こんにちは! ただち恵子です

政治と社会、日々の暮らしの小さな喜び。思いつくままに綴ります。

介護保険から「新総合事業」へ

2016-03-31 22:59:14 | 市政&議会報告
赤旗日刊紙を毎朝、配ってくださっている方が体調を崩され、昨日と今日、代わりに配達。

「この機会に朝型の生活リズムに」と密かに目論んでいたのですが・・・・思うようにいきません。





桜の大木に、若い枝。陽のあたるところでは、もう花盛り。


どっしりとした古木の幹に、新しい命が宿り、空に向かって伸びていく。

守り、守られる命です。


「果たして、人はどうなのだろう?」と、考え込んでしまいます。


「こんにちは ただち恵子です №827」のオモテ面を作り、印刷しました。裏は明日の仕事にします。


介護保険の要支援認定者の訪問介護、ディサービスが、保険給付からはずされ、市の「総合事業」に。移行までの猶予期間はいよいよあと1年。

その問題を取り上げた一般質問の報告です。


限られた紙面ですので、凝縮してエッセンスを。


以下に転載しておきます。


ご存知ですか?!  介護保険が大きく変わろうとしています!

 介護保険で要支援と認定された方の訪問介護、ディサービスは、法改定により介護保険の給付からはずされ、市町村の「地域支援事業」に含まれる「総合事業」に移行します。猶予期間が今年度で終わり、来年4月からは全ての市町村で総合事業が始まります。

市民と事業者に説明会を

 大きな制度改正について、市民・事業者への説明をどうするのか質問したところ、「現行相当のサービスが利用できる場合もあるので 、単純にサービスが利用できなくなるのでないかと、利用者が不安にならないように、担当ケアマネージャーや窓口での丁寧な説明に努める。市民全体への周知は、出前講座など地域に出向いて行う」という答弁でした。

新たな総合事業の基準・利用料等は?

 新たな「総合事業」はサービスの内容、利用料などを市が独自に決めます。国のガイドラインや大阪市、堺市などで発表されている案を見ると、無資格者による訪問介護、時間短縮のディサービスなど、現行の介護保険ののサービスより大きく後退することが心配です。
 答弁で「泉大津の基準は遅くとも10月には決定したい」と言われました。
 軽度のうちに専門職による適切な介護の保障をすることが、重度化を防ぎます。目先の財政支出の削減で「安上がり」のサービス押し付けではなく、必要なサービスを必要な人に保障すること、そのためにも報酬削減で打撃を受けている事業所の状況も把握することを求めました。
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戦争法廃止へ!決意の日

2016-03-30 23:06:53 | 憲法・平和
3月29日、安保法制=戦争法の施行の日。

「戦争法の発動許すな」と全国各地で声があがった。


私も地元、北助松駅で1時間、マイクを持ちました。

「私は、創価学会員だけど、この問題では公明党についていけない」と署名に応じてくださった方もありました。


憲法の歯止めを取り払い、自衛隊が武器を持てば、「国際紛争に日本が武力介入した」という「実績」をつくってしまう。

それはすでに防衛費の名で、軍事費を膨れ上がれさせている日本が、アジアの国からみて「脅威」となり、テロの標的になる口実さえ与えるかもしれない。


解釈で憲法を骨抜きにし、さらに明文改憲を公言する安倍内閣にノーの審判を!


3月29日は、新たな戦いへの出発の日。



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「無人駅問題」等で南海電鉄と交渉

2016-03-29 21:04:08 | 活動報告
大阪・和歌山の南海沿線の自治体の日本共産党議員団、日本共産党国会議員団近畿ブロック事務局などが、駅の無人化問題などで南海本社と交渉しました。

交渉には、わたなべ結・日本共産党大阪府委員会青年学生委員会責任者も参加。「南海各線と駅の利便・安全性をもとめる要望書」を提出しました。


南海電鉄は、大阪・和歌山の合計100駅のうち33駅が終日無人。乗降客3800人以上の松ノ浜駅もそのひとつです。

地元の北助松駅など「一部時間帯無人」を含めると50%以上。


私からも、駅無人化に対する地元の皆さんの不安の声を伝えました。

ホーム上に「非常通報ボタン」があり、「線路内に人が転落する等の非常事態が発生したときはこのボタンを押してください。  駅長」と書いてありますが、この駅には駅長さんも駅員さんもいない。

「泉大津駅からすぐに駆けつけてくれる体制はあるのか」と聞きました。(あるはずはないのですが。)

「泉大津でも人員に余裕があるわけではないが、非常時には泉大津の窓口を閉めててでも駆けつける」


泉大津駅は、諏訪ノ森・北助松・松ノ浜・忠岡・高師浜・伽羅橋の6駅の「管理駅」となっているそうです。

泉大津駅自身の乗降客は岸和田より多い26000人以上。他の駅の非常時に駆けつけるために「窓口を閉める」????そんなことができるはずはないと思いませんか?




