こんにちは! ただち恵子です

政治と社会、日々の暮らしの小さな喜び。思いつくままに綴ります。

「小選挙区制」こそが問題です

2013-03-31 23:55:07 | 日本共産党
「一票の格差」をめぐって「違憲判決」、そして相次ぐ「選挙無効」の判決。

ところが、この機に乗じて比例代表の定数をさらに減らすことを「抜本改革」などといって目論むなど、論外だ。

比例代表の選挙で「一票の格差」はない。
膨大な死票をもたらす小選挙区制度のもとで、どんな区割りにしようと「格差」はなくならない。

「今こそ小選挙区制度の廃止を」←志位委員長の記者会見の内容です。

日本国憲法前文の冒頭、「日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し・・・」。
「正当に選挙された」という言葉をかみしめたい。

民意を反映する「選挙制度」を、国民の手に取り戻さなければならないと思う。
どんな制度が、どの政党に有利?・・・などという小手先の問題ではなく、国民の権利の問題だから。

なので、先日の市政報告懇談会での、報告の冒頭、「季節のあいさつ」の代わりにその話をさせていただきました。

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ダブルワークで働く人

2013-03-30 23:15:46 | つぶやき
水曜日の定例相談会に「ビラを見て・・・」と℡をいただいた方をお訪ねしました。

ダブルワークで、しかも夕方から夜(飲食店)、そのあと深夜(お弁当屋さん)・・・。そんな働き方をして、体をこわして夜中の仕事はやめた。
40代の女性です。

今月半ばで、社会保険も切れたので病院に行ってない。
とにかく国保に加入することをすすめましたが、「次にまた、保険のあることろに就職したいから。だって保険料、払えませんもん。」

ふたつの仕事をしてやっと、暮らせる収入でした。

でも、「健康であることが一番大事」と、わかりきったことしか言えない私。

「もっと家賃の安いところに移りたいけど、引越しするのにもお金がいる。」とも。

住民税の減免、国保の減免・・・すべて「失業減免」と言われるように「失業状態」が続くことで初めて対象になる。
今の倍の収入があった時を基準に、今の住民税、保険料が決まる。


彼女のように、ダブルワークで健康を害し、ひとつは仕事をやめても「完全失業」ではないので、税も国保も減免対象にならない。

最後に彼女はこう言いました。
「夜中に、お弁当屋さんで一緒に働いていたのは、ほとんど私より年上の方でした。だから、自分もがんばろうって思ったんだけど。」
「がんばりきれなっかた」と自分を責めているようでもありました。

笑顔の素敵な女性でした。
きょう一日、その笑顔を何度も思い出しました。
公的な支援策は難しいのですが、「使えるかもしれない」制度について今、研究中です。

「普通に働いて、普通に生活ができる」というあたりまえのことが、あたりまえでなくなっている現実・・・。
「健康で文化的な生活」はどこに?!

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団地の桜 満開です

2013-03-29 23:05:49 | 活動報告
朝は9時前に事務所をあけました。

泉大津駅前での宣伝を終わって来てくれた森下議員といっしょに、3月の初めにお聞きしていた相談者の方に、その後のご報告。
私にとっては、「勉強になった」といえることも多々ありましたが、ご相談いただいたことについては全くお役にたてず、心苦しい思いです。

ようやく、議員団の議会報告ニュースの原稿を仕上げ、ほっとしました。
議会が終わって、報告ニュースを作って、一区切りです。


午後は、赤旗読者の皆さんのお宅に集金に伺いながら、いろいろ世間ばなし。政治談議。「景気よくなったって実感ないねぇ。」・・・



助松団地の桜が満開。
自転車で走っていても、思わずたちどまり、見上げます。
全部で58棟のURの団地を、ぐるっと桜が囲んだ市内では一番の「桜の名所」だと私は思っています。


夜は市政報告懇談会。市長の所信表明、一般質問、7日間の予算委員会。聞いていただきたいことが、いっぱいでかなり時間オーバーでした。
「消費税あがったら水道料金もあがる?!」「ゴミ袋代もあがるんやろか?!」・・・やっぱり気になるのは、暮らしの問題です。
そして、議論の集中したのは市立病院のことでした。

