こんにちは! ただち恵子です

政治と社会、日々の暮らしの小さな喜び。思いつくままに綴ります。

泉北水道企業団解散に向かう規約改正・・・可否同数 議長採決で可決

2020-09-10 21:07:52 | 市政&議会報告

泉大津・和泉・高石の3市で構成する泉北水道企業団の解散に向けた規約改正が議題となりました。

結果は一人、「判断ができない」と述べて退席。

日本共産党議員団は「信太山浄水場の廃止、泉北水道企業団の解散ありきの議論ではなく、一度立ち止まって慎重な議論を」と反対しました。

議長を除く出席者14名の採決の結果は7対7。可否同数となって、地方自治法116条の規定により、議長採決で「可決」となりました。

 

議案に対する賛否でこれほど、意見が割れた経験はあまりありません。

 

賛成意見のなかで、「今回の議案は、ただ規約に一文を付け加えるだけで、解散の是非を問うものではない。ここで飛び越えて、解散に反対の意見を述べていることに強い違和感を覚える」という意見がありました。

これまでの議論の経過を振り返れば、それこそが「違和感」を覚える主張でした。

 

採決・討論にさきだつ、質疑に対する答弁でも「今回の規約改正の議決後、一(イチ)からの議論はしない。解散に向けた手続き、財産の処分などの協議になる」とはっきり言われています。泉北水道企業団の管理者、副管理者が「解散」ということですでに一致したことが1年前に報告されたうえで、「解散に向けた本市の考え方」が示されたことと併せての「規約改正」の提案でした。

 

ですので、今回の議案は信太山浄水場廃止、「泉北水道企業団解散への一歩」として私たちは反対しました。

水は命、市民の命に関わる大問題です。

 

 

 

 

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