今日のの毎日新聞朝刊。
オリンピック・パラリンピック開催に「反対」58%。
賛成「30%を上回った」とあるが、少々の上回り方ではなく、反対が賛成の約2倍。
都内の有権者を対象としたアンケート調査。
これだけ、「オリンピック開催まで○○日」と、開催を自明のこととしたマスコミ報道の洪水の中で、この結果。
国民は不安はぬぐえない。
今日のの毎日新聞朝刊。
オリンピック・パラリンピック開催に「反対」58%。
賛成「30%を上回った」とあるが、少々の上回り方ではなく、反対が賛成の約2倍。
都内の有権者を対象としたアンケート調査。
これだけ、「オリンピック開催まで○○日」と、開催を自明のこととしたマスコミ報道の洪水の中で、この結果。
国民は不安はぬぐえない。
月に一度、発行している地域の後援会ニュースの一面に「オリンピックは中止して コロナ対策に全力を」と書きました。
早速、お怒りの電話がありました。
ご縁があって、この5年間ほど、毎月のニュースをお届けしている方からでした。
「オリンピック中止って、アホなこと言うな!」
「選手の気持ち、考えてみろ!」
4年に一度の、この時のために、厳しい鍛錬を積んでこられたアスリートの皆さん。あるいは、この大会が人生で最後の舞台であるかもしれません。
しかし、それでも、オリンピック、パラリンピックで人の流れが大きく動き、感染を広げるリスクが避けられないとしたら、どんなに辛くても、残念でも「“五輪”より命が大切」と言う判断をしなければならないのではないでしょうか。
「ここまできて、今さらやめられない」という意見もあります。
「五輪は自然現象ではなく、人間が行うイベントだ。そうであるならば人間が止めることはできる。五輪開催によって追加の感染リスクや亡くなる方が出てきてはいけない。
政治が決断すれば、いつであれ・・・開催の直前であっても、場合によっては始まっていても・・・中止できる。
『国民の命と健康を守れない』となれば、いつであれ中止を決断しなければならない。」
志位委員長の記者会見で、記者の質問に答えた言葉でした。
高校時代、山岳部で一年中、週末は山でした。
特に「夏休みは、山にいくためにある」などど言ったものです。
悪天候で頂上がすぐそこでも、「引き返す」という決断をしなければならない時もありました。
話のスケールは違いますが、“怒り主”のお電話の声を聴いて、そんなことも思い出しました。
「“五輪”より命」を掲げて、東京都議選もスタートしました。
第2回定例会の最終日でした。
議案は、コロナで困窮した世帯への給付金。
生活困窮者自立支援金は、コロナ禍による生活困窮に対応した特例貸付、社会協議会が窓口になっている貸付金を利用し、「もうこれ以上は借りられない」という場合。
特例貸付は、「返済時期がきた時点で住民税非課税であれば、返済が免除される」というのが救いですが、そうは言っても貸付=借金です。
コロナの影響で仕事がなくなったり激減したり・・・とうなかで、借金を増やすことにためらいがある。困窮状態、先の見通しもないときに、「まずは借金を」ということで、本当の自立支援になるのだろうか?と疑問です。対象者が限定されているので、該当するかたには、7月以降、個別に通知が送られます。
もうひとつは、所得の少ない子育て世帯に、一律5万円の給付。
児童手当、または特別児童扶養手当の支給を受けている住民税非課税(申請不要)
18歳未満の子どもがいて(障害児は20歳未満)、住民税非課税または、コロナ禍で収入減。(申請が必要)
二つの給付金とも、国の財源によるものです。
これで救われる人もいるはずなので、賛成はしましたが、本当に必要なところに、速やかに支援の手を届けることがまだまだ必要です。
ワクチンの1回目の接種の日でした。
クーポン券と一緒に送られた書類や、予約券のハガキの説明を、かなり真剣に読みました。
「密にならないように、予約時間に合わせてお越しください」と予約ハガキにあります。
「時間に合わせて・・・」というけれど、ピタッとその時刻にというわけにもいかないし、何分前の到着するのがいいだろうか?と、これも、いつになく真剣に考え、結局「10分前に到着」としました。
集団接種の会場は総合体育館。
予約時間ごとに、待っているスペースが用意されていましたが、驚いたのは。1時間以上あとの予約時間を掲示した場所にすでに、かなりたくさんの方が座って待っておられたこと。家にいても落ち着かずに、出かけてこられたのかもしれません。
「9時45分予約」の待合スペースに座ったのは5分ほど前でしたが、ほとんどの方がすでに着席して「最初の説明」を聞いておられました。
あとは「受付」⇒「予診」⇒「接種」と進み、しばらく「健康観察」という時間があって2回目の接種日を確認して終了。約30分。
副反応という症状も、今のところは全くありません。
初めて、「加齢性難聴への補聴器購入費用の助成」を質問でとりあげました。
森下議員が、予算委員会で質問したときに「障がい者施策として重度難聴の方に補聴器を給付する仕組みになっている」という答弁。
補聴器の給付対象となる「重度難聴」とは「両耳の聴力が70デシベル以上、または片側の聴力レベルが90デシベル以上でもう一方が50デシベル以上」ということです。
前のふたつの質問で、ほとんど質問時間が残っていないので、聞きたいことも、言いたいことも、バッサリと省略しなければならないなかで、「これだけは・・・」と確認したのは「70デシベルというのは、どの程度のレベルか?」
「聴力レベル70デシベル以上のものとは、40センチメートル以上の距離で発生された会話を理解しえない」という答弁。
実は、大門みきし議員の財政金融員会での質問(2019年3月20日)で、知っていたのですが。
70デシベルがどれほど、高いハードルか!