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議員団発行のニュース作成中

2013-03-28 21:42:04 | 活動報告
午前中は会派代表者会議。
これは正規の会議ではなく、議会活動の諸々について意見集約、調整の会議です。

午後は議員団の打ち合わせ。
主に議員団発行の3月議会報告のニュースの検討。
3人の共同作業です。
今回は、一般質問、予算委員会の内容をB4裏表に詰め込む必要からほとんどを私が作ることになりました。
でも、原稿は「たたき台」です。どんどん訂正をいれます。

夕方は、明日の市政報告会の案内が入っているニュースを大急ぎで配りました。

そしてこれから、ニュースの仕上げです。
もうひとがんばりします。
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「スポーツと人材育成」をテーマに教育特別講演会

2013-03-27 23:35:54 | つぶやき
午前中は、毎週水曜日の「定例なんでも相談会」。
今週の日曜日から地域に配布している議会報告の「ニュースをみて・・・」と、お電話がありました。
「ビラを見て・・・」と初めての方からお電話をいただいたときには、そのビラを配ってくださった協力者の方にそのことを伝えるようにしています。
そんなご縁を嬉しく思います。
事務所まで来ていただくのは大変そうなので、後日お訪ねする約束をしました。

午後は泉大津市・泉大津教育委員会共催の教育特別講演会のご案内をいただき、市の職員の皆さんといっしょに参加させていただきました。

講師は 体操のロンドン五輪日本代表の新竹優子、田中理恵のふたりの選手。そして田中選手のコーチで日体大准教授の瀬尾京子さん、新竹選手のコーチで羽衣体操クラブ代表、泉大津教育委員に就任された井岡淑子さんの4人。

事前に職員の皆さんから出された質問に答える対話方式の講演会で、なかなか楽しい時間でした。

どんな質問にもとてもわかりやすい言葉で率直に応答される。「すがすがしさ」を感じます。
積み重ねられた努力の日々の中で、培われた借り物でない自信が、そうさせるのかもしれません。
具体的な話は紹介できなくて、ちょっと申し訳ないのですが。


井岡さんは「体操のことしか考えてこなかった体操バカ」とご自身のことをおっしゃいましたが、一筋の道を歩き続けた中で、そしてとても多忙ななかで泉大津市の教育委員という役職を受けてくださったことに、どんな思いがあったのか。お話を聞きながら想像しました。たくさんの子どもたちに体操の指導を通して寄り添ってこられた経験を、泉大津の教育行政の中に生かしてくださることだろうと楽しみになった今日の講演会でした。

一気に桜が咲き始めました。
気持ちのいい季節です。
ブログの装いも変えてみました。とても気にいっているのですが、どうでしょう?

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朝一番のあいさつ

2013-03-26 17:24:47 | つぶやき
朝、PCの前に座り、自分のブログの「昨日のアクセス解析」を見る前に・・・・。

田中美智子さんのブログ「自然と猫と私」を開きます。

「お気に入り」に登録したのはいつだったか、はっきりしませんが、毎日キレイな写真いりでした。
それは確かに、「私もブログっていうものをやってみようかな」と思うきっかけのひとつだったと思います。

かなり長い間、更新されず、コメント欄も閉められて寂しい思いをしていましたが、久しぶりで開いたら「毎日更新」が復活していました。

「余命半年から1年」と医師の宣告を受け「さよなら さよなら さようなら」という本を書いてから10年。

“愛猫”の来太朗と二人暮らしを淡々と綴るブログですが、本を読んで「こんなに感動する自分に感動」したり、悪政にへの怒りの言葉は鋭く、激しい。
アクセス数のカウンター表示を見ると私と同じように、朝一番のあいさつをするように、美智子さんのブログを開く人が日本中にいるのだろうなと思います。

きょうの表題は「辺野古に手をだすな!」
まっすぐに怒り、そして叫ぶ。
言葉は、私の胸に届き、涙が出ます。

美智子さんは私の母と同じ90歳。
私も、「そのように」生きたいと思う。


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市政報告懇談会のご案内

2013-03-25 18:48:21 | 活動報告
3月29日(金)午後7時~    条東長寿園 

市長が代わって、変わったこともあり、変わらなかったこともあります。
一般質問、予算審査でずいぶんたくさんのことを言ってきました。

言いながら聞きながら、感じたこと。
振り返って気がつくこと。
いろいろあります。

まだまだ、「考え中」で皆さんのご意見を聞きながら、一緒に考えていきたいこともあります。

私の報告が30分から40分。その後、参加者の皆さんから自由に質問やら意見やら出していただいて、答えられることはお答えし、時には宿題をいただいて帰り、そして最後にもう一度発言をさせていただく・・・だいたい、いつもこんな流れですが、時には参加者の皆さんの意見交換で盛り上げって時間が足りないこともありました。

今度はどうでしょう?


