□□☞☞ 人気漫画「鬼滅の刃」を原作にしたアニメーション映画が記録的なヒットとなる中、宮城県塩釜市の公式ホームページが意外な形で注目され、閲覧する人が急増しています。
◇◇◇ 注目されているのは、宮城県塩釜市の公式ホームページです。
□⇨⇨ 塩釜市の「がま」の字は、「父」の下に「金」と書くようなごはんを炊く「かま」を意味する「釜」の字が、画数が少なく書きやすいことから多く使われています。
⇨⇨ しかし、地名の由来からすると海水を煮て塩をつくる「かまど」を意味する画数の多い「竈」の字が本来の表記だということで、市は公文書などでは画数の多いほうの字を使っています。
□□☞☞ 塩釜市では、21画あるこの字を多くの人に知ってもらおうと、20年以上前からホームページで書き順などを紹介しています。
このページのアクセスはこれまで1日50件ほどでしたが、「鬼滅の刃」の映画が公開された先月中旬からはアクセス数が4倍に増えているということです。
☆☆☆ 実は、「竈」の字は、「鬼滅の刃」の主人公、竈門炭治郎の名前の最初の文字で、市は、ファンの人たちが炭治郎の名前を書く際に参考にしているためとみています。
□□☞ 塩釜市政策課の川口正隆係長は、「市内には『鬼滅の刃』の設定と同じ大正時代の建築物があり、アニメの雰囲気を楽しめる観光地もあるので、多くの人が地域の魅力を知るきっかけにしていきたい」と話しています。