その認識を、議場にいる皆さんと共有したかったのでした。
「40センチといえば、食卓を挟んで会話がなりたたない。感染防止で2メートルの距離では絶望的」です。
「先行実施している自治体の状況等について調査研究してまいりたい」という答弁に期待し、私も、もっと「調査・研究」したいと思っています。
緊急事態宣言が期限の20日で解かれ、公共施設の使用ができるようになって、「やっとみんなに会える」と、LINEグループで喜びの声が飛び交っています。
長引くコロナ禍は、人が集い、交流することを困難にしました。
駅前の書店もあいて、ほっとしました。
ところで、一般質問で、コロナ感染防止に関わってPCR検査について今回も質問しました。
臨時議会での市長の「やたらに検査を増やすとデメリットの方が大きい」という発言の根拠について。
質問の中で紹介した、岩波の「科学」5月号に掲載された、慶応大学の濱岡豊教授の、全国47都道府県のコロナ対策の比較は、事実に基づく検証。
その概要が、週刊誌「女性自身」の22日・29日合併号に掲載されました。
以下、質問時間が足りなくて引用できなかった、濱岡教授の解説。
「鳥取県では・・・手厚い検査体制をしいて、陽性者が少ない時期でも検査を継続したことで、早期に感染者を見つけ、隔離・療養させていたことがわかります。これはニュージーランドや台湾などコロナ対策で成功した国と同様の対応です。」
最下位の大阪については「・・・流行したら検査するという場当たり的な対応。病床数が不足していて、自宅療養者の割合も流行時に増加。宿泊施設の客室稼働率や、消費支出も大きく下がったままで、経済への影響も深刻」
「検査をしすぎて社会経活動がとまった」のではなく、その真逆に、「検査を怠って、感染拡大、社会経済活動が大きく落ち込んだ」のが日本であり、その中でも大阪。
「命をかけた地球的規模の実験」だと言いました。
対策と影響、事実から何を学び生かすのか?
「この1年間の国内外の事実に照らした説明を」と求めたのは、「検査をたくさんして、そのことによって社会経済活動が止まった」という事例が、日本のどこかに、あるいは世界のどこかにあるのだろうか?という単純な疑問です。
残念ながら、答えはありませんでした。
「PCR検査については様々な見解があり、この場でお答えするのは困難」という意味不明の答弁。
「この場」=本会議場での行政のトップの発言について、議員ですから「この場」で質問したのですが。
「市立病院の今後のプランについて、正しくご理解いただくために、目的やプランの中身などのお話を対談形式でお伝えします。」
こういうコメントを添えて、市のホームページにアップされている市長のメッセージ「市立病院のこれからについて」があります。
動画のなかでの市長の説明で「(再編後)年間市の負担が実質1億円で運営できる。これまで13億~15億かかっていたものが相当圧縮できる」という言葉があります。「その差額を福祉や教育に回せる」とも言っています。これを聞けば、「13億~15億の負担が1億円に激減。その差額の10億円以上が、福祉や教育に回せる」と思った市民の方もたくさんおられたようです。
「13億~15億かかっていた」(かけていた)ということも事実ではない。
南出市政1期目の当初3年間は当初予算の毎年度9億円でした。
そのうち国の交付税措置が約5億3千万含まれています。
「13億~15億」と「1億円」を比較して「福祉や教育の財源」が生まれるかのような説明から、どんな「正しい理解」をしたらいいのか?
