市議会本会議2日目。
13人の議員の一般質問が全て終わり、議案の審議。
一般会計から病院事業会計へ10億円の追加繰り入れの補正予算案に反対しました。
反対は日本共産党の2人と「会派に属さない議員連合」の2人。
賛成多数で可決となりました。
一般会計から病院事業会計への繰り入れは当初予算で9億円。
それに今回の10億の追加で19億円。
南出市政のもとで、毎年度9億円の繰り入れに抑えられてきました。
9億円のうち、国の交付税措置が約5億3千万円あり、正味の市の「持ち出し」は約3億7千万円。
この3年間、「資金不足」(いわゆる「赤字」)があっても、追加の繰り入れはしてこなかった。
ここへきて、なぜ10億円か?!
新病院建設のための120億円の借金を大阪府に認めてもらうために、作成した「10年間で収支不足を解消する計画」が6月の病院整備対策特別委員会に示された。
その「収支計画」(案)への疑問について書いたブログを読み直すと、「資金不足解消の実現可能性は極めて疑問」と控えめに書いたのでした。
「きわめて疑問」どころか、「実現可能性は皆無」であることが明白。
すでに破綻している。
「見直しが必要である」ことは、病院当局も認めています。(9月25日 病院整備特別委員会答弁)
それなのに、収支計画の見直しもなく「10億円繰り入れは認めろ」という予算の計上は乱暴ではないか?
生長会と一緒になって一般社団法人を設立し、地域医療連携推進法人の認可を府に申請するための手続きも着々と進めているという。
何が何でも、新病院建設へひた走る。
市民不在、市民置き去りの暴走と言うしかないと思うのです。