会社側は「少子高齢化で、乗降客が減少。経営改善のための人件費削減。遠隔カメラの設置、定期的な巡回、地元警察との連携などで乗客の安全を守っている。」などの回答に終始。


「ベビーカーが赤ちゃんを乗せたままドアに挟まれ、母親がけが」「改札機の不具合で入退出ができずに、他の駅から係員が来るのを待っていて電車に乗り遅れた」などのリアルな実態を口々に訴えても「(無人化で)ご不便はかけているが、安全面では、有人・無人は変らない」と言い切られ、交渉は平行線でした。

「不便だけではない、命の問題」ということを言いたい。


隣の駅で遠隔カメラを四六時中、注視しているわけではなく、仮に見ていてもすぐに駆けつけられるわけではありません。


「機械ではなく、人がいてこそ守れる命がある」といい続けなければならないと思います。






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「スクールソーシャルワークの現場から」

2016-03-28 23:42:51 | 読書
サブタイトル 子どもの貧困に立ち向かう

「子どもの貧困」について考え、一般質問でも取り上げるなかでスクールソーシャルワーカーの役割がとても大切だと思った。

しかし、その実際の働きについては、イマイチよくわからない。

スクールソーシャルワーカーの仕事をしておられる方の話を聴きたいと思った。

本書は、そんな願いに応えてくれた。子どもたちとその保護者に日々接し、何をし、何を考えてきたのか。





著者;太田なぎさ 

発行所;本の泉社
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誰もが「生まれてきてよかった」と言える社会を

2016-03-27 20:31:12 | つぶやき
泉大津市セーフコミュニティ自殺予防対策委員会の主催で、講演会があったので参加しました。

《「若者の自殺予防」~サインを見逃さないた目に~》と題して、お話をしてくださったのは、司法書士の新川眞一さん。


「年間自殺者が3万人を超えた」と、衝撃を受けたことを記憶しています。

急激に増えたのは、バブル経済、そしてバブル崩壊の時期でした。

以来高止まり状態が続き、平成22年から減少傾向に。法改正により法定利息を超えた「グレーゾーン金利」が撤廃されたことの影響が反映していると思われます。

諸外国に比べればまだ自殺者の数が多いとはいえ、右肩下がりになったグラフの形に、サラ金からの借り入れに30%近い利率が、まかり通っていた時期に多重債務で苦しみ命を断った方々のことを思います。


「15歳から39歳の各年代の死因の第一位が自殺」だということ、病気や事故による死亡よりも自ら命を断つ方の数が上回っているというのは、なんとも悲しい事実です。

内閣府の「自殺対策白書」の「15歳~34歳の若い世代で死因の第1位が自殺となっているのは、先進国では日本のみ」という記述を引用されました。


政府自身が「先進国では日本のみ」と認める自殺率の高さ、その背景、要因について考えずにはいられません。

何が、それほどまでに生きづらい社会にしているのか。


講師は「万人が生まれてきて良かった」といえる社会環境を実現するためにいっしょに力をあわせましょう」という言葉で結ばれました。



出逢ったたくさんの人たちのことを思い浮かべながら、「私はゲートキーパーになれただろうか」と振り返りながらお話をききました。

善意の励ましが、人を追い詰めることもあること。大切なのは、今、辛い思いでいる人の話を聞き、共感すること。

温かい人と人との絆を実感できたときに、生きなおす力が湧いてくるのだろうと思います。


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おづ自然エネルギー市民の会 設立総会

2016-03-26 22:59:40 | 震災・原発・自然エネルギー
市民参加で自然エネルギーの普及促進をめざすNPOが誕生しました。

「おづ自然エネルギー市民の会」といいます。

「おづ」は、泉大津の市域が古くから「小津」(おづ)と呼ばれていたことから。

この街で暮らし、命をつないできた人たちの創りあげてきたものを、今ここに生きる私達の手で未来へつなぐ。

今日の設立総会を準備していただい皆さんの、そんな思いがつまっているのだろうと想像しました。



我が家の屋根に太陽光パネルを設置したときに、「太陽光発電は一定の条件がないとできないのだから、その条件がなくても気持ちさえあれば誰でも参加できる市民共同発電ができないだろうか」と考えました。