「正しい理解を求めるなら、正しい言い方をしてください。」と言いました。
「市の財政負担が軽減されると言うなら、いったいいくらくらい、福祉や教育に回せるのか」とも聞いてみました。
「この場でお示しすることは困難」」ということでした。
今、新病院の建設にあたる事業者を公募しているなかで、明らかにされていない市の財政負担
1,現病院を230床の総合病院から82床の(仮称)小児周産期センターとして活用するための改装費用
2,生長会との「基本合意書」では「有償または無償」とされている新病院用地の賃借料
3,民間との賃金格差に配慮した人件費加算
これらについての「現時点での試算」を尋ねましたが、全く答えはありませんでした。
現病院の改装費用については、「これから具体的な試算をする段階なので、概算でも試算を示すことはできない」と言われます。
新病院建設、府中病院との連携の考え方を議員総会で示された1昨年、年末の議員総会でも、「新病院の建設費用約100億円」という数字が示されました。
何かをしようとするときに、どの程度の財政負担が生ずるものかどうか?
概算でも示されるのが普通です。
確定するまで具体的な数字は出さない、それでは、「いったいどこまで膨らむのか」と疑念が募るばかりです。
市民と議会への説明は何だったのか?
大きな大きな疑問が膨らみました。
市立病院の再編計画について「発言通告」を出したあとで、大阪府のホームページにアップされている資料を知りました。
写真はその一部。
第54回大阪府医療審議会の資料として出されたものです。
タイトルは「泉大津市立病院・府中病院の再編について」
その中に「事業スタートは3病院でさせていただき、今後事業の検証を重ね、必要があれば合併を含め考えていきたい。」
「まずは周産期医療体制の集約化を現在の市立病院で実現した上で、新たに建設する高度急性期病院とより緊密な連携をとれる再々編の時期と可能性について引き続き模索する。」と書いてあります。
これまで市は「市立病院はなくなりません」と繰り返し、説明してきました。
また「現市立病院・穴田に建設しようとしている新病院・府中病院の3病院を、一つの法人として連携する」という再編計画を「唯一無二」の方策とも言ってきました。
市民と議会には、こうした説明をしながら、市民の知らないところでは「必要があれば合併も・・・」「再々編の時期と可能性」などと言っていたとすれば、それは市民に対する背信行為ではないでしょうか。
「発言通告」から離れた質問は、原則としてできないルールですが、「泉州2次医療圏の中での合意形成の状況」を質問項目のひとつとして提出していたので、それに関連して質問することができました。
「必要があれば・・とは、どんな状況を想定しているのか」「合併とは、今の下条町の病院をなくすということなのか」と質問しましたが、それに対すはありませんでした。
ただし答弁のなかで、「・・・そうした発言をせざるを得なかった」と、「合併」「再々編」などの発言を公の場でしてきたことを認めました。
市立病院整備特別委員会をすみやかに開催し、議会としての役割を果たすことを求めていきたいと思います。
質問は17日、午後の1時からとなりました。コチラから視聴してください。
一般質問、議案審議、終わりました。
議案の中では、一般会計の補正予算に反対しました。
補正の内容は、ほとんどが国のコロナ対策臨時交付金の活用事業。
今回の、交付金の泉大津への配分額、約3億円の半分近く1億4千万円を、「キャシュレス決済ポイント還元事業」につぎ込みます。
「スマホを持たない」「買い物は現金」という市民は、最初から対象外。
「今日の売り上げで、明日の材料費を仕入れ」というカード決済と縁のない小さいお店、事業所も恩恵なし。
一部の人だけが得をするやり方には賛成できません。
一般質問は、35分という最長の時間配分で臨んだのですが、やっぱり時間切れで終わりました。
報告はまたあした。
今日のお弁当。
豚肉で、じゃがいも、にんじん、大葉を巻きました。
あとは煮卵、ミニトマト、ひじきなど定番。
市議会定例会、一般質問の1日目。
早いペースで、14人のうち9人まで終わりました。
明日は残りの5人の質問のあと、補正予算、図書館条例などの審議です。