どなたもどうぞ、お気軽にご参加ください。
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「こんにちは ただち恵子です」No.811発行

2013-03-24 07:02:45 | 活動報告


議会も終わり、市政報告ニュース「こんにちは ただち恵子です №811」を発行しました。

日本共産党の地域支部の皆さん、後援会の皆さんにも協力いただいて、ふたつの小学校区約8千世帯にお届けします。
忙しいなかで、配布に協力いただいている方もあり、1週間では配りきれないこともあるので、3月29日開催の市政報告懇談会の案内を掲載したものと、していない分、今回は2タイプです。

金曜日の夜、印刷し、昨日は朝から事務所でビラ折作業と仕分け。私は、岸和田の共産党事務所での会議に出席し、その後諸々の用事を済ませて夕方帰宅すると、もう自宅のポストに届いていました。
感謝です。

引き続き、議員団発行のニュース作りにとりかかります。

桜が咲き始めましたね。
「一雨ごとに春」を実感します。
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断捨離!

2013-03-22 17:57:36 | つぶやき



外に置いてあるかなり大きな物置を撤去する必要に迫られ、中の物をどうするか考えました。
大半が本です。

結局、ほとんどを処分することにしました。
何回かの引越しのときにダンボールで運んで、そのまま開けなかった箱は、その存在も忘れているのだからおそらく一生開けないのでしょう。

それでも手にとってみれば大切で、手元におきたいものもあります。
それはほこりを払って本棚へ。
その代わり本棚の本を、「処分」の方へ。

山に通いつめた青春の日々、泣いたり笑ったりの子育ての日々。
歩いてきた道をたどり返す気分を少し味わいました。

この仕事を始めてからは「読みたい本」より「読む必要がある本」に追われているなぁと思います。

今度の日曜日、自治会の廃品回収に出すのですが、これをどうやって運ぶか?!



今日は午前中は、議員団会議。昨日までの議会のまとめと議員団発行のニュース作りの話など。
途中で、3月末で退任されるお世話になった弁護士さんがごあいさつにみえました。
そして午後は、物置の片付けと自分のニュース作り。

毎日寒かったり、暑かったり。
体調管理が難しいですね。
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市議会定例会は本日閉会・・・新しい「3役」が決まりました

2013-03-21 22:24:27 | 市政&議会報告
2月22日から始まった市議会定例会が今日、最終日を迎えました。

空席だった副市長に山本賢次氏の選任に同意。
大阪府で仕事をされていた方です。
新たに冨田明徳氏の教育委員選任に同意。午後から開かれた教育委員会で教育長に選出され、山本副市長ともども、議員の会派控え室にあいさつにみえました。

これでようやく、市長、副市長、教育長の3役がそろいました。

日本共産党が案文を提出した「北朝鮮の核実験に抗議し核兵器廃絶と恒久平和を求める決議」が全会一致で採択されました。

新年度予算案については、予算委員会委員長の報告のあと、討論、採決。
一般会計は日本共産党も賛成し、全会一致で可決。
国保・介護・後期高齢者医療の3つの特別会計には反対しましたが、他の全議員の賛成で可決。
病院事業会計は公明党、民主・市民ネットワークの議員から反対討論があり、採決の結果、賛成多数で可決しました。