そのことを一般質問で提案したこともあります。


私自身はその後、特に積極的な働きをすることはできませんでしたが、市有地の無償提供で全額市民の出資による汐見市民共同太陽光発電所1号が建設されるにあたって、ささやかですが出資させていただきました。

今日、設立されたNPOは、引き続きあらたな市民共同による太陽光発電光発電所の建設をめざします。


設立総会にさきだつ「自然エネルギー普及における市民の役割」と題する和田 武さんの記念講演は、自然エネルギーの活用推進が世界の大きな流れになっていること、日本にもその大きな可能性があること、それを推し進めるのは市民の力であることが本当にすっきりと胸に落ちるお話でした。


「NO NUKES DAY」の全国大集会3万5千人。「原発ゼロ」の声が響いたその日、我が街に、自然エネルギーの普及を市民の力で進めるために活動するNPOが誕生したことを嬉しく思い、私も一会員として、一緒に勉強し、自分のできることを探していこうと思っています。


「市民の会」の事務所は、テクスピア大阪5階の市民活動支援センターに置くこととなりました。会の代表は、22年間、議員として一緒に活動してきた元市議の田中一吉さんです。関心のある方はどうぞお問い合わせください。

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議会報告作成

2016-03-25 23:10:35 | つぶやき
今日は「議会だより」の原稿締め切りの日。

粗原稿で12ページある「会議録」からA4の半ページにまとめます。一番伝えたいところを残してあとはバッサリ。


昨夜は未完成で(取捨選択に迷いがあって・・・・)朝も早起きしないといけないの寝てしまいました。


朝、久しぶりの駅での宣伝から帰って仕上げ、議会事務局に提出。


そして自宅にもどって、今度は議員団発行の「こんにちは 日本共産党議員団です」のB4両面の紙面の編集。

時計を見ながら、お茶も飲まずに一気に仕上げ。約3時間半。

何とか、約束の時間に間に合わせることができました


思い出しました。「残り時間あと何分・・・」と時計をにらみながら、答案用紙に向かったあの気分。



朝晩はまだ肌寒く、冬のコートが離せません。


でも見上げると、枝の先に蕾が膨らんでいます。


ブログの背景も、“春”にしました。



議会報告の原稿でエネルギーを使い果たしたので、今日はこれでおしまいです。せっかく拙いブログを開いてくださった方へ・・・ごめんなさい。

また、明日、お会いできますように。

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20歳の私が選んだのは「命愛しむ党」

2016-03-24 22:35:14 | 日本共産党
日本共産党が「現在においても・・・『暴力革命の方針』に変更はない」などとする政府の「見解」が閣議決定されたという。

鈴木貴子衆議院議員の質問趣意書に対する答弁書として。


FBで「党員の人がいちいち反応するから拡散している。(そんなことはないことは)皆わかっているのに。」という投稿があった。

その投稿主は「わかっている」方だと思う。善意で「ほっとけ」と言ってくださっているのだと思う。


でも、ウソのレッテルをはって攻撃すること。しかも政府の公式見解として。

こんなことが許されたら、一体どんな世の中になるのか。自由と民主主義そのものが危うくなる。

それを考えたら、黙ってはいられない。


学生時代の初めに、70年安保、沖縄返還、ベトナム戦争・・・政治と社会について考え始めた私の身近には「新左翼」と称される活動家たちがいた。

彼らが真剣に、自分を犠牲にしてでも世の中を変えようとしているのだと思えたこともある。まぶしく見えたことがある。実に一人ひとりは、悩み、迷い、そしてよりよいものを求めていることも間近に見た。