私の出番は、午前中の最後かと・・・。
今日のお弁当は、残り物シリーズ。
ゴーヤと玉ねぎ、ベーコンを炒めたのが、一口残っていたのを卵焼きに一緒にいれて。
ヒジキとミックスビーンズは常備菜。
いっぱい作った野菜スープの中からニンジンを取り出して彩(いろどり)に。
少しだけ残っていたブロッコリーは蒸し煮で塩、コショウ。
ピンクはミョウガの酢漬け。
残り物だけど、おいしかったです。
これは、母の日のプレゼントが入っていた袋。
お弁当袋にちょうどでした。
質問の組み立て、議案の態度表明。
もう少し、がんばります。
傍聴よろしくお願いします。
辛口のご意見もお待ちしています。
明日、6月16日。市議会定例会が開会となります。
16日・17日の2日間にわたって、一般質問。
2日で終わらなければ、18日の金曜日が予備日ですが、14人の質問は普通は、2日間で終わります。
そして補正予算、条例改正等の議案審議に。
私は11番目なので、間違いなく2日目。
明日は、聞かせていただくばかりです。
質問の順番は、くじ引きです。
子どもの頃から、くじ運は悪く、めったに前の方になりません。
ご都合のつく方は、傍聴してください。
10時開会です。
インターネットでの視聴はコチラから。
2013年6月9日。
私が、ここに植えたのは、ほとんど白い紫陽花の小さな苗でした。
それから8年、毎年毎年、小さな花を咲かせてくますが、今年は今までで一番きれいです。
一つの株から
こんなに、いろんな色の花が咲きます。
身も心も病んで、かける言葉もない日がありました。
そんなあなたが、ある日、この地を離れていきました。
一緒に生きていきたいと心から思える人と出会って。
6月生まれのあなたの幸せを願って、植えた私の紫陽花です。
あなたは、あなたの花を咲かせていますか?
防災備蓄物資の入れ替えを活用した生理用品の配布から始まって、今、「必要な方に・・・」と市役所1階ロビーの生活応援窓口での無償配布が行われています。市のHPでの案内はコチラ。
経済的困窮によって生理用品の購入ができないという女性の声が、「生理の貧困」という言葉で大きな社会問題になった。
16日から始まる市議会定例会に提案される補正予算にも、コロナ対策の国の臨時交付金の活用の一環で、学校への生理用品の配布が盛り込まれている。
必要になった時に保健室に行くのではなく、「トイレにいつもあることがあたりまえ」であって欲しい。
写真は、奈良県大和郡山市の学校のトイレに設置されたもの。
優しさにあふれています。
生理用品のトイレ設置が素晴らしい工夫 トイレで使う用だけでなく、生徒が持ち出せるよう、封筒も設置!画像の引き出しに、上から封筒、昼用、昼用、夜用、夜用。ナプキンは全て2枚1組でジップロックのような袋に入れてあります 養護教員と女性教師が考えたそうですが、ホントに嬉しい配慮です
写真と説明、大和郡山市の徳野 衆議員のTwitterからいただきました。
女性の生理の問題を「大切なこと」として、人権の問題、命の問題、お互いを思いやる優しい社会へのプロセスの問題として、語られていることを嬉しく思っています。
今日の「しんぶん赤旗」に東京都・千代田区の補聴器助成制度の紹介の記事があった。
上限2万5千円を「購入費の9割・上限5万円」引き上げたのが昨年4月。
助成額を増やすことで助成を受ける人数が、ぐんと増えたという。
記事を読んで、はっとしたのは「聴覚障害の身体障がい者手帳を持っていない区民」が対象で、高齢者だけにしぼっていないということ。
また、加齢によって聴力が低下することを考慮し、「助成は1回限り」の制約もなくしたこと。
あたりまえのことだが、身体の変化には個人差がある。
早くから、難聴になれば、早くから補聴器を使った方がよい。
そして、さらに聴力が衰えれば、買い替えが必要だ。
私は、30代の終わりで、視力の衰えを実感し、老眼鏡を作った。
電話帳の文字が読めなくなり、「立派な老眼です」と言われたときは、さすがにショックだったが、メガネを作って、頭痛などの症状も消えた。
視力も聴力も、身体能力の変化には「個人差」があるのだということ。
あたりまえのことだが、念頭になくて「高齢者の補聴器購入費補助」というタイトルで発言通告を出したのは、少し考えが足りなかったと反省している。