昨日は衆議院予算員会で志位委員長が質問。
医療崩壊をくいとめるために、PCR検査センターを全国に数百ヵ所つくるために200億円程度、感染者受け入れによる病院の減収補填に半年で1兆4千億円、軽症者・無症状者隔離・保護の施設確保に6500億円の試算を示し、「抜本的財政措置を」と求めた。
安倍首相は、何を聴いても「緊急包括支援交付金を新たに創設した」。
「緊急包括支援金」と言えば、何にでも便利に使えそうだが、計上された予算の額は1490億円。
今日は、参議院の予算委員会で小池晃議員の質問。
「コロナ危機で退学を検討している学生が5人に一人」と言われているとき、補正予算案の授業料減免はわずか7億円。「1600人に一人しか減免されない」
前日、志位委員長が「また緊急包括支援金?うちでの小づちではない」と批判した1490億円に、「政府が今の10倍、20倍の感染入院患者の増加を想定しながら、1490億円で対応できるのか?」と追及。
今、目の前の危機を直視し、必要な手立てを。政治の責任を問う。
「PCR検査が進まないのはなぜか?」という他の野党議員の質問に、何度聴いても
「国と地方、医療関係者が力を合わせて・・・」「総合的な施策推進・・・」などの、答弁が繰り返された。
「新規の感染者が減っている」という数字がされても、検査数以上の新規感染者数はないのだから、「検査数はどうなのか?」とずっと疑問をもっている。
受診者相談センターの電話が通じない。
通じても「かかりつけ医に相談して様子をみて」と言われた。
こんな声を現に聴く。
PCR検査が進まないのはなぜか?
検査機器が足りない?
医療スタッフが足りない?
入口の「相談センター」の機能麻痺?
それとも?
昨日と今日の質問を聴いて、足りないのは「国のやる気だ」と思う。それが残念な予算規模に表れている。
質問は昨日は車の中で、今日はその時間に合わせて在宅で聞いたが、一度ならず電話で中断。
もう一度聞きなおそう。
それぞれ1時間近くになりますが、stay homeの皆さん、ぜひ視聴してくださいね。