けれど、ある瞬間に「人の命を乱暴にふみにじる思想や行動は社会変革とは無縁だ」と心から思った。


日本共産党が「暴力革命の方針」を持っているのなら、私はこの党に身をおくことはなかった。



「議会の多数を得ての革命」の路線は明瞭(本日3月24日の「しんぶん」赤旗

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墓地組合議会の会議

2016-03-23 23:54:19 | 市政&議会報告
午前中は、高石市泉大津市墓地組合の議会。

「高石市泉大津市・・・」と言っても、泉大津市域の全体ではなく、「森・千原」という極く一部が対象です。

森町在住の議員と言う事で、私がその議会に送り出していただき、(もう一人おられるので交代で)、副議長という役職を務めています。

長い歴史的な経過の上にあるものなので、「そういうもの」と受け止めてきました。


けれど、「これでいいのか」という疑問を抱くようになりました。

墓地組合が管理運営する高石斎場を利用することができるのも森町、千原町の皆さん。

しかし、森町・千原町で在住であっても、2011年に汐見町に新設した火葬場「ゆうしお」を利用し、市営葬儀や民間のホール葬を利用される方もあります。

数年前の墓地組合議会で質問したことがありますが、高石斎場・火葬場の泉大津市民の利用は年間でも数件。率にして2~3%でした。

一方、墓地組合の規約では、分賦金(運営に関わる公費部分の市の分担金)割合は泉大津市が8%となっています。


斎場にエレベータを設置、大規模改修などの建設費用が議会に上程される度に、私は「耐震診断を優先し、その上で施設整備の長期的な見通しを持つべき」と主張してきました。

その一方で、「泉大津市民の利用が2~3%しかないのに、8%の分賦金」ということを固定的に考えることの矛盾を強く感じていました。

耐震診断と耐震補強には、通常の運営経費、墓地組合の財政規模に比して莫大な経費を要することを、これまで学校校舎や市庁舎の耐震化工事で経験してきましたから。

老朽化した施設の改修に相当な費用が見込まれるなか、利用実態にみあった分賦金の見直しを提案しました。

「斎場は、永年にわたって、高石市、泉大津市の皆さんに親しまれてきたもの。分賦金は規約で人口割りで決まっている。」という答弁に納得がいきませんでした。


今年度の事業として、斎場の耐震化工事、バリアフリーを含めたリニューアルの工事が行われ、そのために約9千万円の起債(借金)をすることとなりました。


こういう状況で1年前の定例会で、分賦金の見直しを求めたのに対し、初めて「今後の負担等のあり方については、現行の墓地の維持管理の状況、火葬場の利用状況等を踏まえて平成27年度中に協議検討」という答弁がありました。

ところが、1年たって提案された来年度の予算は、従来の分賦金をそのまま踏襲したもの。当然、検討状況について質問しましたが、「引き続き検討」という答弁が繰り返されました。


先祖伝来の墓地を守ってこられた森・千原の皆さんの想いを尊重しつつも、泉大津市の市民がほとんど利用することのない施設の整備に対しての費用負担は見直すべきだと思います。

高石の議員さんからの同じ趣旨の意見が出ています。

歴史的な経過は尊重しつつも、実態に見合った見直しは当然です。


分賦金も、その原資は市民の皆さんの貴重な税金ですから。

分賦金の見直しということで両市の話し合いが1年かけてまとまらないのであれば、「墓地の管理」と「斎場・火葬場」の管理運営は切り離して考えることも選択肢ではないかということも、今日は発言しました。


「一部事務組合」は、複数の自治体が共同で特定の事務事業を行うための特別地方公共団体で、議決機関である議会を持ちます。

墓地組合は「共同で」と言っても、そのウエイトは極端に偏り、ほぼ高石市民の利用。組合専属の職員は一人もいません。全て高石市の市の職員さんが「嘱託」という身分で仕事をされています。

「行政改革」というなら、見直しするべき問題だと想っています。


午後は水防組合の監査の仕事。

夕方、約束していた方を訪問し、お話いろいろ。

夜、おづみん子ども食堂でちょっとお手伝い。2回目の参加。

最後に、平和憲法を守る泉大津連絡会の会議に顔だけ出して帰宅。

そんな一日でした。
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公園のブランコ、きれいになりました!

2016-03-22 22:14:51 | 市政&議会報告
3連休を我が家で過ごした、○ちゃん、○おクンが今日のお昼に帰っていきました。

いつものことながら、小さな人たちが帰ったあとは、静かになった家のあちらこちらに、一緒に読んだ絵本や、広告の裏に書いた絵・・・が残っています。

小さな手の形、足跡が残っているような気がします。


お正月に、子ども達が公園で遊んだ写真のアップに「公園のブランコの板がはずれかかっていました。ブログを見て思い出しました。」というコメントをいただきました。

数日して、見にいったらすでに、ブランコの板がきれいなものに替えられていました。



その訳が、市議会の最終日の議案の中でわかりました。


3月18日、第一回定例会の議案、報告案件のひとつに「損害賠償の額の決定及び和解の件」がありました。

1月8日に、古池公園(通称タコ公園)のブランコで子どもさんが遊んでいたときに、ブランコの座板が破損し、怪我をされたということです。

損害賠償は「治療費を含む解決金」です。


その報告のなかで「再発防止に務めている」と言う説明があり、ちょうどその事故があった1月にいただいた上記のコメントも気になっていたので「再発防止の取り組みの具体的な内容、事故後の対応と今後の方策」について質問しました。