予算案に対する私の討論は以下に掲載しておきます。
よかったら読んでください。


 日本共産党市会議員団を代表して、2013年度泉大津市予算案に対する討論を行います。

各予算案に対する評価と賛否の表明はすでに予算審査特別委員会で述べたとおりでありますが、本会議での採決に先立ち改めて若干の意見を申し上げます。

昨年秋の総選挙で3年半ぶりに自民・公明政権が復活し、安倍政権は「危機突破内閣」を標榜し「2%上昇の物価目標」を掲げ、すでにガソリン、食料品などの価格高騰が始まっています。しかし、物の値段があがっても、給料も年金もあがらず生活不安が広がっているのが現状ではないでしょうか。前政権のもと、民主・自民・公明の3党合意で消費税増税と抱き合わせで設置された「社会保障制度改革国民会議」の議論が始まっていますが、真っ先に打ち出されたのが生活保護の切り下げ・制度改悪、削減幅平均6.7%、最大10%という前例のないものです。憲法25条が保障する「健康で文化的な最低限度の生活」の基準引き下げは生活保護受給者だけでなく、最低賃金、住民税非課税ライン、就学援助の基準、保育所保育料など国民生活の多くの分野に影響をもたらします。一方では20兆円規模の緊急経済対策を打ち出し、地方自治体を道連れに公共事業等による財政出動を行うとしながら、生活保護の生活扶助費を3年間で総額670億円削減。この内閣がどこへ向かおうとしているのかを象徴しているように思います。

こういうもとで、地方自治体が今、何を守り、何を住民とともに創りだそうとするか。それはそこに暮らす市民にとって意識するとしないとに関わらずいっそう大きな問題となります。本市において現行第3次総合計画の目標年次をはるかに経過し、見直しがされていない「総合計画・基本構想」の策定に取り組むことが予算審査の過程で伊藤市長によって明言されました。その際「市民参加」を重要な視点とすることも確認されました。
市の中長期計画・基本構想策定のプロセスを大切にし、真の「市民のための市政」をともに創り出していきたいと思います。

一般会計予算の審査のなかでいくつかの問題点を指摘し改善を求めました。
第1に、衛生費における地域環境基金の運用です。すべての市民に義務的な負担を強いながらその収益を原資に住宅用太陽光発電設置補助等の財源にすること、一部の市民の利益につながる財政運用は問題だと考えます。ごみ袋有料化による収益は市の「計画」に掲げながら先送りしている「その他プラスチックの分別・再資源化」に活用することにより、全世帯の負担軽減、可燃ごみの減少による財政効果を生み環境への負荷を逓減させることができます。自然エネルギー活用推進を環境施策として位置づけるならば、基金活用ではなく財源を確保し年間を通じて設置補助の希望に応えられるようにするべきです。
 第2には、幼保一体化を市の重要施策として推進しながら、それにふさわしい組織機構の再編がされていないことです。「保育所待機児童を解消し、就学前の全ての子どもたちに良質の保育・教育を提供する」という目的が正しいものであったとしても、事業の実施にあたっては当事者、保護者、地域の方々の十分な理解を得て進めることが必要・不可欠であることを、この間の深い教訓とするべきです。「保育所整備計画その2」は実態と乖離し、今年度健康福祉部の重点施策に掲げながら「見直し」に手がつけられませんでした。老朽化した保育所・幼稚園の耐震診断・耐震化と施設改修・整備計画を策定することは急務です。新年度において「地方版子ども・子育て会議」を設置し、本市における「就学前保育・教育、在宅子育て支援のありかた」のビジョンと計画を市民合意で策定するために、それに対応する行政組織、「教育・福祉の枠組みを超えた一体的な組織機構」の改編を速やかに行うべきです。
 市長が「重点施策」の柱とする「地域コミュニティの再構築」に関わって、災害時に支援が必要な高齢者・障害者の「支援プラン」、地域で子育てを支え見守る仕組みづくりと子育て支援センターへの適切な人員配置、生涯学習の拠点的施設である公民館への専門職の配置、地域コミュニティの中で商店街の果たす役割に光をあてた支援策、公園の清掃・管理などについて問題提起をさせていただきました。今後、全庁的な議論の中で、地域の潜在的なエネルギー、知恵、力を引き出すこと、そのために職員のみなさんが有効なコーディネート役を果たすことを検討・研究していただきたいと思います。
 新たな事業の導入などが見送られた骨格的予算であっても、予算規模はすでに昨年の当初予算を7.3%上回るものとなっています。今後、市民の願いに応えた施策の拡充を行う財源が確保できるのかどうか危惧されますが、国の「地域経済活性化・元気交付金」活用による財政効果等も慎重に見据え「市民の命と健康を守ること」を最優先とした政策判断を求めます。
子育て支援の問題ではこれまで子ども医療費助成、妊婦健診公費助成とも全国・大阪府下で最低水準に据え置くことで、人口減少、子育て世代が市外に転出していく傾向に歯止めがかからないこと、納税人口の減少により将来の財政運営に暗い影を落とすことも指摘してまいりました。伊藤市長の「精一杯、子育て支援をやっていきたい」との力強い表明に期待したいと思います。
 以上の要望・意見を申し添え、前市長辞職により予算編成作業の調整の時期に「市長不在」であったことから、新年度の予算と施策についてより慎重な検討を重ねることとし、「骨格的予算」として提案された一般会計予算案に賛成いたします。

