昨日の午前中は、社会教育委員会議を傍聴しました。
傍聴者は私ひとりでした。
社会教育委員会議とは、社会教育法に基づき「市町村に設置することができる」という規定。泉大津では教育委員会の委嘱を受けた7人の委員で構成されています。
条例や規則を読んでも、その役割や権限など、いまいちわかりにくい。
教育委員会の会議録は公開されていますが、この会議の会議録というのものはあるのか?会議開催の告知は、どこでされているのか?
会議の開催はたまたま、市役所ロビーの掲示板で知り、議題が「新図書館整備検討について」ということだったので、時間をやりくりして傍聴しました。
「会議資料」に新しい図書館についての市民ワークショップや市民アンケートの結果、団体ヒアリング、検討委員会の会議録などの資料が入っているので、じっくり読み込み中。
資料の最初のページにある「新図書館整備スケジュール(案)」によると
今年度中、来年の3月までに「図書館整備構想作成」とありますが・・・。
私は、そもそも「市内に一つの図書館」ということで良いとは思いません。
泉大津より人口の少ないお隣の高石市でも、図書館は2館。全国的なレベルからみても泉大津の人口規模、市域から「1館体制」では平均以下。
「駅前で便利になる」と思う人もある一方、「今より行くにくい」(位置の問題だけでなく、環境、駐輪場など)という意見も出ています。
「図書館構想」というなら、本館といくつかの分館、学校図書館などのネットワークを機能させる形を描くのが本来ではないのか。
さらに、他の生涯学習施設の今後の整備と併せて、検討する必要がある。なぜなら「老朽化して機能が十分果たせていない」のは、図書館だけではないのだから。
・・・ということを考えながら、昨日の会議を傍聴しました。