その答弁が「事故後、市内の全公園のブランコを点検し、木製の座板、36箇所は全て新しいものに替えた。今後はいっそう慎重な安全管理をすすめていく。」ということでした。


ブランコで怪我をされた子どもさんにはお気の毒なことでしたが、おかげで全ての公園のブランコの点検が改めてされたということです。


市が管理する、公園の遊具だけでなく、道路も公共施設も、いつでも安全に使えるよう状態であるために、行政の目配りだけでは限界があります。

利用者・市民の目でみて、危険を感じたときは、その声を行政の担当課に速やかに届け、速やかに対応されれば、事故を未然に防ぐことができます。

泉大津市が取り組んでいるセーフコミュニティの理念、「多くの事故・・・等による死亡や怪我は、偶然の結果ではなく、予防できる。」という考え方からも「市民の皆さんの気づいたこと、声を待っている」という姿勢をアピールして欲しいということを要望しました。


新年度の予算には「老朽化した公園の遊具の更新」の予算が含まれています。それを生かすためにも、市民共有の財産である公園の整備に市民の声を活かしたいものだと思います。


きれいに、そして安全になったブランコ。娘たちの母校、条東小学校の校庭とつながった畔田公園です。


○おクンはまだ、ひとりで座ってこぐことはできません。お姉ちゃんの隣で、ブランコにつかまって足は地面に。それでも、この満面の笑顔です。

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あれから一年

2016-03-21 22:51:51 | 父・母のこと
1年前の今日、母が92歳でその生涯を閉じた。

未明、というより深夜に兄からの電話を受け、「朝までもつかどうか・・・と病院で言われている。」と告げられた。


土曜日の朝だった。

それからの数時間で、いつも土曜の朝に配る日曜版を配り、その日の森下議員の事務所開きへのメッセージをメールで送り、出かける用意をした。

電車の中で、何度か義姉とメールのやりとりがあり、「意識はないけれど落ち着いて呼吸をしている」という言葉に奇跡を祈り、そして新大阪で、最期の知らせを聞いた。


新幹線の中で、娘たちに知らせた。


横浜の病院で、眠っているように安らかな、そして呼んでも応えてはくれない母と対面した。

母の遺志によって献体の手続きをし、遺体の傍らで半日を兄達、叔父、叔母、従兄弟達と過ごした。


遺体を見送ってから、母が過ごした部屋に立ち寄った。

読みかけの本、編みかけのセーター、テーブルの上のメモ、それら全ては母が昨日までそこにいたことの証。


本当にもういないのだということを思い知らされたような気がした。どっと涙があふれた。


優しい義姉が、いつもまでも背中をさすってくれた。

その暖かさに身をゆだねて甘え、いつまでも子どものように泣いた。


それが1年前の3月21日。


遺体はないけれど、母が望んだ通りに、母の手による自画像を遺影代わりにして、花で囲まれた祭壇は、とても美しかった。




この1年、たくさんのことを母と語り合ってきた気がする。

母はもう答えてはくれない。

それでも、私は「こんな時にはどうしたらいいのかな?」と母に問うてみる。


「母はきっとこう言っただろう」と、思いをめぐらせるヒントをたくさん残してくれたから。

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阪南市の「子ども園問題」から国の財政支援のありかたを考える

2016-03-20 23:17:51 | 保育・子育て
阪南市が公立の幼稚園・保育所、7施設をつぶして、たったひとつの660人規模の子ども園にすると言う計画を打ち出し、大問題になっている。

テレビの報道番組でも取り上げられた。

3月17日、衆議院地方創生特別委員会で宮本岳志議員は、50分近くの質問時間の全てを使って、阪南市の子ども園問題を取り上げた。

その内容はコチラから。


当事者である幼稚園・保育所の保護者への説明もほとんどなく、強引に進めるのはなぜか?