国民健康保険・介護保険・後期高齢者医療の3つの会計予算案に賛成できないのは、端的に申し上げ、これらの事業のもとで市民の命と暮らしが守られていないからです。
国民健康保険ではわずかではありますが、保険料減免基準の拡充がなされたこと、介護保険にあっては制度発足の年度以来行われてこなかった介護認定を受けた方々の実態を把握する全件調査に取り組まれようとしていることは評価するものです。国の法的、制度的制約の中で、各事業の担当職員の皆さんのご努力、ご苦労には敬意を表します。
しかし、そうした努力にも関わらず、これらの事業は「保険料負担は支払い能力に応じて、医療・介護の保険給付は必要な全ての人に」という公的社会保険制度の果たすべき使命を、大きく逸脱していると言わざるを得ません。
それは主に国の制度に起因するものでありますが、市としても「住民の福祉の増進を図る」という自治体の第一義的な責務を果たす立場にたちきり、国保、介護は保険者として国に対し、後期高齢者医療は国及び大阪府広域連合に対し、抜本的な改善を求めていただきたいと思います。以上申し上げ、国民健康保険、介護保険、後期高齢者医療保険の特別会計には反対をいたします。
その他の特別会計、及び水道事業会計には、よりいっそうの効率的な運営により、市民負担を少しでも軽減する努力を求め、賛成いたします。

市立病院事業会計について申し上げます。
病院事業会計、一般会計ともに厳しい財政状況のもと、病院の経営形態の議論がされてきました。前市長のもとで昨年の決算委員会の席上、「指定管理者制度導入の結論を今年度中に出す」との考えが示されましたが、そこに至る検討のプロセスは明らかではなく、市民的な議論が尽くされたものでもありません。
そもそも自治体病院の使命は、不採算医療であっても地域にとって必要な医療ニーズに応えることで住民の命と健康を守ることに貢献することです。だからこそ、削減されてきたとはいえ年間6億円近い国の交付税措置が行われています。
今後、本市においても本格的な超高齢化社会を迎えることは避けられず「誰もが安心して医療を受けられること」がよりいっそう大きな市民ニーズとなることは明らかです。全国には自治体病院が保健・福祉・医療・介護の連携、ネットワークの要としての役割を果たすことにより、市民の健康増進、ひいては医療給付・介護給付抑制など、それぞれの事業の相乗的効果を挙げている事例があります。
財政状況が逼迫しているからといって、民間売却、指定管理者導入などにより、莫大な財政負担だけを将来に残しながら病院の運営については一切関与できない状況をもたらす結論を拙速な議論で出すべきではないと考えます。 
 病院で働くすべての皆さんの力を総結集し患者・市民の願いに応える良質の医療を提供しつつ、経営形態の議論は徹底した情報公開のもと十分な合意形成を図ることを要請し、市立病院事業会計には賛成します。
 


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大事件!

2013-03-20 11:57:00 | 大きくな~れ パート2


パチパチは? と言ったら、両手でパチパチ



宝物がいっぱい。ごきげんです。



やっぱり立ち上がると景色もいい。



お昼ねから目が覚めて、おかあさんはどこ?探しに行きます。



髪をバッサリ切って、ショート・カットにしたお母さんが「違う人」に見えたみたいで大泣き。
ついに、その夜は、泣き疲れて寝るまで「心をひらいてくれなかった」そうです。
よほど、ショックだったようで。

○ちゃん、10ヶ月目の大事件でした。


きょうは、春分の日で世の中は休日ですが、「毎週水曜日、定例相談会」の日で午前中は事務所で、相談をお聞きしました。
議会の日程と重なっていたので久しぶりです。

夫さんの介護、娘さんの病気、ご自身のこれからの生活・・・心配事がつきないと思うけれど、明るくてハツラツ。
公民館の料理室やボランティアにも出かけられます。そんなお話を聞くと、こちらが励まさされます。

午後は「外回り」(後援会ニュースをお届けに)の予定でしたが、雨が本降り。
予定は変えて、議会報告のニュース作成にかかります。
そして、明日の市議会本会議、最終日の予算案に対する討論の原稿も。
結論だけでなく、私たちなりの「筋の通し方」、何を判断基準としたのかをわかってもらえる意見表明をしたいと思います。


