県政の刷新が必要だとして新田氏の支援に回り、51年ぶりに「保守分裂」の構図になりました。
△△ 選挙戦で新田氏は、民間の手法も取り入れた県政運営に転換して、スピード感を重視して経済対策を行うなどと訴えました。
⇨⇨ そして、自民党など各党の支持層から一定の支持を集めたほか、支持政党を持たない無党派層にも支持を広げ、初めての当選を果たしました。
□□☞☞ 新田氏は、「うれしい気持ち、それ以上に身が引き締まる思いでいっぱいだ。今回の県知事選挙は保守分裂で注目されたが、分裂したままではすばらしい富山県をつくることはできない。ノーサイドの精神でワンチームでこれからの富山県を作っていくことをお誓い申し上げたい。きょうから新しい富山を始めよう」と述べました。
¤⇨⇨⇨ 富山県選挙管理委員会によりますと、富山県知事選挙の投票者数は24日までに期日前投票を行った20万5499人を含めると53万5480人となりました。この結果、最終的な投票率は60.67%となり、過去最低だった前回・4年前の選挙の35.34%を25.33ポイント上回りました。