議会に対しても、市民・保護者に対しても「3月末までに、決めないと国の交付金がもらえない」という説明が繰り返されたと聞く。


宮本議員は質問の最後を「子ども達のためによりよい保育環境をどう作るのかの検討はそっちのけにして、どうすれば国の交付金がもらえるのかという議論に終始してきたのではないか?真に自主的、主体的な地方の努力を支援することが国の役割」という趣旨の発言で結んだ。

質問は、地方の実状や市民の声に基づく自主的判断を阻害する国の財政誘導を鋭く批判し、地方自治体の施策と国の財政支援のありかたそのものを問うものだったと思う。

地方議会に身を置く立場としては、国の補助金や交付金をうまく活用するための情報収集は大切だが、財政誘導に追随することで市民の願いを置き去りにしてはならないと、宮本議員の質問を通じて改めて考える。



泉大津市は、園児減少の公立幼稚園の施設活用による子ども園を公立で整備することで、低年齢児の保育枠を拡充して保育所待機児童の解消をすすめてきた。

阪南市のように、広い市域にたったひとつの大規模施設をつくるのではなく、地域に根ざした子育て支援の拠点として公立の施設を残そうとしている。



そうした市の取り組みに対し一部には「公立での整備は財政的に困難」という意見もある。


市民のために、よりよい選択をし課題を解決するために、市民の理解と合意、「子ども達の最善の利益」より国の財政政策を優先する議論は本末転倒ではないだろうか。
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小さなコックさん

2016-03-19 22:01:46 | 大きくな~れ パート2
そろそろかな?と思っていたら、やってきました。


ミートボールを作ります。弟の○おクンのは小さめに。

コックさんの帽子は、お母さんが白いボール紙で作ってくれました。




今度はクッキー。○おクンも興味津々で覗きます。手も出ます。


いろんなことができるようになりました。

でも、母親の姿がちょっと見えなくなると「おかーさーん!」と泣くのは相変わらず。


そんなときは、小さい弟の方がそばに行って、背中をトントンして慰めています。


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一万人の熱気

2016-03-18 23:56:43 | 日本共産党
市議会最終日。意見書採択など。



「反省会」と称するランチのあと、昨日に続いて「おづぷらざフェスタ」を覗いて、午後はセミナー「子どもの居場所づくり」に参加。


そして夕方、あいにくの雨模様になりましたが、バスで大阪市立中央体育館での日本共産党演説会へ。


一階アリーナも2階席も、時間を追うごとにうまり、熱気あふれる演説会。





45人乗りの大型バスの補助席も使って50人。

終わってから1万人の会場から出てきた50人が集合し、バスに乗るのはなかなか大変でした。全員無事に乗車してホッとしました。


本会議もセミナーも、夜の演説会も、それぞれに密度濃く、書き残したいこと、お伝えしたいこともいっぱいですが、眠気に勝てません。またの機会に。
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市議会定例会は 明日最終日

2016-03-17 22:57:39 | 市政&議会報告
市議会定例会の最終日を明日に控えて議会運営委員会を開催。

明日の本会議の運営の確認とともに、これまで議論を重ねてきた「携帯品(パソコン、タブレット)の会議への持ち込み」についても一定の結論を出しました。

時代の流れは「ペーパーレス化」。昨年の決算委員会から、会議資料の一部は各自のPCにデータで送信されています。


委員会へのPC,タブレットの持込は昨年の決算委員会から試行的に解禁してきてきましたが、今後の運用についてのルールを確認しました。

議員や職員だけでなく、傍聴者も認めるかどうかで議論になりました。


私も、様々な審議会や策定委員会等の「傍聴席」に座ることがあります。

会議を構成する出席者と傍聴者は、同じ資料を見ながら、議論を見て聴いて、認識を共有することに意味があります。


また、議会の傍聴をしている方が、議論を聴きながら条例や規則、制度の確認をしたいこともあるでしょう。

「会議を実りあるものに」という目的でPCやタブレットを活用するなら、傍聴者が希望すれば当然、その活用は妨げられるものではないと思います。


しかし、全体の話し合いの中での現時点では「議員、職員、事務局職員」の範囲ということで、「傍聴者については今後の検討課題」ということになりました。


議員提案の「意見書」についても確認。会派から文案を提出した「国保の国庫負担割合の引き上げ」の意見書も全体の合意を得ることができました。文案はコチラ




ところで今日から、泉大津シティのアルザ一階アトリウムで「おづぷらざフェスタ」が始まっています。自治会活動紹介のパネル展も同時開催。

おづぷらざは市民活動支援センターの愛称。市内で活動する様々な団体の活動が紹介されています。

今日は、時間がなくて通りがかりにちょっとのぞいただけですが、それでもいろんな方に声をかけていただいたり、これまで知らなかった活動にふれてワクワクしました。


明日の本会議が終わったらまた寄ってみたいと思っています。

フェスタは23日まで開催しています。パネル展示だけなく、ステージや体験コーナーも。




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