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コートを脱いで歩いてみたら

2013-03-19 22:42:30 | 季節・花
予算委員会で一日座りっぱなし。帰ってもPCの前に座りっぱなし。(もちろん少しは布団で寝ますが。普段に比べるとかなり少ない。)

それでとにかく歩きたくなりました。
野山を歩けたらいいんだけれど、それほど時間の余裕もないので、とりあえず家から市役所まで。



こんな素敵なモクレン。




よそのお宅の玄関先。無断でごめんなさい。






道端の花。
春がいっぱいでした

目と頭の疲れには、歩くのがいいですね

家から駐車場、車に乗っても12分くらい。回り道しないといけないので。
自転車でも同じくらい。少し、がんばって。
歩いたら25分。“お花見”しながら。

歩いていたら人に会いました。
そして私の気がつかないこと、(ホントは気がついていて少し甘えがあったこと・・・)忠告をいただきました。感謝です。




気持ちよかったので夕方も歩きました。ここは南海中央線の高石市内。
来年度中に泉大津からこの道につながる予定。

そして新しくできる道も「楽しく歩ける道」になると思います。きっと。

私は議会運営委員会でしたので出席できませんでしたが、きょうは小学校の卒業式。

きょう門出の日を迎えたらしいキラキラした笑顔に出会いました。
おめでとう12歳のたびだち

お天気がよくて、人に会えて、花に会えて、きょうはいい日でした



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予算委員会7日目・・・・総括討論

2013-03-18 18:00:23 | 市政&議会報告
6日間にわたる質疑の上にたち、各会派の予算案に対する総括討論。そして委員会での採決を行い、すべて原案どうり可決しました。

日本共産党を代表して私が、総括意見を述べました。
一般会計については「予算編成時期が前市長辞職による『市長不在期間』であったことから、骨格的予算として提案されたこと。一般質問、予算審議を通じ、市の『総合計画・基本構想』を市民参加で策定していくことや、子ども医療費助成、妊婦健診公費助成拡充など子育て支援に全力で取り組む姿勢を確認できたこと」など述べて賛成しました。
特別会計のうち、国民健康保険、介護保険は、低所得者に特に重い負担を強いながら、医療・介護の保障なく公的社会保障制度の名に値しない制度となっていること。後期高齢者医療については、制度そのもの問題から、それぞれ反対しました。
その他の、特別会計、水道事業会計には賛成しました。

病院事業会計には、公明党、民主市民ネットワークの、あわせて3人の委員が反対。
日本共産党の2人を含め6人が賛成しました。

賛否の分かれた市立病院事業会計についての私の意見表明は以下の通りです。

市立病院事業会計について意見を申し上げます。
一般会計からの繰り出しを当初予算を大幅に増額補正して行っても尚、不良債務が増える状況のもと、病院の経営形態の議論がされてきました。「市長がこれまでの議論の積み上げを反故にしている」との批判がありますが、前市長のもとで昨年の決算委員会の席上、「指定管理者制度の導入」の考えが示されたことは、そこに至る検討のプロセスも明らかにされておらず、市民的な議論が尽くされたものではありません。
民間病院が患者のニーズに応えつつ経営努力を重ねている知恵と手法に学ぶことは否定しませんが、そもそも自治体病院の使命は民間病院にはできない不採算医療等を担うことにより住民の命と健康を守ることに貢献することです。だからこそ、削減されてきたとはいえ国においても年間6億円近い交付税措置が行われています。学ぶべきは、自治体病院が保健・福祉・医療・介護の連携、ネットワークの要としての役割を果たすことにより、市民の健康増進、ひいては医療給付・介護給付削減など、それぞれの事業の相乗的効果を挙げている事例ではないでしょうか。
今後、本市においても本格的な超高齢化社会を迎えることは避けられず「誰もが安心して医療を受けられること」がよりいっそう大きな市民ニーズとなることは明らかです。民間売却、指定管理者導入などにより、多額の財政負担だけを将来に残して病院の運営については一切関与できない状況をもたらす結論を拙速な議論で出すべきではないと考えます。
とはいえ市立病院事業会計、一般会計ともに極めて厳しい状況のもと、事態は切迫していることも事実です。市立病院の今後について議会としても、市民的にも議論を尽くし、将来に禍根を残さない判断をすることが求められているとき、今年度を最終年度とする「経営改革プラン」に示された全ての指標についての検証と、それに基づく今後の収支見通しが示されることは本予算審査の前提であったと考えます。予算委員会終了後にあっても速やかな情報の開示を求めます。 
 「何のための誰のための病院か」をあらためて問いなおし、医師、看護師、検査技師、事務局、病院で働くすべての皆さんの力を総結集し患者・市民の願いに応える良質の医療を提供しつつ、経営形態の議論は徹底した情報公開のもと、市長が下される判断が市民の理解と納得を得られるものとなるよう充分な合意形成を図ることを要請し、市立病院事業会計には賛成します。
 

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映画「遺体  明日への十日間」

2013-03-17 09:21:04 | つぶやき


3月11日2時46分。それからの10日間。舞台は岩手県釜石市の「遺体安置所」。


どんなに悲しい映画でも、また深刻な社会問題をテーマにした映画でもどこかに、ほのぼのとしたユーモア、笑いがあります。
気のきいたジョークであったり、子どもの無邪気な表情であったり・・・・。
映画館で「笑う」ことは日常を離れた楽しみです。

この映画は最初から最後まで笑うところはありません。
でも、「ひたすら暗い」のではなく人間の強さ、やさしさ、暖かさに、あふれていました。

「感想」は言葉になりません。

なのでパンフレットから君塚監督の言葉を引用します。

「もしかしたら僕のやっていることは、被災者の方々、ご遺族の方々の傷口をこじ開けているにすぎないかもしれないという気持ちは常にありました。・・・しかし僕は『もし批判されたとしてもこの作品を撮らなければならない』と全責任を負う覚悟で作りました。(談)」

監督も演ずる者も「覚悟」して世に出してくれた作品です。

原作;石井光太『遺体 震災、津波の果てに』(新潮社)
脚本・監督 君塚良一
出演;西田敏行 他


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「守るべきものが守れない」・・・TPP交渉参加

2013-03-16 08:17:03 | 日本共産党
先週の金曜日から始まった予算審査特別委員会。

一般会計は款ごとに、特別会計その他は会計ごとに質疑を行い、あとは週明けの総括討論を残すのみです。

この間、5件の市民の方からのご相談があり、電話で応対したり司法書士を紹介させていただいたり、市役所担当課に問い合わせしたりしましたが、8日間の大部分は予算審査に没頭していました。
質問準備の大半は、これまでのやりとりの確認。会議録で以前の答弁を確認することです。これは結構時間がかかりますが、議会HPの「検索システム」というのがあるので、今は助かります。
これがなかったときは、「いつの議会でとりあげたのか」を自分の発行した市政報告ニュースなどを頼りにしながら探すのが大変でした。

会議録や市が以前に出した「計画」や「資料」を読み直したり、ネットで資料を検索していると、ついつい横道にそれて時間がいくらあっても足りません。
準備不足で、早朝3時ごろ起きだし、一日会議室に座っていたら、頭も体も固まったようになり、帰宅してすぐお風呂に入って「復活」の毎日でした。

会議室は市長初め幹部職員に、各担当の課、係りの職員さんまで入るので、答弁席の人数の多さに議員になりたてのときは、圧倒されました。
人が多いと室温がずいぶんあがるのか、今週の途中から夏服に変えてちょうどいいくらいでした。
外に出たら、肌寒いのでダウンのコートを着ていました。

そんな日々を過ごしているなか、世の中は風は冷たいながら陽射しは“春”。
季節がめぐるなか、とんでもないことが起こっています。

昨日の首相の「TPP交渉参加」を記者会見で正式表明。
「交渉力を駆使し、守るべきものは守り、国益にかなう最善の道を追求する」と述べても、なんの保障もなし。
「すでに合意されたルールがあれば、遅れて参加した日本がそれをひっくり返すことが難しいのは厳然たる事実」と、不利益を受け入れざるを得ないことを自ら認めています。

「守るべきものは守る」といくら力をこめても「いったん参加したら守るべきものが守れない」ことを知っているからこそ、昨年秋の衆議院選挙で当選した自民党の議員の7割が「TPP参加反対」を有権者に約束したのではなかったのでしょうか?

TPP交渉参加に抗議する日本共産党志位委員長の会見はコチラ


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